ずいぶん大雪になってしまいましたね。
雪の被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
今年のお正月はさ、これまであんまりお休みとか取っていなかったからってね、7日までお休みもらったのね。
だから実質9日までの大連休♪
お友達の典子さんがね、お仕事の関係で大阪から鳥取に長期出張してるから、そこへ遊びに行ったの。
あ、もちろんあ〜ちゃん(旦那さん)もいっしょにだよ。
まさかこんな大雪になるとは思っていなかったからさ、もう大変だったんだよ。
1月3日にね、まず大阪まで行って、お正月に帰ってこなかった姉の麻衣に会ったのね。
両親からことづかったものを渡して、それから特急「スーパーはくと」に乗って鳥取に向かったの。
「はくと」って白ウサギのことなんだって。
因幡の白ウサギってことだって、それまで知らなかった〜。
姫路のちょっと先から中国山地を横切って鳥取に入る列車でね、進行方向の景色がモニタテレビで見られるの。
山の方に向かい出すとさ、すぐに雪景色になってすごかったよ。
夕方鳥取について、駅前のホテルにチェックイン。
典子さんがやってきて、久しぶりの再会でさ、嬉しくてハグハグ・・。
そこがホテルのロビーだってこと忘れてたよ〜。(恥)
んでタクシーに乗って、典子さんが行きつけの郷土料理なんかを扱っている居酒屋に行ったのね。
そんなに大きなお店ではなかったけど、カニ料理もあったりなんかして、けっこう楽しかったよ。
典子さんったらね、けっこうあ〜ちゃんに対して厳しくてさ、私のことを大事にしてるか!とか、満足させているか!(エッチの方ね)とか、あ〜ちゃんがタジタジになるほどつっこんでいたよ。
んで「もっとシャッキッとしろっ!」って頭をはたいてた。
あ〜ちゃんてさ、ほんとあんまりしゃべらない人なんだもんね。
前の晩にね、あ〜ちゃんの両親たちと遅くまで飲んでいたから、この日はちょっと早めにおねむになってきたので、10時すぎに典子さんとバイバイしてホテルに帰ったのね。
博士とA子さんからメールが来てたけど、ほんとに眠かったから返事も送らずに、シャワーも使わずに寝ちゃったのよさ。
もちろんエッチなしね!
翌朝10時に典子さんが迎えに来て、タクシーで出発!
鳥取まで来たんだからさ、絶対に砂丘に行きたかったの。
そしたらタクシーの運転手さん
「砂丘はいま入れないんじゃないかな?」
なんていやなこと言うの。
この大雪で閉鎖しているかもって。
とりあえず行ってみようと言うことで走ってもらったんだけど、駅から砂丘までけっこう距離があるのね。
なんとなくさ、すぐ近くにあるような気がしていたんだもんね。
砂丘入り口にある砂丘センターというところで降りて、そこで聞いてみたらね、やっぱり閉鎖してた〜!
観光客もいなくてさ、おみやげのお店とかレストランも休業状態。
ガッカリしてたらね、ふたりづれのおじさんがやってきて、
「どこから来たの?」
って聞くから
「東京からです。」
なんてうらめしそうに言ったらね、一カ所だけ入れるようになっているところを案内してくれるって!!
この砂丘センターの目の前からもう砂丘なんだけど、このときは大雪に埋まっていてさ、砂丘の山がまるでスキー場みたいになっていたわけで、むやみに入ったら雪崩が起こるから危ないんだって。
で、そのおじさんたちは砂丘の管理をしている人たちで、雪を踏み固めた道を造っていたのね。
その道まで案内してもらって、とりあえず行けるところまで行ってみようって言って、歩き出したのよさ。
海の方からの風が強くてさ、押し戻される感じで大変だったよ。
さっきも言ったようにさ、まるでスキー場・・・。
けどね、風で雪が飛ばされるからかな、少し行くとさ、所々に砂地が見えたの。
普段このあたりは観光用の馬とラクダがいるところだって。
わ〜い、馬に乗りたかったのにぃ!!
30分ほどかかって砂丘山のてっぺんに着いたのね。
ここまで上ってくるとさ、かえって雪が少ないんだよね。やっぱり吹き付ける風で飛ばされるみたい。
で、すぐ目の前が日本海〜!!
すんごく雄大で感動ものだったよ〜!・・・って言いたかったけど、風が強くてさ、じっと立っていられないのね。
何度か吹き飛ばされそうになって、あ〜ちゃんと典子さんに支えてもらったりしてさ。
・・よけいなことなんだけどさ、管理のおじさんたちってね、典子さんとあ〜ちゃんが夫婦で、私がどちらかの妹だって思っていたみたい。
もう失礼しちゃうぅ!!
