二人の軌跡 6(お漏らしミカ2)




《〜翔太〜》
 まさかミカがお漏らししてしまうとは、さすがのオレも想定外の出来事で焦ってしまったが、震えながら漏らしているミカの姿を見ていると、愛おしくてそのまま抱きしめてやりたいと思ったほどだった。
正直に言うと、オレはミカがおしがましている事に気づいていた。
こんな寒い日だから、ミニスカートにナマ足のミカなら当然のことだ。
だけど一向にその事を口にしないので、オレは少し意地悪してやろうと、ミカが自分からトイレを切り出すまで知らんぷりを決め込んでいたのだ。
 青年館の石段でミカがもう我慢できないと言った時、オレはミカの野ションが見れると内心ドキドキしていたが、あんな結果になってしまって・・かわいそうなことをしたなと少し反省している。
でもその結果、ミカに衝撃的な下着を着せることに成功したのは棚ぼたと言ってもいいだろう。
 ミカは今夜うちに泊まっていくので思いっきりかわいがってあげようと、駅からアパートに向かう道中、オレはいろいろと思いをめぐらしながら歩いていた。
「ミカ、部屋でもう少し飲むかぁ?俺の部屋ちょうどアルコール切れてるんだ。」
 オレはそう言って深夜スーパーを指さした。
「う〜ん、そんなに飲めないけど、ちょっとなら付き合うよぉ。」
 ミカもまんざらではなさそうなので、
「よし!じゃあついでだから朝食用に何か気の利いたのも探さなきゃな!」
 ミカの手を引いて店内に入ると、缶ビール、ジュースなどと一緒にベーコンとか野菜などの品定めをしていった。
そこでかなりの時間を費やし、
「ミカ、このお漏らし道具持ちなさい!オレは買い物を袋に詰めるから!」
 と、ミカの産物が入ったズッシリ重い袋を持たせた。
「いやん!そんな大きな声で言わないでよぉ〜!変に思われちゃうじゃんっ!」
 ミカは口をとがらせて怒っている。
そして「早くしてよぉ!寒いよぉ!」としきりにオレに迫ってきた。
オレは品物を袋に詰めながら、生返事をする。
「もうぉ、翔ちゃん、パンを下に入れちゃ潰れちゃうじゃない!!」
 オレがモタモタと袋詰めをしているからか、ミカは少し怒ったような口調になり、しきりに「寒いよ寒いよ」と口走っていた。
あまりにしつこく指図するので、それならミカやってみろ!と言いかけたオレだが、いや、ここでミカにさせてしまうと男のメンツが廃ると思って、オレはもう一度全部の品物を袋から出し、改めて重い物、堅い物の順に入れ直して、やっとその作業を終わらせ
「よし、これでOK!ミカお待たせぇ〜行くぞ!」
 と振り返ると、ミカはオレの後ろで足をクネクネとさせながら、少しすねたような顔をして
「う、うん。早く行こ!寒くてたまんないも〜ん!」
 そう言いながらオレの空いている方の腕にしがみついてきた。
店内はそれなりに暖房が効いていたが、袋詰めをするスペースは出入り口に近く、人の往来があるたびに冷たい風が吹き込んでいたので、ただ待っているだけのミカには相当堪えていたようだ。
 ミカを引っ張るようにして外に出ると、雲の切れ間からいくつかの星が見えたが、さすがに今夜のその星は、冷たい風の中で凍っているようにさえ見えていた。
「翔ちゃんのアパートってここからすぐだったよね?」
 いまさらのようにミカが聞く。
「5〜6分ってところかな?あれ?ミカってこっちから来たこと無かったっけ?」
「う〜ん・・何回かあったと思うんだけどぉ・・」
「そっか、じゃあ道覚えとけよな、買い物してもらう時もあるだろうしさ。」
「うん、わかった・・あのさ、翔ちゃん・・」
 ミカが何か言いたそうにして口ごもる。
「どうした?」
 と顔をのぞき込むと、
「ううんいいや!、寒いから早く歩こ!!」
 と、オレの腕を引っ張った。
「そうだな、随分冷えてきたもんな。」
(はは〜ん、多分ミカはまたおしがまになってるんだな!!)
