んと、もう半年近くかな、雲隠れしちゃってました〜。
実は2月の終わりにね、役員のお供で行った系列会社からの帰りにね、トラフィックアクシデントに遭遇してさ、しばらく入院してたのね。
私は左足の脛骨と腓骨、左腕の橈骨(とうこつ)を骨折!
役員も運転手さんも骨折とかあって、もう大変!
私ってさ、前にも雪の鳥取砂丘で左足首を捻挫してるでしょ。
なんか左ばっかりケガしてるね。(参照・由衣の独り言 4)
今はもう職場復帰しているけど、足にはまだ装具をつけたままなのよさ。
そんなわけで、しばらくお休みしてたんだよ〜。
あの日も寒かったなあ・・・。
お昼から車で系列会社に行ってさ、帰る頃になるとけっこうおしがましてたんだよね。
だってさ、先方でトイレって借りにくいじゃん!
周りは男の人ばっかでさ・・。
で、渋滞に捕まらないように早く帰ろ〜!ってさ、口には出せなかったけど、そんなこと思っていたらさ、ドッカーンって車が左側面につっこんできたのよね。
私は助手席にいたもんだから、つぶされたドアとかに挟まれて、左手と左足がボキッって・・・。
けっこう大きな事故になってしまってね、ローカルニュースで実名報道されてたらしいので、恥ずかしいからしばらく身を隠してました。(笑)
すんごい激痛で、泣き叫んでいたような記憶があるけど、実はそのときの事ね、まだあんまり思い出せないのよね。
後から聞いた話では、救急車の中でも、レントゲンを撮る時も、すごく泣き叫んでいた・・らしいよ。
記憶がはっきりしているのはベッドの上から。
そのベッドはね、ヤグラみたいなのが組んであってね、足と腕が吊るされていたんだよね。牽引されていたっていうのかな。
おまけに反対側の腕には点滴・・・。
身動き出来ない状態にされていました。
少しして落ち着いてきてからさ、ずっと記憶をたどってもね、事故の瞬間が全然思い出せなかったのね。
ただ、ずっとおしっこ我慢してた事はすぐに思い出したけど、気がついた時は尿意がなくってさ、きっと事故の衝撃かなんかで、無意識でしちゃってたんだろうね。
前開きの・・病衣っていうのかな、それを着せられててね、パンツははいていなかったから、きっと・・ぬれていたから脱がされたんだろうね。
痛みは少しましになっていたけど、悲しくてシクシク泣いていたら、ようやくあ〜ちゃんが駆けつけて来てくれた。
抱きつきたいのに動けないんだもんね。
翌日になって職場の上司とかいっぱい来てくれたけど、牽引されて貼り付けになっている姿を見られるのがイヤで、ママリンに泣きながらそう言って断ってもらった・・・。
朋美とか小原唯(おばらゆい)ちゃんも来てくれたけど、あのときは会えなかったなあ・・・。
で手術なんだけど、靱帯(じんたい)なんかの損傷がなかったことが幸いでね、傷口が小さくてすむからって、創外固定術(そうがいこていじゅつ)になったのね。
これはね、折れている骨の上下に何本かピンを刺してね、そのピン同士を体の外でプレートでつないで、時々そのピンの角度なんかを調節したりしてさ、骨のゆがみとかを直すっていう・・のね。わかる?
足と腕からピンが何本も飛び出したカッコウでさ、怖かったよ。
手術の傷はピンを刺している部分だけですむんだけど、そこから感染しやすいから要注意で、一日に何度も消毒とかあって大変。
あ、手術はね、足の方は腰椎麻酔!
手術台の上にさ、真っ裸で横向きに寝かされてさ、思いっきり体を丸くさせられて・・背中に大きな針がブスリッ!!
このあと尿道にさ、バルンカテーテル入れられた〜!