そのころからまた雪が降り出していたんだけど、それがだんだん吹雪みたいになってきたから、急いで戻ろうって事になったのね。
けど下るのは怖いよ〜。
砂地のところはいいんだけど、雪があるところはけっこう滑るのね。
スノーブーツ穿いているのに。
実はさ、私この時けっこうおしがま状態・・・。
朝起きた時に行ったきりだったし、この寒さでしょ。
冷えたんだと思うけど・・・。
やっと砂丘センターの前まで戻ってきたらね、除雪してある道路も雪で白くなっていた。
早く中に入ろうと思ってね、そこで私、またやってしまったのよさ!!
入り口の段差をね、踏み外したの〜!
っていうかさ、新しい雪ですべりやすくなっていたんだわさ。
そんなの気づかないじゃん!
左の足首をひねった状態でベタッてコケた〜!
いった〜いっ!!
そこまでは典子さんと手をつないでいたのにさ、先に入り口の戸を開けようとした瞬間にスッテ〜ン!だもんなあ・・。
すぐにあ〜ちゃんが抱き起こしてくれて、とりあえず中に入ったのね。
ロビーのいすに座って、すぐにブーツ脱いでみたけど、特に変わった様子はなかったのね。
けど・・なんか痛い・・・。
とりあえずおしっこがしたかったから、典子さんに肩を貸してもらってトイレに行ったんだけど、左足首がなんかヘン・・・
しゃがもうとすると激痛があ!!
それでもなんとかしゃがんで、左手で壁を支えて足首に負担がかからないようにして、どうにかおしっこできた〜。
ここのレストランの、魚介類のせいろ蒸しがおいしいらしいけど、この日は営業していないから、タクシーを呼んで街までもどったのね。
ファミレスに入って、あったかいおそばを食べていたんだけど、いすに座っていると足首がジンジン・・・
やっぱり病院へ行こうということになって、典子さんの宿舎近所にある救急病院へ行ったらね、レントゲンを撮られてさ、骨は折れていなかったけど、足首のじん帯損傷の疑いだって言われたよ〜!
で、今は動かしてはいけないってね、シャーレという半分ギブス・・なんていうのかなあ、足のふくらはぎ側だけをギブスにして包帯で巻くの。
それをね、ひざのすぐ下まで巻かれたの。
本当はひざまで巻いたほうがいいらしいんけど、動きにくいだろうってひざ下までにしてくれた。
んでね、かかとの部分を少し厚くして、ゴムを貼り付けるの。
衝撃を和らげるためなんだって。
けどさ、きつめのジーパンだったから、脱がないと巻けないって言われて、も〜お、パンツ丸見え状態で巻かれたよ〜!
んでもって、今度はジーパンが穿けないの。
さあ大変!!
仕方ないから典子さんがひとっ走り宿舎に帰って、スカートを持ってきてくれた。
少し大きいけど、ベルトでしっかり止めて(笑)とりあえずタクシーで一端ホテルへ帰ったのね。
慣れない松葉杖でピョコピョコ歩いていたらさ、すごいね。
サッとホテルの人が車イスを持ってきてくれたよ!
「や〜ん、恥ずかしいよ〜!」
だだをこねていたらさ、
「チョビ!おとなしく言うことを聞くの!」
典子さん、まるでお母さんみたい。
んと・・このとき私たちのそばにいた、リュックを背負った背の高い男の人、チョビ!っていう言葉に反応して、振り返って私のこと見ていたようだったけど、ひょっとしてここを見ている人かなあ?
もしそうだったら、あのとき騒いでいたのは、はい、たしかに私です。
あんまり言いふらさないでね、かわいい子だったなんて。(笑)
典子さんも一緒にお部屋でルームサービスのコーヒー飲んで、しばらくゆっくりしてたのね。
この日の夜はさ、あ〜ちゃんは大学時代の友人と飲みに行く、私は典子さんの宿舎で一緒に夕ご飯・・という風に、別行動の予定にしてたの。
あ〜ちゃんは私のことが心配だからって言うけど、お友達も楽しみにしているだろうし、私は典子さんと一緒だから大丈夫だよって言って、予定通り出かけてもらったのね。
で、この足では買い物も行けないからって。私たちは予定変更で、昨夜行った典子さん行きつけの居酒屋さん、もう一度そこへ行きたいって私が言ったのね。
用意していた自分のスカートに履き替えて、松葉杖持って出かけました。
んと・・病院から乗るときも、このときもだけどさ、鳥取のタクシー運転手さんって親切だよ。
わざわざ降りて、先に座席に回りこんでさ、私が乗り込むのを支えてくれたりするのね。
典子さんお気に入りのお店はさ、マスターがいい人でね、イス席ではつらいだろうからって奥のお座敷を使わせてくれるのね。
おかげで足を投げ出して、座イスまで借りてご満悦!
