四人のオムニバス 3、真理の場合




真理「さって、次はオイラの番だな。」
由衣「真理っぺはどんなスタイルで話す?」
真理「んー、告白スタイルの変形だな。」
由衣「?」
真理「頭の中をそのまま表現するっていうか・・・」
希美「よくわかんない・・」
香織「要するに構成もなにもないって事だ。」
真理「うっせい!」
由衣「そうか。告白スタイルだと誰かに語りかけている形だもんね。」
真理「そうそう、オイラのは誰に言う訳でもないっていうやつ。」
由衣「そう言うのもいいかもね。」
真理「あ、ちょっとR15入ってっぞ。」
由衣「え、ああ、大丈夫だよ。」

・・・・・・・・・・

 あーあ、行きたくないなあ・・。
なんだって挨拶なんかに行かなけりゃならないんだよ。
そりゃさ、結婚するんだから両親に挨拶するのは当然だけどさ・・。
けどまさか泊まりがけで行くなんて思わなかったよ。
なんだって孝次は清水市なんかに実家があるんだよぉ。
え、もう清水市じゃない?
へぇ、静岡市に合併されたんだ?静岡市清水区っていうの? へえ・・。
けど電車だったら甲府からでも日帰り出来るのに、車で行くなんて言うんだもんなあ。
おまけにスカート穿いてこいだもんな。
オイラ・・スカートはいいけどストッキングは苦手なんだよなあ・・。
ちょっとトイレに行きたくなったし、次のドライブインあたりで停めてもらってハイソに履き替えよう。

 ふぁあ、パンスト脱いだらすっきりしたぜ。
まだ9月半ばだもんな。パンストなんか暑苦しいよ。
 ん、もう5時じゃんか!
あとどれぐらいかかるのかなあ?
え、なんだもう清水の街に入ったって!?
もっと早くそう言えよぉ。心の準備ができてないんだってば!
ほんと、孝次って気遣いが下手なんだもんなあ。
このまま結婚していいのかなあ・・?
ちょっと早まったんじゃないのかなあ?
考え直すのは今の内だよなあ・・・・って、もう遅いよ。もうすぐ孝次の実家じゃん。
ええい、もうマナ板の上のコイ・・だったっけ?、それにならざるを得ないってか!?
 へぇえ、海が見えるよ。
え、清水の次郎長?、誰だよそれ?
オイラそんなの知らないってば。
ちびまる子が生まれた所?、ああそれなら知ってる。
どうでもいいけど、けっこう海沿いに走るんだよな。
ミホノバツバラの近く・・!?
んー、聞いたことある言葉だけど・・なんだっけ?
まあいいじゃん。
海を見るのって何年ぶりかなあ・・?
ずっと甲府と東京の行ったり来たりだったもんなあ、海なんて縁がなかったよなあ。
 え、もうすぐ着くって!?
おいおい・・オイラやっぱりイヤだよぉ・・
帰りたいよぉ・・・
ふぇーん・・・
 え、あそこ!?
わあ、ずいぶん大きな家じゃんか。けっこう古い建物だなあ。
ああ・・・とうとう着きやがったよぉ・・
オイラこれからどうなるの・・・?

 もうお、なんだってオイラひとりが来るぐらいでこんなに集まってるんだよぉ!?
両親にお兄さん夫婦、お姉さんとそのダンナ・・えっと、おじさんのなんとかさんと・・ええい、あとはもう・・だれがだれだか・・・。
じいさんばあさんまでそろってるよ・・・。
 それにしても広い家だよなあ。
この座敷だけでも八畳かなあ?
なんか、ふすまの向こうも確か和室だったぞ・・。
縁側とかある部屋って初めてだよ。
けど・・堅っ苦しいなあ・・。
足を崩せたってさ、スカートだからあぐらもできないし・・。
わーい、しびれてきたぞぉ!
え、矢口真里に似てるって?
それ言われるのが一番イヤなんだよなあ。
げっまてよ!!
孝次って山口って名字じゃん。
それだったら結婚したら山口真理・・
わおっ「ま」がないだけのゴロになるじゃんかぁ!!
そう言うこと考えたことなかったよぉ。
「ま」が抜けてるからまぬけってかっ!?
冗談言ってる場合かよ!
 え、オイラの両親?、ええ、おかげさまで元気にしてますです、はい。
え、こんど挨拶しに甲府に来るって?
はいはい・・もう面倒くさいよなあ。
ユイノウ?
そんなのしなくていいよ、なあおい!?
あーあ、由衣たちのように形式にとらわれないのがうらやましいよ。
甲府に住むんだから式は甲府で挙げたいよぉ・・・。