あれってさ、女の看護師さんがさ、んと・・、あっこを指で大きく開いてね、消毒してからゴニョゴニョってするんだもん・・・
恥ずかしいの通り超えるよ〜!。
腕の方は脇の下からの局所麻酔。
これも針を刺すとき痛かったあ!
手術の後はベッド上で起きてもいいし、誰かが付き添ってくれたら、車いすで移動してもよかったから、トイレも楽になったよ!
だってさ、ベッドの上ではおしっこするの大変だったもんね。
え、どうやってしてたのかって?
ん〜、そんなのネットでいろいろ調べたら!!(笑)
2週間ほどで実家そばの病院に転院したんだけどさ、もう普通に座って行けるのにね、病院の救急車でサイレン鳴らして走るんだもん、恥ずかしかったよ〜。
で、あとは骨の付き具合を見ながらリハビリ!
5月の連休の頃にはね、週末はあ〜ちゃんの元へ帰っていました。
創外固定のピンを抜いたのは5月の終わり。
1センチほどの傷口が足に6カ所、腕にも4カ所残ってます。
これはね、骨なんかが完治したらね、おしりの皮膚を少し切り取って移植してきれいにしてくれるんだって。
よかった!!
・・って、そのときまたおしり出すんだあ!!
あれれ、前置きが長くなりすぎたみたい。
本来のおしがまな話をしないとね! (笑)
入院中、初めて外泊許可もらって、あ〜ちゃんに車で迎えに来てもらって帰った時ね、まだ創外固定したままだから、傷口が不潔になるといけないからってね、プレートの上から包帯をグルグル巻きれてさ、ジーパンなんてはけないから、あ〜ちゃんが持ってきてくれたスカートで帰ったのね。
外での移動は車いすね。
で、室内では松葉杖!
右手だけの松葉杖だけど、リハビリのおかげでさ、けっこう上手にピョコピョコ動けるようになっていたんだよ。
久しぶりにおうちに帰ってさ、お寿司なんかの出前を取ってもらって、すごくゆったり過ごしたんだよ。
久しぶりにあ〜ちゃんの膝の上に座ってさ、あ〜ちゃんにもたれかかってね、たまっていたビデオなんかも見てたのね。
座っちゃうとなかなか立ち上がれないからね、トイレに行くのもおっくうになっていてさ、けっこうおしがましながら見てたらさ、やっぱりあ〜ちゃんがゴニョゴニョしだしたのよね。
何となくそう言う予感はしてたけど、まさかこんな体の時にはねえ。
で、適当に遊ばせておいて(笑)無視しながらビデオ見てたらさ、スカートめくりあげて下着の中に手を入れようとするのね。
事故以来さあ、お風呂に入ってなかったわけよ。
創外固定が外されるまでは入れなかったのね。
看護師さんが体を拭いてくれたり、髪を洗ってくれたりはしてたけどぉ、やっぱりねぇ・・。
だからそう言ったのに、あ〜ちゃんは「気にするな!」なんて。
気にするよつ〜の!!
けど・・、長い間ご無沙汰してるとさ、なんかすごく恥ずかしいような感じなのよね。
それがかえって刺激的でさぁ、こっちもすぐにその・・なんて言うのかな、火がついちゃって・・(恥)
リビングのカーペットの上に横たえられちゃったのね。
私は腕と足をプレートの上から包帯でぐるぐる巻きにされていて、思うように動けないからあ〜ちゃんのなすがまま・・。
けどね、体の方は久しぶりだから、その・・すごく感じていたんだけど、おしがまの方もさあ、こっちも感度がよすぎるって言うかなんていうか・・。
クリちゃんに指が行ったらさ、とたんにジンジンジ〜ンって、すごくきわどい感覚が走ってさ、もう我慢できなくなる感じで・・・。
何度も「おしがまエッチ」してるからさ、こんなの慣れっこのはずなんだけど、この時は「もうだめぇ!!」ってギブアップ!