お造りとか焼きガニとか、なんかいっぱい頼んでさ、調子に乗ってお酒も飲んだのね。
ほんとはさ、病院でアルコールはダメって言われていたのね。
足が炎症起こしてるからよくないんだって。
けどさ、典子さんにも悪いし、私だって飲みたいじゃん。ご馳走がいっぱい並んでいるんだよ。
んだけどねえ・・私ったら大事なこと忘れてた!
ここのお店、トイレは和式の男女共用!!
ひざは曲げられるけど、足首はしっかり固定されているじゃん。
どうやってしゃがめる!?
せっかくの楽しい旅行をさ、こんなケガで台無しにしてしまって、典子さんに申し訳なく思ってさ、なんとか挽回しようってこのお店に来たんだけど、おしっこどうすんの〜!て感じ・・・。
案の定、お店に入って1時間ほどでね、おしっこしたくなってきたのよさ。
典子さんが楽しそうにしてるので、なんか言い出しづらくてさ、忘れようって思って話に入り込んでいたけど、やっぱり・・・だんだん深刻な状態になりつつあるわたし・・・。
「典子さん、トイレ行きたくなってきた〜」
って言ったらね、
「いいよ、行こう!」
なんてあっさり返されて
「けど、ここじゃあ無理だもん・・」
「ああ、大丈夫だって。私が支えてあげるから!」
そうは言ってもさ、せまいトイレだし、第一いっしょに入ってもらうって恥ずかしいじゃん。
やっぱり無理だよって言って、お店を出ることにしたのね。
外に出たら吹雪みたいになっていて、そのせいかタクシーどころか車もほとんど走ってない!
スカートはひざ上までだし素足だからさむ〜い!!!
風でヒラヒラするしさあ!
で、お店に戻って、タクシーを呼んでもらうことにしたんだけど、この雪だからなかなか捕まらない・・・って。
そうこうしているうちにもさ、おなかがパンパンになってきて、すっごく不安になってきたのね。
お酒のせいもあるから、すごく早く溜まってくるって感じ・・。
空いている座席に座って、イスの上にギブスの足を投げ出していたんだけど、お座敷で座っていたときよりも冷えるよね。
(がまんするの!我慢するの!)
って何回も自分に言い聞かせていたけど、タクシーがすぐに来る保証がないじゃん、すっごく不安・・・。
私がせっぱ詰まっていること、典子さんはわかっていたんでしょうね。
「(トイレに)行ってみる?」
って、何回か優しく聞いてくれたけど、私は首を横に振るだけ。
正直に言うとね、もう典子さんに手伝ってもらってしようかなってさ、何度か思ったんだよ。
けど支えてもらってしゃがんでもね、左足を伸ばしたままではさ、足が前の壁につかえてしまってうまくいかないと思ったのね。
少し余裕を持たせてしゃがむとさ、いくら私が小さくても、きっとうしろにこぼしちゃう・・・。
それに典子さんが後ろから支えるほど、ドアーからのスペースもないから、半開き状態でしなければ・・なんて考えたらさ、どうしても出来なかったのね。
何度も何度もおしがましている私だから、これくらいは平気!!
そう思って我慢し続けていたかわいそうなわ・た・し!
もうね、おなかがポッコリ膨らんでいるのがさ、はっきりと見えるぐらいになっちゃって、じっとしていられなくなって・・。
からだをゆすったらさ、イスがギシギシ・・・
恥ずかしかったけど、どうしようもなかったのよさ!
足に鳥肌まで浮いてきちゃって・・・。
きっと周りにいたお客さん、私のおしがまに気づいていたでしょうね。
でね、いっそのこともう一度外に出てさ、立ったままやっちゃおうかなんて思ったのね。
スカートはフレアになっているから、少し前屈みにやれば何とかなるし、お店の横の路地は暗くて人も通っていないだろうから、そこだったできるんじゃないか、どうせ地面は雪で濡れているからごまかせる・・なんて思ってね、典子さんに見張りと盾になってもらってさ、そっとやってしまおう!
・・けどそれも却下!!
だってさ、絶対に足に伝っちゃう!