 さきほどからのミカの落ち着きのなさを見て、オレは直感的にそう思った。
(まあ、そうとう冷えてきてるからなあ・・)
 そう確信すると、オレは早く帰って暖かい部屋でミカを抱きしめ、あわよくばおしがまエッチにでも持ち込もうかと、そんな(ある意味不純な)気持ちを持って、
「ミカ、寒いから少し急ごうよ!」
 そう言いながらミカの腕を強く引くようにして歩調を早めた。
少しこわばったような顔をしていたミカも、急ごうと言ったことで少し安心したのか、オレを見上げるようにしてニッコリと笑っていた。
 その数分後、俺たちはアパートにたどり着いた。
オレのアパートはちょっとシャレた作りになっていて、部屋は最上階3階でロフト付きだ。ただしエレベーターはない。
階段を上がっていると、ミカはなにやら口の中でモニョモニョとつぶやいていた。
集中してそれを聞くと「あと1階・・あともうちょっと・・もうちょっと・・」
などと言っているように聞こえる。
(はは・・これは相当おしっこがしたいみたいだな・・)
 ミカが口走っている言葉を聞いて、これからの展開が大いに期待できそうだとオレは思い、また胸が高鳴ってきていた。
部屋の前にたどり着いて、ジャケットのポケットからカギを出してガチャガチャとしていると、
「翔ちゃ〜ん、もうだめぇ、おしっこしたいぃ、おトイレいきた〜いっ!!」
 とミカが叫ぶように言った。
「え〜、おしっこしたかったの?、どうりでさっきから様子が変だと思ったよ。」
オレは気づかなかった風を装い、笑いながらそう言ってやると、
「そんなことより早くぅ〜、ドア開けてぇ、電気点けて〜っ」
 ミカが足ふみ状態でジタバタしだした。
ブーツのかかとがコツコツとコンクリートの床を叩くので、その音が静かな廊下に反響していたが、ミカはそんなことも気にならなかったようで、開けてやった玄関に飛び込むとお尻を突きだすようにしてブーツを脱ぎだした。
しかし買ったばかりのそれは未だ馴染んでいないからか、脱ぐのにかなり苦戦しているようで、時々「あっ・・あっ・・もうぉぉ!!」などと口走っている。
そんなミカの後ろで少し体をかがめると、動きに併せて例のエロパンツからはみ出したかわいいお尻が、コートの下の短いスカートから見え隠れしているのに気づき、オレは食い入るようにしてしばらくそれを楽しんでいたが、ふと見ると、シューズボックスに備え付けられた全身鏡にもそれは映り込んでいて、お尻のワレメまでもがしっかりと見て取れた。
相当おしっこを我慢していると思われるミカは、オレがそんな風にのぞき込んで楽しんでいる事も気づかないようで、転ばないように片手を壁に付けて必死に作業をしている。ブーツを大切にしたいからなのか、丁寧に丁寧にそれを扱っているようで、焦りながらのその動作がとてもいじらしかった。
 ようやく脱ぎ終えたミカはゆっくりと体の向きを変え、シューズボックスの前にブーツを揃えて置くと、まるで別人になったかのように大きく飛び跳ね、オレが見ている前で手をスカートの中に入れたかと思うと、何か口走りながら体をひるがえすようにしてタタタッとトイレのドアに駆け寄って行った。
が、その瞬間、
「え、あ、あ、だめ〜、いやんっ!出ちゃう〜〜っ!」
 そう叫んだと同時ぐらいに、ジュ〜・・という音を立てながら前屈みになったままのミカがおしっこを漏らし始めた。
フローリングの床にそのおしっこがビチャビチャと勢いよく跳ねている。
片方の手はトイレのドアノブをつかんだままだった。
「あっちゃ〜、ミカ!どうしちゃったのさ?・・・だから早く言えって・・・」
 さすがにオレも驚いてしまって、少し大きな声を出してしまったが、
「も〜、見るなぁ〜翔ちゃんのバカぁ〜〜〜〜〜」
 ミカは半泣きの状態だ。
オレは急いで玄関を閉めると、買い物袋をそこにおいて靴を脱ぎ、ミカを横切るようにして奥の部屋に行ってバスタオルを取りだし、
「ほら、ミカ。いつまでもそんな格好じゃ風邪ひちゃうから・・」
 そう言ってそれを手渡すと、洗面所から雑巾を持ってきてミカの作った水溜りを拭いてやろうとした。
「ぐすん、翔ちゃん。私今日はどうかしてるよ・・2回目のお漏らしだもん・・」
