ハプニング




 今回は「CC日記」(2002.8.29)に書いてあったハプニングについてのレポートです。

 昼間猛暑の中、半日ほど歩き回ったA子さんは、美味しそうにビールを飲みながら「クスクス」を食べていました。冷やした赤ワインとビールを飲んでいたA子さんが「おしっこしたくなってきた」と言い出したのが、9時ちょっと過ぎくらいです。彼女がそう言うのは、たいていもう限界が近くなってからなので、私はそろそろと写真と録音の準備を始めました。ビールを飲み始めてから、まだ1時間半くらいしか経っていなかったので「まだ、もう少しだいじょぶでしょ」と言いながら、私はゆっくりと準備を始めました。9時24分に「ああ、、でも、もう我慢出来ない」とA子さん。「まだ、だいじょぶだよ」と私。「ダメー、じゃあ9時40分まで何とか我慢するから、ちゃんと準備しておいてね」「うん、わかった」

 私は一応の機材の準備を終えると、残りの時間をA子さんの我慢姿でも写真に撮って楽しむ事にしました。A子さんは、もう何時でもすぐにおしっこが出来るように、すでにジーンズを脱いでしまっています。


9時25分。これが、かの有名な「かかと押さえ」ですな。  

 ところが、9時27分。
A子さんにしては珍しく「ああ〜、もうダメ〜〜」と言いながら、あそこを押さえて立ち上がって、激しく足踏みをしながらウロウロしはじめました。
「ねえ〜、お願い、もうダメなの、洗面器持って来てよ〜〜〜」
「だって、自分で言った時間までまだ10分以上あるよ」
「だって、もう本当にもれちゃう、、、」
たしかに、前を押さえながらこんなにうろたえているA子さんを見るのは、初めてかもしれませんでした。こりゃ〜ホントにもうヤバいかな、と思い「じゃあ、9時30分になったらいいよ。あとちょっとだから、頑張って!」と言いながら、写真を撮っていました。
「あ〜〜〜ん、もうダメダメダメ、出ちゃう」



(中略)


 9時29分。
あそこを押さえているA子さんの手の間から、おしっこが出て来てしまいました。おしっこは最初はポタポタと垂れていましたが、数秒後に「シャ〜」という音と共に、床に迸ってしまいました。その約7秒後にA子さんはおしっこを何とか止めて、それを見た私は慌てて洗面器を取りに行きました。そしてA子さんは、残りのおしっこを無事洗面器の中に放出しました。

 めでたし、めでたし。

 全然めでたくないわよ!(A子)


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