H美さんの場合




 私の友人にH美さんという女性がいます。
私よりちょうど一回り年下の素敵な女性です。初めて会ったのは、彼女がまだ中学3年の頃でした。学校の制服を着て、私の演奏を聞きにきてくれていました。月日の流れるのは早いもので、そんな彼女も今ではもう立派な大人の女性です。
先日久しぶりに二人で飲む機会がありました。
ビールで乾杯をして、しばらく雑談をしたあと、彼女に言ってみました。
「ところでさあ、オレの研究に協力してくれないかなぁ、、、嫌だったらいいんだけどさぁ」
「えっ、、、なに?」
「実はおしっこの研究してんだよー」
「え〜〜、なにそれ〜〜!」
私は、WEB上でアホなサイトをやっている事、そのサイトのアホな中身の事などを彼女に話しました。
「あはは〜〜変なの〜〜〜。あっ、でもわたしもオシッコのネタだったらあるよ〜〜」
飲みはじめてまだ5分と経っていないのに、会話はおしっこネタで異常に盛り上がってきちゃいました。
「で、研究に協力って何すればいいの〜〜〜?」
「ビールじゃんじゃん飲んで、おしっこギリギリまで我慢して、どれくらい我慢出来たか計測したいんだよ」
「変なの〜〜〜、でも実験にはちょうどいいかも。さっき待ち合わせの時にトイレ行ってきたばっかりだから」

 そんな訳で、私達はビールを飲みながらおしっこネタで大いに盛り上がりました。H美さんは、あっ、思い出した、そーいえば、、、と次々と過去のおしっこネタを話してくれるし、それに対して私は、自分のWEB上で皆さんにご協力していただいたデーター等を元に、そうなんだよ、でもこーゆー人もいるし、人それぞれで奥が深いんだよ、とかなんとか言っちゃって。

 この時ビールを飲みながらH美さんが話してくれたおしっこネタから、幾つかをご紹介いたします。

〜〜〜 H美さんの場合 〜〜〜

●小学校4年生の頃、鉄棒で遊んでいた時の事だそうです。おしっこが溜まっている膀胱が遠心力で刺激され、ふにゃふにゃした感覚?になったのを今でも忘れられないそうです。何とも不思議で説明出来ないイイ気持ちがしたので、何度も鉄棒にぶら下がってブラブラしたそうです。もしかしたら、性への目覚めのある種のワンステップだったのかもしれないなぁ、と二人で話してました。

●H美さんは、毎朝起きてからシャワーを浴びる習慣があるそうです。朝起きて膀胱がおしっこでパンパンになっている時は、そのままバスルームに入り、立ったままおしっこをしちゃうそうです。シューっとおしっこをすると、膨らんでいたおなかがへっこんでいくのが面白いそうです。
「おぉーー、シャワーを浴びながらおしっこをする習慣は、偶然A子さんといっしょだよ〜〜〜あはは〜〜〜!」
実はお風呂でおしっこしちゃう女性は結構いるんだよ〜〜〜、という話でまたまた盛りあがっちゃいました。
H美さん曰く「女の子はふだん立ってオシッコする事なんかないから、立ってするのが気持ちいいんだよ〜〜」だそうです!

 予想外の話の盛り上がりに、H美さんは「わたし、ひょっとしたら博士のページの読者の素質があるんだわ〜〜!」とまで言い出しました。
「世の中には女性用の立ちションアダプターがいろいろあるんだよ」
「ウソ〜〜!!!そんなのあるの〜〜〜?」
何だかここまで盛り上がってきちゃったら、もうどうしようもありません。私はついにマックの電源を入れて「ROOM水風船」を開いてしまいました。
「きゃ〜〜!おもしろ〜〜〜い」H美さんは、海外の様々な立ちションアダプターを見て感激してました。そして「博士くん1号」を見て、大笑いしてました。
「日本でも立ちションアダプターは買えるんだぞーー」と言って、H美さんに『ユリメイト』を2つプレゼントしました。

●「もう、こーなったらわたしカミングアウトしちゃう!!!すっごーく恥ずかしいことなんだけど」とH美さんが話し出しました。
女子校に通っていた中学2年のことだそうです。あまりにつまらない授業なので、隣の席の友人と話をしていて、その話のあまりの面白さに大笑いをしてしまったそうです。大笑いといっても授業中なので声を出す訳にはいきません。必死に声をひそめて笑い続けていたそうです。その時事件が起きました。何と、笑いながらツーとおしっこが全部出ちゃったそうです。
ただ不幸中の幸いか、スカートをお尻の下に敷かないで椅子に直座りをしていたので、スカートは全然濡れないですんだそうです。そしてたまたまスカートの下に履いていた短パンがおしっこを吸い取ってくれたおかげで、椅子の下の水たまりは直径20センチくらいですんだそうです。その時の席はまん中より前の方だったけど、多分誰も気付かなかったんじゃないかと言ってました。
「わたし子供の頃、けっこうオシッコちびっちゃう事あったんだよ〜〜、きっとゆるかったのかも〜〜、あはははは〜〜〜」

*     *     *

 H美さんが、あぁ、ちょっとオシッコやばくなってきたかも、おなか膨らんできたよ〜ホラ、と言って膀胱のあたりを指差しました。

 時計を見ると9時45分です。私達がビールを飲みはじめてから1時間45分が経っています。この時までにH美さんは大体800mlくらいのビールを飲んでいました。
「自分のおしっこの量なんて計った事ないけど、どれくらいなんだろうなぁ、、すっごく我慢したあとのオシッコは、感覚的には絶対500cc以上は出てるような気がする」
「今、すっごいしたいけど、もし渋滞とかにはまちゃってたら、あと30分くらい我慢出来るのかもなぁ、、、」
よし、じゃあ10時15分まで我慢する事にしよう!
「え〜〜、でもやっぱりそんなに無理かもーー」
おしっこ関係の話をしているとH美さんが尿意に負けてしまいそうになるので、彼女の気を紛らわすために私達はアカデミックな話で盛り上がる事にしました。ところが根が脳天気な私達は、気がつくと話題はシモネタに、そして気がつくとおしっこネタに限りなく近づいていくのでした。
「あぁ、、、ダメダメその話題は!オシッコ思い出しちゃう」
あわてて、アカデミックな話題に戻します。

「あっ、10時15分になった!」
突然H美さんが立ち上がりました。

(中略)

とゆーわけで、H美さん初のおしがま測定の記念写真です!


やりました!見事660ml!
(写真を押してみてください)

 ところで子供の頃「ゆるかったかも」のH美さん、大人になった現在では、締まりはよくなったそうです。今では普段人よりトイレに行く回数は全然少ないし、たぶんおしっこを途中で止めたりする事は出来るだろうとの事です。
カボチャの種が尿道括約筋の働きを強化するらしいぞ、と話したら、何とH美さんはその効果を知らずにカボチャの種をしょっちゅう食べているそうです。デパートのドライフルーツコーナーで売っていて、S子さんがお土産にくれたフィリピンの物より小さいとの事でした。

 フムフム、なるほど。


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