 夕食の準備をするから別の部屋でくつろいでろって?
助かったよぉ。
おとっと、足がしびれて立てないよぉ。
ばあさんが笑ってやがる。
ええええ、どうせオイラは作法なんて出来てない子ですよーだ!
 ん?、2階に行くんだ。
わっ、この階段滑りやすいなあ。年季の入った階段だぞ。
へぇえ、2階もけっこう部屋があるんだ。
ここが孝次が使っていた部屋だって?和室を洋風に改装してあるんだ。
今はもう空き部屋になってるのかあ。
けどけっこうきれいに片付いてるじゃん。
へえ、ここにベッドがあったのか。こっちの窓に机がねえ。
2階の他の部屋はお兄さん夫婦が使ってるのか。
じいさんばあさんは離れだって?
離れまであるのかよ。大邸宅だなあ。
今のところ三世代同居なんだなあ。
こりゃ孝次が長男でなくてよかったよ。うん。
 え、今夜はさっきの座敷で寝るの?オイラひとりで?
いやだよぉ、ここでいいじゃんか。こっちの方が落ち着くじゃん!
孝次も一緒じゃなきゃ眠れないよ!
そう言っておくれよぉ!
 え、夕食にはもっと人が来るって?お祝いだって!?
母方の両親にイトコも何人かって!?
おいおい、そんなにそろって・・オイラ見せ物じゃあねえよっ!
孝次、もっとオイラのことフォローしろよなあ!!
だいたいオーバーなんだよ。たかがおつきあいの挨拶に来ただけじゃんかよ。
なんだってそんなに大げさに扱うんだよぉ!?
あーあ、気が重いよぉ・・・。

 わおっ!、やっぱり二間続きで用意されているぅ!
すごいごちそうが並んでいるよ。でっかい舟盛りがふたつもあるぞっ!
清水港に揚がった魚だって?
そうだよなあ。海が近いと魚が新鮮でいいよなあ。
げっ、貝のお刺身まである!、オイラ貝類はだめなんだよぉ。
わーい、見るだけでも気持ち悪いのにぃっ!
孝次、何とかしてくれよぉ。うまくフォローしてくれよな!
 ほんとだ、さっきよりも人数が増えてるよ。
なんだ、どこの子供だよ?、え、孝次のイトコ?
お父さんの弟さんの子供・・・か・・。
へえ、小学5年のヨシヒコくんと3年のみゆきちゃん。遅くに出来た子供たちって?
ふうん、いろいろあるわなあ・・・。
おっ、親父さんの挨拶が始まったぞ。いよいよ大宴会だあ。
ええい、もうこうなったら開き直ってさ、いつもの真理っぺにもどってやる!、もう無礼講になってやるぞー!
けど・・、やっっぱりなあ・・・。
まあいいや。ここは孝次に任せてさ、孝次が言うように振る舞うよ。
きっとそれが一番なんだろな。頼むぜ孝次!!
 うん。ホントにお刺身はおいしいよ。こんな新鮮なお刺身ってさ、食べたこと無いよ。うん。サイコー!! え、この焼き魚はお母さんが焼いたの?、うん、これもおいしいよ。
あ、オイラ日本酒はダメなんだってば!、孝次ちゃんとフォローしろよぉ!
 もっと食べろたって、舟盛りまで手が届かないよぉ。
膝だちしていいのかな?行儀悪くないのかな?
こういうとき身長がないと不便だよなあ。
孝次フォローしろよなあ!!
 わっ、そんなにビール注がないでよぉ。もうさっきからかなり飲んでるってば!
え、飲める口だって聞いてるって?
孝次!、つまらないこと伝えてるんじゃねえよっ!
こっちは緊張して遠慮して・・控えめにしてるんだい!
けどホントにおなかがふくれてきたよ。
それに・・・
オイラしっこに行きたくなってきた・・・。
そういえばこのうちに着いてからまだしっこしてないもんな。
えっと・・、途中のドライブインで行ったキリだから、もう2時間以上行ってない事になるよ。ビール飲んでるし・・・。
もうぉ、勧めないでよぉ。おなかパンパンになっちゃうよ。
 ん、みゆきちゃん人なつっこい子だね。
え、身長?、ええええ、どうせオイラの方が低いって言いたいんだろ?
背比べしようって?、いいよいいよ、オイラそう言うのは慣れっこさ。
ん?、オイラの方が高い!?
はは・・、なんか一安心するオイラっていったい・・・?
ありゃりゃ、今ので親近感が沸いたのかな?みゆきちゃんオイラにベッタリだよ。はは・・・
 おっと、おいおい、この子けっこう甘えんぼさんだなあ。
オイラのこと、そんなに気に入ったのか?
わっ、ちょっと待てよ、膝の上に乗ってくるなってっ!なんだよ、けっこう重いじゃんか!。
足がしびれてるから大変なんだってば!
こらこら。体重をかけてくるんじゃないってば。じっとしてろよ。
あっバカっ!おなかを押さえるなよっ!オイラしっこでパンパンになってるんだってばあ!、動くなよぉ!しっこしたいんだからっ!
ほれみろ!ヨシヒコ君まで寄ってきたじゃんかっ!
孝次っ!なんとかしてくれよぉ!オイラおもちゃにされてるぞー!

