ちょろちょろ実験




 今回は「ちょろちょろ実験」です。
前回の「勢い実験」の時同様、A子さんにギリギリまで我慢してもらったおしっこを、今度は出来るだけ静かにそっとしてもらおう、という実験です。今回は3回実験をしました。

7月2日
 この日はA子さん久々の大台突破で、おしっこの量は1015mlでした。事前に、なるべくそっとしてもらうようにお願いしていたのですが、限界まで我慢していたので、やっぱりおしっこをする直前は、さすがに少々パニック状態のようでした。
実は、A子さんが「もうダメっ!」と限界宣言をしてから「OK!じゃあ急いでセッティングするから!」と言いつつ「あれ〜?このマイクのジャック、どこに入れるんだっけ、、、」などと、私がわざと悠長に行動していたため、A子さんは部屋の中を行ったり来たりして悶絶していた事にも、パニック状態の原因があるような気がしますが、、、
洗面器の前のマイクの位置を決めている途中で「あっ、もうモレちゃうっ」と言って、A子さんが洗面器にまたがって来ました。
「わっ、お願いだから、なるべくそっとしてね!」と私が言い終わる前に『シュッ、、』という音が聞こえました。
おしっこの迸る音は、さすがに「勢い実験」の時に比べると、おとなしいような気がしましたが、見た目の勢いはそこそこありました。ただ、いつもは結構前方に向かって迸るA子さんのおしっこですが、今回は、勢いはあるものの、普段より 下の方に向かって発射 されていました。

『シュー』という音と共に始まったおしっこは、7秒後に『ショー』という音に変わって、17秒後には『シィー』という摩擦音が微かにまざり出しました。46秒後には、勢いはほぼ終息して『チョロチョロ』と雫が落下する程度になり、56秒後に終了しました。1015mlを56秒で出し終えたので、18.13ml/secという計算になりますが、最後の10秒弱は、もうホントに滴る程のチョロチョロだったので、実際におしっこが普通の勢いで迸っていたのは46秒間くらいでした。
・・・って、この数字は、普通に1リットルのおしっこをした時と、ほぼ一緒ではないですか。
という事は、限界まで我慢してしまうと、やはりチョロチョロと静かにおしっこをする事も出来ないのでしょうか?

7月4日
 この日のおしっこは900mlと、今回の中で量は一番少なかったですが、測定値ではこの時が一番勢いが弱かったです。「勢い実験」の時にはビショビショに濡れてしまった太股の内側も、今回の実験では まったく汚れませんでした。
ただ、やはりチョロチョロという訳にはいきませんでした。900mlのおしっこを、58秒間かかって出し終えました。
15.52ml/secという記録になります。

7月6日
 この日はちょうど1000mlでした。一週間に3回も大台突破は、初めてです。「なるべく静かにしてね!」と念を押したにもかかわらず、放出時間は47秒間でした。という事は、1リットルも我慢してしまうと、やはり調節が効かなくなってしまうんですね。確かに「勢い実験」の時より勢いはないのですが、自然に1リットルのおしっこを放出した時と、ほぼ同じ数値でした。

 という訳で「勢い実験」の時と同様に、おしっこは限界まで我慢すると、どうやら放出の勢いの調節が出来なくなるみたいです。パンパンに溜ったおしっこをチョロチョロとする事は無理のようでした。車内等で、どうしても携帯トイレを使用しなくてはならなくなった場合、皆さんどうぞ御注意を。

 ただ今回は「勢い実験」の時には聞き取れなかった 『シュー』『ショー』『シィー』という出口の摩擦音の変化がよく聞き取れます。よろしければ、そちらの方もお楽しみください。
今回、一番放出時間が長かった時のファイルです。
2002.7.4.900ml. 58秒(236k)


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