だってさ、もし失敗しちゃったら包帯が濡れてさ、傷口にまで影響が出るじゃん!
そうなったらすぐ病院に舞い戻って消毒しないといけないでしょ!。
まさか「お漏らししちゃいましたぁ!」なんて言えないもんね。(笑)
で、あ〜ちゃんにも我慢してもらって、いったん中断!
けどさ、私の体は久しぶりの刺激に酔って、フニャフニャになっていてさ、一人では起き上がれなかったのよね。
っていうか、まだ刺激の余韻が残ってて、動いたら出ちゃいそうで・・・。
あ〜ちゃんにそ〜っと起こしてもらって、そ〜っとお姫様抱っこしてもらって、いざトイレにゴ〜!!
その時の私の格好ったらさ、上半身は脱ぎかけ(脱がされかけ)のブラウスとずり上げられたブラ!
下は、起きるときにスカートが脱げてしまって、右足だけ脱がされたパンツがさ、包帯の固まりのところにひっかかってフワフワ・・・
なんかすごくこっけいな感じだったけど、そんなことどうでもいいや!って思ってね。
で、トイレの前まで来たのはいいんだけど、便座の向きと抱っこされてる向きが逆じゃんかっ!!!!
そのままじゃあ便器をまたがないとダメな方向になってたあ!
あ〜ちゃんがそ〜っと私をおろして立たせて、肩を貸そうって言うんだけど、146センチと178センチの肩が釣り合うわけないじゃん!
杖を持たずに移動するのは怖かったけど、トイレの目の前でウダウダやってられないし、早くおしっこしたいからって、片足だけでピョンピョンと入っちゃおうとしたのね。
けどさ、ケンケン飛びっていうの、あれってけっこう衝撃があるんだよね。
3歩ほど飛んだところでジュワ〜ってなってきて、あわてて右手で押さえたけど、止まんない!
それ以上漏らしたら包帯が濡れる!!って、もう必死になってね、右足だけで少しジャンプするみたいにしてさ、とにかく便座にお尻をつけたんだわさ。
通常座る形に対して30度ほどずれてたけど、もういっぱいいっぱいでさ、手を離したらシュ〜って出てきたよ。
で、おしっこしながらズリズリと向きを修正しようとしたらね、あ〜ちゃんのバカがのぞき込んでいるのね。
私の右手はおしっこで濡れているし、左手は自由に動かせないから、もう最悪でね、終わるまで見られちゃいました。(恥)
まあそのあとはあ・・・、いろいろあってぇ、それなりにそれなりしたんだけどぉ、やっぱり足が思うようにならないからムリがあってね、どうしようもないからさ、おとなの行為であ〜ちゃんを満足させてあげました。
うん!
足よりも先に腕の方のピンが抜かれて、そっちは割と早く回復したのね。
で、それから遅れること2週間後に足の方も抜かれたのよさ。
けどまだ完全に骨がくっついた訳じゃないので、ずっと足には装具をつける事になったのね。
んと、膝から足の先まである装具でね、クツまでセットになっているの。
それをつけて、左足に荷重をかけないようにして歩くのね。
あ、もちろん右手には松葉杖・・っていかステッキね。
それなりに行動範囲も広がってきたので、6月中旬から職場復帰したんだけど、朝はあ〜ちゃんと車だからいいけど、帰りがね、時間が合わないことが多いから一人なんだよね。
電車の中とかはいいんだけど、階段の上り下りが怖いなあ・・・。
最近はかなり慣れてきて、左足にも徐々に荷重をかける練習中ね。
お仕事はね、デスクワークのみ!