ギブスの中に伝ったらさ、大変なことになるよ。
拭けないし・・包帯にも染みが出来るし・・。
それに・・においもこもるし、カットしてもらうときにバレちゃうよ。
それに・・それに、濡れたパンツはどうするの〜?
そのままじゃあタクシーにも乗れないよ〜!
けどギブスがあるから立ったままでは脱げないよ〜!って・・。
あ〜っ、やっぱりダメだ〜ってさ、もう頭の中パニック!!
今だけ男になりた〜いっ!お○ン○ンほしい〜っ!
このときは真剣にそう思ったなあ・・・。
だんだん弱気になってきたのね。
おなかの一部だけが熱く感じてね、なんかそこがドックンドックンって脈を打っているような気になってさ、そっと触ってみたら石みたいに硬くなってるの。
あと5分待ってタクシーが来なかったら・・典子さんにお願いしよう、
あと3分・・あと1分・・
そしたらさ、神様って絶対にいるんだよ〜!!
3人のお客さんが入ってきたの。
その後ろからタクシーの運転手さんの姿が!!
「タクシーを呼ばれた松本さんは?」
私ビックリするぐらいの声で
「はいっ私です!」
なんて叫んでいた。
今のお客さんが乗ってきたタクシーがさ、無線の呼びかけに、
「その店に実車中!」
と応えてくれて、救いの神になったのよさ!!
松葉杖はもどかしいから、典子さんに支えてもらって、もうスカートがめくれることも気にしないでさ、タクシーに転がり込んだのよ。
けど表通りも白くなっていて、ホテルまでの道のりが徐行運転・・・
交差点で信号待ちがあると、
(もう赤信号でもいいから突っ切って〜!)
って叫びたくなるほどイライラして・・・。
で、発進の時、後輪がスリップして車が左右に揺れるのね。
まるで私がおしっこを必死でこらえているのを知っていて、わざといじわるしているみたいな。
ふつうなら5分ほどが、このときは10分以上かかったみたい。
けど私にしてみれば1時間にも感じたよ〜!
「しっかり押さえてろよ!」
典子さんは大きな声で(普通だったらしいけど)そんなこと言うから、
「は?」
運転手さんが反応しちゃった・・・。
もう恥ずかしいったらありゃしない・・まあ、押さえていたけど・・・。
たぶん・・の話だけど、これがあ〜ちゃんとふたりきりの時だったら、きっともうどこかの時点でダメになっていたと思うよ。
典子さんとか運転手さんとか、あ〜ちゃん以外の人がいるから、きっと我慢できたんだと思うのね。
ホテルが見えた時、少しホッとしたもんだから、我慢が利かなくなってきてさ。信号で停まったり、ロータリーを回り込むのがね、なんて言うのかな、いじめられているんじゃないの〜って思ったよ。
もういいからここで降ろして〜っ!って叫びたかった〜。
降りたってどうにもならないのにね。
とにかく何があってもお部屋のトイレまでは我慢!!
唇をかみつけてそう決心したぐらいだよ〜。
乗り込むときは必死だったからかな、うまく乗れたけど、ホテルに着いたらさ、少し気が緩んだのかなあ、降りようとすると・・開いちゃいそうになるのよね、尿道口が・・・
どこに力を入れても開いちゃいそうになって、怖くて動けない・・・。
典子さんと運転手さんが、両腕とギブスの足をうまい具合に引っ張ってくれて、スカートがズリあがってパンツ見えてたようだけど、もうそんなのかまっていられない。
まあなんとか降りられて、用意されていた車イスに座り込んよのさ。
運転手さんとホテルの人たちは、私の体が不自由だからって思ってくれたでしょうけど、ほんとはもうおしっこが漏れちゃいそう・・漏れるというより全部出ちゃいそうで、それで動けなかったんだよ〜!
典子さんにキーを受け取りに行ってもらって、急ぎでエレベータ・・
わ〜ん、こんな時に限ってどれも1階に停まっていな〜い!!
「そこのトイレでする?」
典子さんがホール奥のトイレを教えてくれたけど、もしもだけど、もしも万が一失敗したら・・って思うとさ、どうしてもそこでは出来なくて、もうとにかく必死で押さえて部屋まで車イス押してもらって、ドアーを開けてもらって・・・。
「早く早く!!!」
そんな言葉が何回も出てた〜。
けどさあ、バスルームへの一段高くなっているのが越せないの!
松葉杖にもう力を入れられない。
ドアーとか壁を使っても体に力を入れられなかったのね。
バリアフリーの大切さを実感!
