立っておしっこ




 たまたま見つけた朝日新聞の夕刊の記事です。国立競技場に「サニスタンド」という女性用の立ちション用便器があるという事は、以前から知っていましたが、この記事の設置理由を読んで、ちょっとびっくりしました。トイレがグラウンドのすぐ近くに設置されたのは、緊張して尿意をおぼえた選手達がすぐにかけ込めるようにする為だったという事です。選手達が、少しでも早く用をたせるようにとの配慮だったのでしょう。
このサニスタンドという便器は、もともと米国製のものが原形になっているそうで、洋式便器のように、後ろ向きになって中腰でおしっこをする仕組みだそうです。
ここで実際に中腰でおしっこをすると、おしっこは果たしてどれくらい後ろの方に飛ぶのだろうというささやかな疑問がわいてきちゃいました。女性の場合は、おしっこの飛ぶ方向は人によってかなり様々だと思います。普通にしゃがんでする時に、前の方に向かって飛ぶ人もいれば、真下よりちょっと前方に向かって飛ぶ人もいます。左右に斜めに飛ぶ人もいます。
そこで、とりあえずA子さんにお願いして、何度か実験してもらいました。お風呂場で、中腰になって、なるべく後ろの方に飛ばすようにおしっこをしてもらいました。

 A子さんの場合の結果は御覧のような感じでした。何度も試してもらいましたが、ほとんどの場合が一番左の写真のように真下より前方に落下しました。かろうじて後方に向かって飛んだのが一番右の写真です。サニスタンドの中にうまくおしっこを収める為には、かなりお尻を後ろに突き出さないとならない感じでしょうか、、、

ここで、ちょっとした問題を発見しました。本人は気がつかなかったのですが、両腿の内側におしっこの飛沫が6〜7滴着いちゃっていました。

 和式便器にしゃがんだり洋式便器に座ったりするのと違って、このように飛沫が腿にかかってしまう事があるようです。
皆さんも、お風呂場で実験してみてください!

〜〜〜おまけ その1〜〜〜

最近はこんな形もあるようです。

〜〜〜 おまけ その2〜〜〜

 こちらは「立ったまま用がたせる女性用パンツ」だそうです。
中国で王さんという方が発明したそうですが、
「女性は立って用をたす必要はない」
「スカートの時、こんなパンツは嫌だ」
「公共トイレで立ってしていたら変態だと思われる」
「使い捨て形式は、一日に何度も履き替えるので不便」
等、散々の酷評で、結局商品化はされなかったそうです。
詳しい仕様はわかりませんが、見た感じだと
これじゃあ、おしっここぼれちゃいそうです・・・


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