上は制服を着てるけど、下は裾が広いジーパン姿!(笑)
夏場はブラウスが半袖なんだけど、傷があるからってね、私だけ長袖なのさ。
まあそれなりに左手も動かせるようになっているから、入力作業もなんとかこなしてます。はい。
この前の金曜日、総務課長の提案でね、私の復帰祝いをしようって。
なんとなく気が乗らなかったんだけど、せっかくそう言って盛り上がってるし、聡実も朋美も唯ちゃんも参加するっていうし、で、系列会社に行っているあ〜ちゃんに電話したらね、車で移動しているから、7時過ぎに迎えに来てくれるっていうのね。
それで少し安心して出かける事にしたのよさ。
会社から近い無国籍料理の居酒屋さん。
10人ほどが集まってくれてワイワイ騒ぎながら、みんな私の歩調に会わせて移動してくれたのね。
けど、なんか雨が降りそうな空模様でいや〜な予感がしてた。
「復帰おめでとー!」なんて言われて宴会スタート。
アルコールはもう解禁されていたけど、別の理由があってさ、私はすご〜く控えめに飲んでいたのね。
かなり騒いで、1時間ほどした頃に朋美がトイレに行こうとしたので、私はまだ尿意を感じていなかったけど、
「あ、私も行く!」
って、ピョコピョコついて行ったんだわさ。
そしたらね、やっぱり!!って感じで見事に予想通りの現場を見たわけよ。
男女共用の和式トイレェ!!!
まだ足に荷重をかけられないし、だいいち装具つけたままじゃあ足首どころか、膝だって90度しか曲げられないんだよ〜私。
絶対にしゃがめないじゃん!!!
「由衣、大丈夫、できる?」
朋美が聞くので
「うん、まあ・・なんとか・・」
「どうする、手伝おうか?」
「はあ、手伝うって何を?」
「足、曲がんの?、体を支えようか?」
「いいよぉ、ひとりで出来るから!」
「そうお?」
朋美は心配そうに言ってくれたけど、それに甘える事も出来ないから断ったのよね。
(あ〜あ、ほんとに鳥取の時と同じパタ〜ンだなあ・・)
なんて思いながら、とりあえず試しにジーパンのまましゃがんでみようとしたんだけど、膝を曲げる段階で左足は痛くなるし、足首だって曲がらない。
(だめだこりゃ!)
あきらめて、ステッキを握り直してトイレを出たらさ、そこに唯ちゃんが待っていたのよさ。
「あ、由衣さん、足、だいじょうぶですか?」
心配そうに声をかけてくれる彼女の顔がさ、2年前の「ダブルゆい」の頃と比べると、すごく成長したって感じでさ、大人に見えるんだよね。
私よりも3歳年下なのに、まるでお姉さんに見えちゃう。
なんていうのかなあ・・、正直ジェラシーみたいなの感じる私って子供?
とりあえず席に戻ったんだけど、ここではおしっこできないってわかるとさ、不思議なモノでさ、急にしたくなってくるんだよね。
そんなこと誰も知らない・・っていうか、朋美も唯ちゃんも、ほかのみんなもさ、私はトイレを済ませたと思っていただろうからさ、ますますビールなんかを飲ませようとするのよね。
チビチビやっていても、すぐにおなかが・・・。
(だめだよぉ、もうすぐ限界になりそ〜だよ〜!)
なんて思って、とりあえずあ〜ちゃんに電話してみたのね。
「あ〜ちゃん、いまどこ?」
「おう、ちょうど会社に着いたところだ。書類を置いたらすぐ行くよ。」
「よかったあ、車でしょ。早く来てっ!」
「ん、どうした?」
「・・笑わない?」
「まあ、事と次第によるけどな。」
「あのね・・・・おしっこしたいの!」
「はん?」
「ここさ、和式しかなくってさぁ・・、」
「できないのか?」
「・・うん・・」
「そうか・・」
「ね、おねがい!」
「わかった。今何パーセントぐらいだ?」
「え、なにが?」
「由衣の貯水率」
「もうおぉ、95パーセント超えてるよぉ!」
「よっし。すぐ行くよ。」
なんて会話をしてね、とにかくまた席に戻った訳よさ。
「君たちはいつまでたっても新婚みたいだな!」
なんて冷やかす総務課長はさ、それをサカナにまたビールを注ぐのね。
こういうのってさあ、なんか断りにくいんだよねえ。
まあもうすぐあ〜ちゃんが迎えに来てくれるからって、ちょっと気を許してグラス1杯飲んじゃったんだな、これが・・。
後のことも考えずにね。
・・・5分たっても10分たってもあ〜ちゃんがこない。
控えめにはしていたけど、ノセられてそれなりに飲んでいたし、会社を出てから2時間ぐらいたつから、もうけっこうパンパンになってきて・・
不安になって、もう一度あ〜ちゃんに電話しようと思っても、横に課長がいて動けなかったのね。
(あ〜ちゃ〜ん、早く来てよ〜!!)