 ミカはまだ突っ立ったままで泣いている。
その足下にはまだポタポタとしずくが落ちていた。
「いいんだよ。凄く寒かったし・・オレが声を掛けてあげればよかったね。」
「ううん、私こそごめんなさい・・・翔ちゃんのお部屋汚しちゃったよぉ・・」
「気にすることないよ。どうせ汚い部屋だし。それよか早く脱いじゃいな!」
 オレはそう言ってミカのスカートに手をかけた。
その時ミカがオレに抱きついてきた。
そしてしきりに「ごめんなさい」を繰り返した。
オレはそんなミカが愛おしくてたまらなくなり、ミカの体を半回転させると、そのままお姫様抱っこで抱え上げて、えっ!?というような顔をしているミカを見つめながら奥の部屋まで運んで行き、そっとベッドに横たえた。
そしてその脇に体を沈めて
「ミカ、しよっか!?」
 スカートのホックに手を掛けながらそう言った。
「え〜、ダメだよぉ、今はおしっこで汚れてるよぉ〜。おしり冷た〜い!」
 顔を隠しながら恥ずかしそうにミカが言う。
「汚くなんかないさ、今までだってエッチしながら漏らしてたじゃん!」
「あ〜、それ言うなぁ〜バカァッ!」
 ミカはまだ顔を隠したままそう言っていた。
まだ暖房が効いていない寒い部屋の中で、それでもオレは震えているミカの服を脱がせていった。
グッショリと濡れてしまったエロパンツを脱がせるとき、ミカは自分でお尻を少し持ち上げてくれた。
そっと手を伸ばすと、やはりミカのそこはすでに熱くなっていて、おしっことは別のモノでヌルヌルしている。
ミカはそれが恥ずかしいのか、しきりに足をくねらせたりしてオレの指を拒もうとしていたが、そんなミカに興奮し、オレもサッと服を脱いで体を寄せると、そのまま激しく愛し合っていった。

《〜ミカ〜》
 イタリアンのお店を出る頃から、私、かなりおしっこがしたくなっていたんです。
おうちに「友達の家に泊まる!」って連絡をして、翔ちゃんのアパートへ向かっている時には、飲んでいたワインなんかが効いてきて、もうおなかがパンパンになっていました。
早く翔ちゃんのアパート行っておしっこしたぁ〜い!・・なんて思っていたのに、翔ちゃんが買い物するって言い出して、私、イヤとも言えずにおつきあいしたんですけど、翔ちゃんったら品定めに時間かけるし、普段は何をするのも手際がいいはずなのに、買った物を袋に詰め込む手つきは下手くそで、すごく手間取っているんです。
(ああ、早くぅ、早くしてよぉ、翔ちゃんおそすぎぃ〜っ!)
 おしっこがしたくてたまらないからイライラしていた私・・。
翔ちゃんから手渡された・・本来ならブーツが入っていたはずの手提袋をおなかの前に抱えて、そっとスカートの上からおまたを押さえていました。
(も〜、早くうっ!)
 そう思って体をゆすった瞬間に、不意におしっこが出ちゃいそうになって、私は(止まれぇっ!)なんて思って足をくねらせたけど、チョロチョロッて出てきてしまったんです。
(あ!だめ!おちびり!・・・だめ、だめ!)
 私は人目を避けながらスカートの中に手を入れて、直接おまたを押さえました。
(きゃっ!・・そうだった、このパンツっておまたが開いてるんだったぁ!)
 直接ワレメに触れてしまって、私は恥ずかしさがこみ上げてきました。
その間に、漏れたおしっこがポタポタとスーパーの床に小さな点を作って行きだしたんです。
足を伝うことなく、直接床に・・。
その時いきなり翔ちゃんが振り返って、私はあわてました。
歯を食いしばるようにして力を入れて、何とかそれ以上のお漏らしは食い止めることができたんですけど、人差し指と中指におちびりの後が残ってしまって、私はそれを気づかれないようにギュッて握りしめて、そっと翔ちゃんの腕に絡めました。
 やっと買い物が終わってお店の外に出ると、冷たい風が吹き付けてきて寒さでおなかがキュンッと縮こまって、またおしっこが・・・出そうになりました。
それをグッと堪えて歩き出すと、おちびりしたからつめたく冷えて来て・・なのになぜかその周りが少し熱くなってきたような感じもきてきて、私はもうわけわかんなくなって、夢中で翔ちゃんに絡んでいました。
(早くおしっこしたいぃっ!!)
