おしっこについてイロイロと




今回は、おしっこについてイロイロと考察していきたいと思います。

●おしっこの色●

 まず最初は、おしっこの色についてです。
おしっこの役割には、大きく分けて2つあります。1つは、人が生きていくために使われた様々な物質の老廃物をからだの外に出すことです。もう1つは余分な水分をからだの外に出すことです。ですから当然、水分を沢山摂取すると色は薄くなっていきます。A子さんの例で見てみましょう。

 左が2002年4月21日、朝一番のおしっこです。右がその日の夜に出した1050mlのおしっこです。同じ人の同じ日のおしっこなのに、色が全然違いますね。また、風邪薬やビタミン剤などを摂取した後は、まっ黄色なおしっこが出るという事を経験された方も多いと思います。

●おしっこの匂い●

 健康な人のおしっこは、やや酸っぱいにおいがします。また、おしっこをそのまま放置すると細菌の働きによりアンモニアに分解され、刺激臭を持つようになります。清掃の行き届いていないトイレで感じる臭いは、このアンモニアの臭いです。残念ながらWEB上で匂いをお伝えする事は出来ませんが、水分を沢山取ったあとのA子さんのおしっこは、ほとんど無臭です。

●おしっこの味●

 私の知り合いに松沢呉一という物書きがいます。彼は「飲尿療法」についての真面目な本をいくつか出版していて、本人も実践していました。「飲尿療法」というのは、簡単に言えば「毒をもって毒を制す」みたいなもので、自分の体から出た悪い物質をもう一度自分の体内に取り入れる事によって、己自身の自然治癒力を高めるというものです。私はまだ「飲尿療法」をやった事がないですが、松沢氏曰く「刺身や寿司を食った次の日の小便は最悪の味」だそうです。醤油の塩分がそのまま出てしまうらしいです。(ちなみに「飲尿療法」は、朝一番の濃縮された尿を飲むのがいいそうです)

●おしっこの放出時間●

 これは男性と女性では、体の構造上全然違います。男性は尿道が長くて曲っているのに対して、女性はまっすぐで、4〜5センチしかありません。ちょうど先日A子さんが2日続けて、おしっこを1リットル以上我慢出来たので、その時のおしっこをしている時間を見てみましょう。
2002.4.20.1060ml. 49秒
2002.4.21.1050ml. 46秒 ←そのあと5秒くらいタラタラと滴ってますが、、、
 ちなみに男性では、1030mlで70秒という私のデータがあります。やっぱり女性の方が圧倒的に時間が短いみたいですね。

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