なんて心の中で叫んでいたのは言うまでもありません。
それから5分ぐらいして、やっとあ〜ちゃんが来てくれた。
課長は「まあ1杯飲め!!」って勧めていたけど、あ〜ちゃんは車だからって断ったのね。
そしたら、酔っぱらうとしつこくなる課長さん、今度は説教酒になっちゃってさ、なんだか知らないけど、くどくどとしゃべり出したのね。
私は早く帰りたくて、ステッキを持って立ち上がってるのにさ、なかなか動けない。
みんなもあ〜ちゃんも、課長のしつこさは知っているので聞き流しているんだけど、私はおしっこが切迫してるからそんな余裕はないっつ〜の!
無駄な時間がダラダラ過ぎることは悲劇につながるって思ってさ、
「課長、すみません、ちょっと足の方が・・・」
しつこい話に割り込みましたよ。ええ!
「あん?」
「お酒のせいかなあ、ちょっと足が痛むので・・これで・・」
ウソも方便。
なんだかんだいっても、課長はかなり今回の事故のこと、気にかけてくれていたから、そう言ったらすぐに話をやめて、
「お、そうか。ちょっと飲ませ過ぎたかな?」
なんて神妙になっちゃって・・・。
「あ、いえ、帰って横になればすぐに治ります!」
上手にかわしてさ、あ〜ちゃんの横にピョコって移動したのね。
「そうか、すまんすまん。早く帰って横になってろ。」
課長のその声でみんなが席を立って、私たちふたりを店の表まで見送ってくれたのね。
で、やっとの思いで車に乗り込んだらさ、安心感が災いしてさ、さっきまでよりもすご〜く・・・おしっこがしたくなるのよね。
まだおうちまではけっこう時間かかるじゃん。
ここで気を緩めたら大変!
「ね、ベルトゆるめてもいい?」
返事を待たずにジーパンのベルトゆるめて、ボタンもはずしてさ、ファスナーを少し下げて・・・
とにかくおなかのスペースに余裕を与えてあげたのね。
金曜日の夜7時を回っていたなあ・・。
丸の内から平井までの道のりがね、想像していたよりも遠くてね、もう耐えられないぐらいの地獄になっちゃったよぉ。
雨が降ってるせいもあるんだろうけど、どの道に入っても渋滞しててさ、隅田川を渡るまでに30分ぐらいかかったかなあ・・。
その間にもおしっこはどんどん溜まってきてさ、
「あ〜ちゃん、ク〜ラ〜止めて!」
「止めると蒸し暑くなるぞ。」
「いい!、止めてっ!」
「はいはい・・」
ファスナーをおろしているからさ、冷気が直接あたるんだよね。満杯の膀胱にね。
亀戸のあたりまで来た時に、
「あああ〜、おしっこした〜いっ!」
って、思わず言っちゃった・・・。
だってね、1秒ごとに膀胱が膨らんでいくようなね、そんな感じがしていてさ、じっとしていられないし、ってわけで、思わず言っちゃったのね。
「コンビニか喫茶店にでも入るか?」
あ〜ちゃんが私の様子を心配して言ってくれた。
でもね、コンビニでも喫茶店でもさ、そこに洋式トイレがある保証ってないじゃん?
