苦痛と快感




『ポピュラーサイエンス』という米国の科学誌の2002年6月号に、興味深い記事が載ってました。
「苦痛からエクスタシーへ。痛い!だけどやめられない!」というタイトルが付けられた記事です。以下は、その記事からの抜粋です。

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 痛みに快感を覚えるのは、マゾヒストだけではない。例えば、汗が出るほど辛い食べ物が好きでたまらないという人もいるし、動けなくなるほど激しい筋トレがやめられないという人もいる。このように、人が体を痛めつけることに快感を覚えるのはなぜなのだろうか?一部の科学者たちは、それを突きとめるための困難な研究に快感を覚えたらしい。
最近、マサチューセッツ総合病院のデビッド・ボースックたちは、人が快感を覚えた時に反応する側坐核(そくざかく)という脳の部分が、痛みを感じた時にも反応することを発見した。この事実は、苦痛と快感の間には明らかに通い合うものがあることを証明している、と論文の執筆者の1人であるボースックは言う。
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 この記事によると、人間の脳が感じる苦痛には3通りあるそうで、肉体的な苦痛と精神的な苦痛、そして痛みを予期した時の苦痛だそうです。この苦痛を感じる脳の部位が、食事やギャンブル、ドラッグといった行為から快感を得た時に反応するのと同じ箇所なのだそうです。
 おしっこを我慢するのも、確かに苦痛です。それは肉体的な苦痛であると同時に、社会的状況の中での羞恥心を伴う、あるいは粗相を予期してしまう、という精神的な苦痛でもあるわけです。しかし、ある種の人たちによっては、おしっこを我慢するという行為が、脳の中で快感をもたらす部分とリンクして繋がっている、という可能性は十分に考えられると思います。

 ところで、先日A子さんにちょっと意地悪をして、いつもより少し多めの苦痛を感じさせてしまいました。おしっこを限界まで我慢したあとに、今度はおしっこを少しずつしかする事が出来ない、という苦痛です。一般に女性は、ふだんでもおしっこを途中で止めるのは大変な事だと言われていますが、限界まで我慢したおしっこを、途中で止める事が果たして出来るのでしょうか?
 ギリギリまで我慢したおしっこを、いつものように一気に放出する事が出来ないとわかったA子さんは、さすがにちょっとパニック状態になってしまいました。
(参照:CC日記2002.5.14)
 しかしA子さんは、なんと限界状態の膀胱から、約2分半くらいかけて見事に小さなグラス(ひとつ大体150CC以下)に小分けにして、おしっこを注ぎ入れたのです!

 さてさて、A子さんの中で苦痛と快感は繋がったでしょうか?
もうちょっと詳しくしりたい方はこちら

 A子さん談「ぜ〜〜んぜん。一気にさせてくれたほうが快感にきまってるでしょ!」

だそうです・・・


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