 途中で翔ちゃんにそう言いかけたけど、でもやっぱりちょっと言いづらくて口ごもってしまった私。
だって・・、1日に何回もおしっこしたいなんて・・やっぱり恥ずかしいです。
翔ちゃんが「寒いから少し急ごうよ!」と言って早歩きしてくれたのは嬉しかったんですけど、早足になると今度は振動でおしっこが漏れ出しそうになって、それを堪えるのに必死でした。
 やっと翔ちゃんのアパートにたどり着いても、今度は階段を昇らなければならなくて一苦労です。
おなかをかばいながら(もうちょっと!もうちょっと!!)なんて自分を励ましていました。
なのに・・翔ちゃんがお部屋のカギを開けようとしたとき、その様子を見ていたら一気におしっこの波が襲ってきて・・、私・・我慢が出来なくなってしまって、翔ちゃんに「おしっこ〜っ!」って言ってしまいました。
言ってしまうとおかしなもので、よけいに我慢ができなくなって、私ったらその場でジタバタしてしまいました。
 ほんとはもうブーツを脱ぐ余裕なんてなかったんです。
でも翔ちゃんのお部屋に土足ではあがれないし、それに、もし間に合わなかったら翔ちゃんが買ってくれた大切なブーツを汚してしまう・・そんなこと絶対に出来ません。
だから私は必死に力を入れて、なんとかブーツを脱ごうとしました。
出口で暴れ回っているおしっこを「我慢しなさ一い!!」なんて叱りつけながら、ほんとにそ〜っとそ〜っと脱いでいって、やっと脱げたと思ったら、もうおしっこが出始めちゃって、私ったら手で押さえながら飛び跳ねるようにしてトイレに走ったのに・・意地悪なおしっこはドアを開けるまで待ってくれなくて、私がダメだって言っているのにシャ〜って、すごい勢いで出てしまったんです。
今日2回目のお漏らし・・
私、恥ずかしくて・・情けなくて、もう泣くしかありませんでした。
フライ屋の店長さんが好意で下さったソックスまで濡らしてしまって・・。
 おしっこが止まった時、翔ちゃんは優しくスカートなんかを脱ぐように言ってくれましたけど、私は動けませんでした。
ただ翔ちゃんにしがみつくだけ。
お部屋を汚してしまったことが申し訳なくて、泣きながら謝っていると翔ちゃんは私を抱きしめてくれて、そのまま抱っこされてベッド運ばれたんです。
おしりの周りも足もおしっこで汚れているのに・・。
そこで翔ちゃんはエッチしようと言いいながら、濡れたスカートなんかを脱がし始めました。
こんな私を嫌がらずに、翔ちゃんは愛してくれようとしています。
そのことはすごく嬉しかったんですけど、私・・おしっことは違うものが溢れている事を知られるのが恥ずかしくて・・でも翔ちゃんはそのことは何も言わずに触ってきて・・、それだけでイってしまいそうになっていた私です。
 激しく指を動かされていると、またおしっこが漏れそうになって・・。
だって・・さっきはがんばって途中で止めていたから、ほんとはまだ半分ぐらいおしっこが残っていたんです。
それを我慢しながら、私は翔ちゃんに抱かれていきました。
おしっこしたいのを我慢している気持ちよさと・・少しずつ漏れ出していく気持ちよさを感じながら・・。

《〜翔太〜》
 立て続けに2回もミカのお漏らしを見てしまったオレは、その状況にかなり興奮していたようで、夢中になってミカを愛していた。
ミカもそれに応じてくれて、オレの動きに合わせるようにして何度もおしっこを漏らしていたようで、それはあらかじめ敷いておいた2枚のバスタオルがグッショリとなるほどであった。
 まるで失神しているかのようにグッタリしているミカから離れ、オレはおしっこで濡れた2枚のパンツとソックスを風呂場に持ち込んでお湯で下洗いし、洗濯機に放り込むと、シューズは水洗いしてベランダに置き、スカートも水洗いして乾燥機の「干す前シワ取り」に放り込んで、ミカを起こして一緒にお風呂に浸かった。
 体を温めてから買ってきたビールで改めて乾杯をする。
ミカにはオレの長袖Tシャツを着せてやったが、ミカにしてみればそれはちょうどダブダブのワンピースのような感じになる。 だから下は何も穿いていなかった。
いや、正確に言えばミカが穿くパンツは2枚とも洗っているからであるが・・。
 しばらくして乾燥機からスカートを取り出し、それをハンガーに掛けると、今度は洗い上がったパンツなどを放り込んで、オレは改めてミカと寄り添うように座ってビールを飲み、いろんな話をしていった。