「こちらのお店は洋式トイレですか?」
なんて聞けないしさ、あ〜ちゃんが見に行ってくれてもさ、もしなかったらまた次を探すってことになるじゃん。
そんな時間をつぶすよりもさ、このままじっとしていた方がましなように思えてさ、少しは葛藤したけど、
「ううん。我慢するから早く帰ろ!」
なんて・・言ってみたものの、膀胱がカチカチに堅くなっているのがわかるぐらいに張っていてさ、もうファスナーも全開にしてたのね。
あ〜ちゃんの前でもさ、やっぱり押さえるのって恥ずかしいよ。
もう何回も経験してるけど・・・。
んでも押さえてないと危険なので、押さえてました。はい。
汗なのかオチビリなのかわからないけど、なんかしっとりしていたような記憶があるなあ・・・。
おしっこしたいのにできない・・
そんな時ってさ、やけに膀胱のあたりをさすったりしない?
そんなことしたって無駄だけど、人の目がない時はさ、私ってしょっちゅうやってるような気がするよ。
この時もやっぱりさすってたなあ・・。
あれってさ、気を紛らわすとか膀胱をいたわるとかじゃなくってさ、膀胱の張り具合を確認してるんじゃない?
わざと軽く押さえてみたりしてさ、あとどれぐらい我慢できるのかを探っているような、そんな気もするんだけど、みんなはどう?
で、せっぱ詰まった状態になってしまうと、おかしなものだよね、過去のおしがまシ〜ンを思い出したりするのよね。
特に思い出していたのは、あ〜ちゃんが出向していた三重県でのこと。
車の中でコンビニの袋でやっちゃった事とか、あ〜ちゃんの送別会の帰りでさ、ついに漏らしちゃった事とか・・・。
そんなの思い出してさ、あの時よりも今はまだマシだとか、まだ余裕だよ!
なんて自分を励ましたりなんかもして、時計を見ないようにしながらがんばっていたのね。
ま、そんなこんなでお店を出てから1時間少しで、ようやくマンションにたどり着いたのね。
玄関に横付けしてもらって、あ〜ちゃんに引きずり出してもらって(笑)、とりあえずエレベータホールまで一緒に来てもらってさ。
タイル張りの床が雨で濡れているから、滑りやすいからってね。
で、あ〜ちゃんは車をすぐに移動させないといけないから、私だけで8階へ!
あ、ジーパンは開いたままだけど、長めのサマーセーター着てたからね、パンツは見えていません。念のため。
で、他の住人が乗り合わせていなかったので、押さえながら上昇する時の[G]に耐えて、ヨチヨチ歩きでおうちの玄関までたどり着いたのね。
もう気は焦ってるし、手には震えまで出てきていたから、鍵もなかなかすんなりとは開いてくれなくってさ、死ぬ思いでがんばったよ。
エレベータの中とか廊下とかさ、防犯カメラがあるから、きっとすごい格好してたの・・、撮られていたろうね。(恥)
とにかく大急ぎで玄関を開けて、さあここからが大変!
まず扉を閉めるのと同時にジーパンをずり下げて、装具とセットになっているクツを脱ぐのね。
私用に腰掛け台を用意してあったので、それに座ったんだけど、前屈みになれないのね。おなかを圧迫しちゃうから・・・。
クツはマジックテープで止めてあるだけなんだけど、それすら外せない状況になっていたのよさ。
んなもんだから、右足のクツすら脱げないのね。
一瞬迷ったけど、廊下とかは後できれいにすればいい訳だからって、とりあえずクツのままでトイレに行こうって思ったのね。
まあ誰でもそう思うんだろうけど、どっこい、これがそうはいかなくなっていたのよね。
・・・立ち上がれない!!