 ふぅう・・やっと離れてくれたよ・・・。
けど・・もうしっこしたい・・。
この家ってさ、トイレどこなんだ?
ありゃ、こういうときに孝次のやつ姿を消しやがった。
なんなんだよ、オイラが困っているときにほっぽり出しやがって!
ああしっこしたい・・ビール飲んでるからてきめんだよ。
あ、孝次のやつが戻ってきた。
そうか、縁側の隅にトイレがあるんだ!孝次め、先に行っていたんだな。
じゃあオイラも行く用意をしなくちゃ・・って、足がしびれて立てそうにないぞ。困ったな・・、こうやってテーブルに手をついて・・、そーっと上半身に重心を移してだな・・、片足ずつそーっと立てて・・ありゃ、力が入んないぞ。やばっ!
わっ、親父さんが声かけてきた。許しておくれよ。オイラしっこ限界なんだってば!
こっちへおいでって?今はそれどころじゃないんだってばぁ!
孝次っ!、なんとかしてくれよぉ、オイラしっこ爆発しそうだってば!
ええい、もうかまってられないや。トイレに行くこと伝えてと・・。
うーん、足がしびれて歩けないよぉ!
ええいっ、意を決して立つぞーっ!
ホッ、たちあがれたよ。よくやった真理ちゃん!
さて障子に手をかけて・・そーっとそーっと・・。
こういうの滑り足って言うんだっけ?
縁側に出たぞ。滑らないようにしないとな・・。
え、だれか入ってるって?
おじいさんが?
もうお、早く出てくれよ。漏れちゃうよーっ!
だいたいなんだってこの大家族にトイレが一カ所しかないんだよ?
わっ、おじいさんいきなり勢いよくドア開けるなよ。ぶつかりそうになったじゃんか。ぶつかって転んだらダム決壊だよぉ。
・・昔式のトイレだなあ・・。男の人用のが別個にあるんだ。
なんて観察してる場合じゃないぞ。早くしないとっ!!
ふー・・、ストッキングを脱いでいて大正解。
こういうときパンツだけだと楽だよ!。
あ、あれ、水はどうやって流すんだ?
わー、音を聞かれちゃうよ。水ーーーーーーーーーー!!
ああ、このレバーをひくんだなきっと。
ほほう、これって簡易水洗なのかな?
 はあ・・、すっきりしたよぉ。
げっ、だれかドアを開けた!!
あ、そうか。ドアが二重になってるから大丈夫なんだった。
ビックリしたなあもう・・。