その話が進んでいくうちに、ミカは次第に重かった口を開いて、これまでオレに話せなかったいろんな事を告白しだした。
それは・・
実はミカはおもらしっ子だったと言うこと。
小学校の6年生頃までオネショをしていたこと。
中学の頃に4〜5回、高校でも2回、社会に出ても1回、いずれもトイレの個室の中とか自宅の玄関先ではあったが、間に合わなくて失敗してしまった事・・。
だから、今日のように漏らしてしまったことは、自分でも判らなくはないが、同じ日に2連続と言うのにはちょっとショックだったと言っていた。
 そして前にも話していた、オレとエッチするようになってから、感じるとおしっこを漏らしそうになって、それをすごく我慢していたこと。
それをオレから、感じて漏れちゃうのが好きだと聞かされて、自分でもそうなったら凄く感じてしまったことなどを繰り返し説明してくれた。
そこまで話したミカでも、それから先の事を言うのはかなり躊躇していたようだが、ビールの酔いがそうさせたのか、ついに一人エッチしてしまったことまで告白してくれた。
そう言いながらミカはオレの顔をイタズラっぽく覗き込む。
それは明らかにオレの反応を待っているようであった。
オレはそのことは深く追求せずに、
「そっかぁ、やっちゃったか。うん、放っておいた俺が悪かったね!」
 とだけ言って、そっと抱き寄せていた。
その時のオレは、ミカがひとりエッチでお漏らしまでしてしまったことは聞かされてはいなかったが・・。
 やがてミカのパンツやソックスを入れていた乾燥機のブザーが鳴った。
ちょうど話も一段落しており、オレは早速エッチなパンツをミカに手渡すと
「ね、これ穿いて!また・・・しよ!!」
 そう言ってミカに迫った。
ミカはコクンとうなずくと、まだ温かいそれを穿いてくれた。
「翔ちゃんのエッチぃ〜」
「ミカだってまんざらでもないんだろ?」
「え〜、どういう意味よぉそれっ!」
「そういうの穿くと、そんな気分になるんじゃない?」
「も〜、知らない!翔太のバカッ!」
 口をキュッと結んで少しほっぺたを膨らませるミカの、そのすねた仕草が愛くるしくてたまらない。
その表情を見ているだけでオレは昇りつめそうにさえなる。
「さ、ベッド行こ!!」
 そういってミカを抱き寄せると
「あん、ベッドは湿ってるよぉ〜!」
 ミカは少し困ったような顔をしてオレを見上げた。
「ん?、何で湿ってるんだっけ?」
「あ〜、翔ちゃんいじわるだぁっ!!」
 ミカは今度は口をとがらせてオレをにらみつけてくる。
布団やシーツなどは明日干すから構わないよと、オレはミカをなだめるような感じで言って肩を抱き寄せた。
「あ〜ん、あ、でもその前にぃ〜・・」
 一度はオレにしなだれかかってきたミカであったが、ベッドの少し手前まで来たときに急に手を伸ばしてオレを離そうとした。
「ん、どうしたの?」
「ちょっとおしっこ行きた〜い!」
「なんだ。そんなのあとでいいよ。」
「え〜、ビール飲んだもん、おしっこしたいも〜ん!」
「だからいいんだって!!」
 たしかにオレも少し尿意を感じていたから、ミカもそれなりに催している事は想像できる。
「ふぎ〜っ翔太のバカバカッ!!」
 ミカは両手でオレの胸を叩いていたが、それは心底いやがっての動作ではなく、むしろ甘えているようでもある。
新たに敷いたバスタオルの上にミカを横たえると、オレはTシャツをめくり上げるようにしてエロパンツに指を伸ばしていった。
「ほ〜ら、もうこんなになってる!!」
 やや誇らしげに言ったオレの言葉に、ミカは恥ずかしそうに反応して
「・・おしっこ・・出ちゃうよ・・」
 と、今さらながらのようにそう言った。
「いっぱいいっぱい我慢した方が気持ちいいって言ってたじゃん!」
「ふえ!?」
「前にわざと我慢してイキまくっていたのは誰たったっけ!?」
「あ、もうあのことは言わないでよ〜!」
「だ〜め、あのときみたいに気持ちよくなってごらん!!」
 オレはそう言って丸く張り出したミカのお腹にそっと手を置いて、エロパンツを左右に大きく開ききると、その間に顔をうずめて、キラキラと光っているワレメにそっと口をつけていった。



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