あとがき




 この作品は2001年1月から2002年4月まで、ミニメロンさんのサイトに連載っぽい感じで1章ずつ掲載して頂いた物です。
 数年前に、インターネットの世界に初めて入ってきて「オシッコ我慢」をテーマにしているサイトを検索で見つけた時には、ドキドキしました。その最初のサイトがミニメロンさんの『くすぐり失禁キャットハウス』でした。こんな世界が世の中にあったのか、と驚いた事を今でも憶えています。そして「オシッコ我慢」をテーマにした小説があるという事も初めて知りました。初めて読むミニメロンさんの小説は、私の脳みそを直撃しました。その「あこがれ」のミニメロンさんと同じ舞台に文章を発表出来た事を、本当に光栄に思います。

 この話を書こうと思ったきっかけは、ネット上に存在する海外のある小説を読んだ事でした。
 Paul Testerという人の書いた「The All Day Girls」という学園ものの長編です。話の内容からタイトルを意訳をすると「学校ではトイレに行かない女の子達」といった感じです。
(参照URL:http://www.tgc.co.uk/waters/stories/text/f_desp/alldaygirls.htm)
 学校で一度もトイレに行かない女の子が、やはり同じようにトイレに行かない女の子達を誘って「All Day Girls」というチームを結成して、オシッコ我慢大会を催したりする、ファンタジー感溢れる小説です。全部で15章もある長篇で、辞書を片手に読むのに1週間近くかかりましたが、他の「オシッコ我慢小説」とは、ひと味もふた味も違って、とても面白く読む事が出来ました。英語が堪能な方は是非読んでみてください。

 素香ちゃんは、お父さんの仕事の都合でフランスへ引っ越してしまいましたが、もしかするとまた日本に戻ってきて、優里や加代子や麻依たちと、再び楽しい学園生活が出来るかもしれませんね。

 私のつたない文章の発表の場を提供していただいたミニメロンさん、本当にいろいろとありがとうございました。

 2002年 10月吉日
 水風船


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