典子さんに先にバスルームに入ってもらって、両方の脇を抱きかかえてもらってやっと入れたのね。
私が軽かったからすぐにあげられたよって、典子さんが言っていた。
このときはチビでよかったって・・思った。
んで、典子さんが便器のふたをあげてくれて、私は壁に片手を着いて右足を軸にして向きを変えようとしたんだけど、えへへ・・・・
出てきた出てきたぁ!!
・・なんてのんきなこと言ってられないよぉ!
たぶん本当はとうに限界を超えていたんでしょうね。
それが「トイレに入った」という事実だけで「準備完了!」になってしまったんでしょうね。
典子さんがバスルームの外に出る時にはさ、もうパンツの中が熱くなっていたあ!
とにかく必死でパンツ下ろそうとしたのね。
けど右足だけで支えながら、不安定な状態でパンツを降ろす・・そんな芸当がこのときの状況で出来るわけないじゃん!
もういいやっ!・・ってね、そのまま座った・・というか、しりもちをつくような感じで座り込んだ・・・。
スカートだけはめくり上げていた・・と思う。
んでジョ〜〜・・って・・・。
あ、これはお漏らしではありません!!
だってちゃんとトイレに座っているんだもんね!(笑)
もうね、体中の全部の水分が出てるんじゃないかって思うぐらい、後から後からジャージャーって出てくるのね。
終わったかなって思ったら、またシュルル・・なんて出てきて・・・
半開きのドアーから典子さんったらのぞき見して
「あーあ、やっちゃったねぇ!」
なんてうれしそうに笑うし・・・。
「見るなボケェッ!」
なんて、わたくしには似合わないお言葉まで出たり・・・。
濡れちゃったパンツを、どうにかして脱ごうと思うんだけど、ギブスと包帯にしずくが付きそうで・・なかなか大変だったよ。
で、どうにか後始末を済ませて、典子さんに抱きかかえてもらって1段降りたらさ、典子さん、いきなりスカートの中に手を入れてきた!!
「ちゃんときれいにした?」
なんて言いながら・・・。
私もうビックリ!!
パンツを穿いていないのに、直に触られた〜〜〜!
「やっぱりツルツルは気持ちいいね!」
なんて追い打ちをかける典子さん。
まあ確かに典子さんは・・そういう人だったんだけど・・・、この時はちと恥ずかしさがこみあげてきたよのさ。
だってまだ少し湿っていたかも・・・(恥々)
このあと典子さんもトイレに入ったのね。
私が我慢していたから、自分だけ済ませるのはかわいそうだからって、典子さんも同じように我慢してくれていたんだって。
うん、やっぱり優しい人だ!
パンツは捨てようかと思ったけど、ゴミ箱だとホテルの人に見られるからイヤだし・・で、水洗いだけしてナイロン袋にしまい込んだのね。
典子さんはあ〜ちゃんが帰ってくるまで部屋にいてくれたよ。
で、お風呂に入りたかったけど、ギブスがあるから無理。
あ〜ちゃんはかなり酔っていたから、すぐに寝ちゃった。
この夜もエッチなしの夜になったとさ。
長時間イスに座っていると、足首が腫れるからダメって病院で言われて、帰ることをあきらめてもう1日宿泊を延長。
お休みを長く取っていてよかったあ!
けどこの足ではどこにも行けなくて、あ〜ちゃんに車イス押してもらって鳥取駅の周辺をウロウロしただけ。
あ〜ちゃんごめんね。
仕事が始まっていた典子さんも、夜にまた来てくれてね、ホテルの中国料理のお店で3人で食事したのね。
もう明日は帰ることに決めていたから、その後はお部屋にお酒とか持ち込んで、いっぱいお話して、典子さんとしっかりお別れしてたのよさ。
足の痛みはなくなっていたけど、もう3日もお風呂に入っていないからさ、さすがにエッチするのは・・いやじゃない。
で、この夜もエッチなし。
あ〜ちゃん・・ごめんね〜。
1月6日、ギブスカットしてもらって、テーピングして帰ってきたよ。
さんざんな旅行になってしまったけれど、それなりに楽しかった・・と言っていいかどうか・・・?
でね、整形外科でちゃんと診てもらったらさ、じん帯は切れていなくて捻挫だけだった!!
すぐにギブスを巻いて固定したから、軽くて済んだみたい。
けど痛めて緩んでしまっているから、しばらくはテーピングをしておかないと捻挫しやすくなるんだって。
あ〜ちゃんにも典子さんにも迷惑をかけた旅行になりましたとさ。
ふ〜、ほんとに私ったら・・・
おしまい