 夜の海を見に出ようって?
いいよ。ちょっとこの場を離れて息抜きしたかったし。
あは、みゆきちゃんも着いてくるって?いいよ。一緒においで!
 へーえ、海まですぐじゃん。駿河湾って言うんだ?
ふーん、静かな海だねえ。対岸の明かりがきれいだなあ・・。
あれが美保の松原がある方なの?
そうなんだ・・。よくわかんないけど・・。
 それにしてもみゆきちゃん・・、よくくっつく子だなあ。
ホントなら孝次とふたりでラブラブな雰囲気の場面だぞ、こりゃ。
まるで子持ちデートだよ、はは・・。
 けど・・夜はそれなりに気温が下がるね。
海風のせいなのかな?
ビールの酔い覚ましには気持ちいいけど、ちょっと足が寒いぐらいかな?
・・こうやって、孝次の家族とさ、これから先おつきあいしていくんだなあ・・・。
なんか、急ににぎやかになりそうだよ。
オイラだいじょうぶなのかなあ?
 あれ、みゆきちゃんの両親が迎えにきたよ。
そっか、明日は学校があるんだね。
はーい、お姉ちゃんまた来るからね。ヨシヒコ君もバイバーイ!
はは・・かわいい子たちだったよ。
で・・、孝次、やっと二人きりになれたよね。ふふ・・
 なんかさ、こうして座ってさ、じっと海を見つめているって、なんかいい感じだね。時間が止まってるみたいだよ。
おいおい、孝次が肩を抱き寄せてきたぞ。
ははーん、この次はきっとキスしてくるぞー。
おーっと、ホラ来たー!
もうパターン通りの事するんだもんな。
え、膝の上に抱っこ?
いいよ。好きなようにしてあげるよ。ま、周りに誰もいない・・みたいだしさ。
あは・・、○んち○ん固くしちゃってる。
だめだよ、そんな座らせ方したらパンツ見えちゃうよ。
もう男って生き物はあ!!
ん、ん・・おいおいっ、いつの間に胸に手を回したんだよー!
わーっ、こんなところでおっぱい揉むなーっ!
あっ、ブラウスの隙間から手を入れたなー!
こらっ!ブラの下に手を入れようとしてるだろ!そうはさせるかあ!!
って・・、おいおい、いれちゃったよぉ・・。
あ・・、じかに触ってる・・。
・・やめろって、、さきっぽいじるなよぉ!!!
おいおいっ、足を触るなあ!、それ以上手を動かすなよぉ!
わーい、どこ触ろうとしてんだよぉ!
それ以上するなよなあ!!
ばかっ!、スカート持ち上げるなよ。手を入れるなあ!!!
だめだってばっ!、それ以上したらオイラも火がつくぞー!
こんなところでなにやってんだよもうおー!!
あん・・、それ以上手を動かすなよぉ。
オイラ・・ホントに・・・
ってっ!!
誰か来たっ!!!!
・・・はあ・・ただの通行人かあ・・・。
もうお、冷や汗ものだよぉ、このバカッ!!

 ちょっと寒くなってきたなあ・・。
え、ぼつぼつ帰ろうって?
うん、おいらまたしっこしたくなってきたからちょうどよかった。
おててつないでラブラブ帰ろ!うふ!
え、どこ行くの?
なんだい、自販機で何買うの?、缶コーヒー?
うん、オイラものどが渇いたからちょうだい。
冷たくっておいしいよ。
あーあ、オイラさ、孝次の両親にどう映っているんだろうね?
気に入られているのかなあ・・・?
ちょっと不安だよね。
まあ・・ここまできてしまったんだもん、後はなるようになるか・・なあ・・なんちゃって・・・。