さっきから少しずつオチビリしている状態でさ、右足だけで立ち上がるのは無理があって、これ以上おなかに力を入れられないのね。
シューズボックス扉のつまみを持ってさ、なんとか立ち上がろうとしたんだけど、それすると一気にジョ〜っていっちゃいそうで・・・。
いつもはステッキで支えながら立ち上がるんだけど、それはもう床に投げ出してしまってたし・・・。
最悪〜!!
このときばかりは「あ〜ちゃん助けて〜!」って、大事なところ押さえながら声に出していたよぉ。
で、ガレージに車を置きに行っていた愛しの旦那さんは、すぐに帰ってきてくれて、ドアを開けるなり
「なにやってんだよ?」
なんて言うんだけど、見りゃわかるでしょ。戦っているのよ〜!
まさかそんなことは言えなくて
「助けて!立てない〜!!」
って泣きながら叫んでた。
まあこれまでにも何度か同じようなこと繰り返しているから、あ〜ちゃんは何も言わずに、さっさと私の後ろに回り込んでさ、ひざのうらに手を入れて体を持ち上げたのね。
ちょうど赤ちゃんにシーシーさせるような格好・・・。
おながか思いっきり圧迫されてジュワ〜って少し出たっ!
「さ、早くパンツおろしちゃいな!」
あ〜ちゃんは親切でそう言ってるんだろうけど、両手があ〜ちゃんの腕の中で動かせないし、おしりがうんと下がっているから、その格好でパンツなんかおろせるわけないじゃん!
けど・・
さっきのジュワ〜が引き金っていうか、先走りって言うか、もうね、次のが出かかっているのがわかってさ・・・。
「だめ、おろせないぃ!、けどもう出ちゃう!!」
「だったらそのままで!」
「や〜ん!」
の会話のうちにお風呂場に!!
「さっ!」
って、浴槽に向かって立ったあ〜ちゃんがさ、大きく私の体を上下に一回ゆすったのね。
それですべてが始まった〜い!!
パンツの中がジワ〜って熱くなって、シュチュジュワ〜なんて複雑な音出しながらおしっこが出てきたよ〜!
たぶんパンツで押さえつけられているから、あんな音になるんだろうね。
んで、パンツ越しなのにさ、あっという間に生地を突き破ってね、真っ暗な浴槽の中にジャババババ・・っておしっこ飛び散ったのね。
お風呂の中に反響してすごい音に感じたなあ・・。
で、最悪なのが、あ〜ちゃんがおもしろがってさ、だっこしている私の体を上下左右に揺らしたんだよね。
だからおしっこの飛び方も揺れてさ、ジーパンにひっかかった〜!!
「ばか〜、これ明日もはくのに〜ぃ!」
なんて、おしっこしながら怒っている私・・・。
んと、いっぱいいっぱい我慢していたから、勢いもよくってさ、けっこう長かったように思うなあ・・。
最後の方になるとさ、あ〜ちゃんの足下にもポタポタって・・・。
で、これから後がまた大変なのよさ!
そのままおろされたらさ、装具にもおしっこが伝っちゃう。
けどいったん立たないことには何も出来ない・・・。
ふたりしてどうしようかって迷ってさ、結局私をそのまま浴槽の縁に座らせることがベターだってなって、そ〜っとおろされたのね。
もうおなかに力を入れても怖くないから、そこで座ったままパンツとジーパンを脱いで、あ〜ちゃんに渡してもらったタオル使ってきれいにして・・
それでやっとお風呂の中で立ち上がった。
下半身裸で足には装具、おまけにクツをはいたまま・・っていうこっけいな格好になったわけよ。
あ〜ちゃんは電気つけて、それをおもしろがって笑ってた。
・・・いつか殺しやる!!
体か回復してきたから、しばらく遠のいていたおしがまもさ、徐々に回復傾向にあるチョビ・・じゃなかった、由衣なのであります。
さって、がんばろっと!!