 あれえ、まだ宴会が続いているの?
え、近所の人が来たの?
わ、すごく賑やかになってる!!
オイラもう見せ物になるのはイヤだよぉ。
え、オイラの事じゃないって?
よかった。別の用事で来た人たちかあ。
あ、けど・・、お座敷の横通らないとトイレに行けない・・・!
障子が開いているもん、恥ずかしいよ。
やだなあ・・、どうしよう?
まあいいや、もう少し孝次の部屋で待っていよう。
・・・と思ったけど・・、ビールの後のしっこはきついなあ。
ん、孝次、またビール持ってきたの?
もうオイラ飲めないよ。しっこしてからいただくよ。
え、また膝の上においでって?
もうお、しっこしたいから困るんだけどなあ・・・。
まあ孝次も久しぶりだから仕方ないかあ。
ほら、また胸を揉むぅ!
もう孝次ってホントにスケベなんだから!!
ん・・、
あ・・、ブラウスのボタン外してる・・、ヤバイよそれって!
ほらあ、またブラの下に手を入れてきたあ!!
もうぉ、触るなよぉ。あ・・なんか気持ちいいけど・・、
あん、そんなにころがすなよ・・、
声が出そうになるじゃんか!!!
だめだよ、スカートめくるなよ!
手を入れるなってば!!
あん、おなかに刺激を与えるなよぉ。しっこしたいんだからあ!!
無理に足を開こうとするなってばあ!
あんもうぉ、手を動かすなよぉ・・、あう!
パンツに手をかけるなあ!!
やめてってば、しっこしたいのに・・・
あ・・そこ・・だめだってえ!!だめだったらあ!!
うあ・・いつのまにか手が入ってるう!!
う・・そこさわるな・・よぉ、そうだよ・・感じてるよ・・わかってるよ・・、けど・・しっこしたい・・・ く・・うごかすなよ・・ん・・うごかさないで・・あく・・気持ちいいよ・・けど・・
あっ、しっこ出ちゃう!!
やめてやめてっ!!
え、どうすんの?え、降りろって?
あたた、急に倒すなよ、ビックリするじゃんか!
わ、いやだよ、孝次その気になってるの?
誰か来たらどうすんだよ?
だめだってば、オイラしっこが漏れそうなんだよ。
スカートがしわになっちゃうってば!
無理に手を入れたらパンツが伸びきっちゃうだろ。
お願い!、おなかの上に手を置かないで!!しっこが出ちゃう!!
・・・そこ・・きもちいい・・・けど、しっこ・・
あふっ、変な音たてるなよぉ、恥ずいじゃんかよぉ!!!
あ・・けど、本当にしっこしたい!!
もう我慢できないよ!
それ以上されたら・・絶対に出ちゃうってば!
もう言うよ。しっこしたいって言うよ!!
あ、ばかあ、パンツ脱がす気だあ!!
早く止めないと大変なことになっちゃう!!!
ばかばかばか!、脱がしちゃったよぉ!!
あーっスカートめくるなあっ、見るなばかーっ!
わあああ指を・・るなあ!!
しっこしたいんだってばー!!
やめてやめてそれ以上したらー

・・・・・・・・・・

真理「と、まあこんな感じかな。」
由衣「こ、こんな感じって、その後どうなったのさ?」
香織「肝心な部分を省略かよ?」
希美「真理っぺもお漏らしーっ!」
真理「へへん、オイラは由衣やののたんとはちがうのさ。」
由衣「どう違うって言うの?」
真理「まあそのなんだ、そこでやめてしっこに行った訳だ。」
希美「おしっこしたいって言ったんだ?」
真理「いんや、言わなくても孝次が気づいたさ。」
由衣「なんだ、そう言うことか?」
香織「ホントはチビったんだろ?」
真理「バカヤロウ、そ、そんなことあるもんかっ!」
由衣「はは〜ん!」
真理「な、なんだよ?」
由衣「かおりんが言う通りだね。触られたときビュッて出ちゃった!!」
希美「やーい、真理っぺも漏らしたあー!!」
真理「ばっ・・だからほんのちょっとだってば!!」
香織「ほらな。」
真理「へんっ!」
香織「で、パンツ穿く暇もなく飛び出したってか?」
真理「あ、まあそう言うこともあったかな・・」
由衣「それって彼氏の意地悪じゃ無いんでしょ?」
真理「そうさな、しっこは予想外だったみたいだ。」
香織「まあ男って言うのはそう言うモノだからしかたないけどな。」
真理「男がいないお前が言うな!!」
香織「悪かったな!」
由衣「けどさ、真理っぺも結婚するんだ〜。」
香織「ついに私だけが残っちまったよ。」
真理「なあに、かおりもすぐにいい男捕まえるさ。」
由衣「うん、そう思う。」
希美「うん、私もそう思う。」
香織「サンキュ!、お前らかわいいな。」
真理「けっ!」


つづく

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