仕事の分野がまるっきり違う私と彼は、思うように時間が合わなくて、なかなか一緒に出かけることが出来なかった。
それでもお互いの家が近かったことが唯一の救いで、夜遅くに会ってお茶したり、少しだけ飲みに行ったりと、そんな小さなデート(?)を繰り返していくうちに、いつの間にか彼は・・・私にとって大切な人になっていった。
ただ・・お互いが「おしがま」という共通の趣味(?)をもっているので、
「今から帰るまでトイレ禁止な!」
たまに出かけたデートの途中で、彼はよくそんなことを言って、私にいっぱい水分を摂らせ・・・わざと遠回りして帰ったりした。
そして彼の部屋まで我慢させられ、バタバタとトイレに駆け込もうとしたら、ドアを閉めさせてくれず、
「見せて!」
と、鼻の下を伸ばして言う。
さすがにこれには抵抗があったので、絶対にイヤだと言って断っていた。
でもある日、その時はもう本当に限界を超えて我慢していたので、押し問答をしている余裕がなかった私は、見られながらおしっこをしてしまった。
それに気をよくしたあいつは、それから何度も見せてと言ってトイレに入ってくる。
慣れというのは恐ろしいもので、いつの間にか・・・見られていても平気になっていく自分があった。
それでも、どこかの博士のように「量ってみよう!」などと言うようなことは言われたことがない。
私は・・もうひとつやってみたい事があった。
それはおしっこを我慢しながらのエッチ・・・。
彼はそれを求めて来なかったけれど、私はいつかやってみたいと密かにチャンスをねらっていた。
前に英樹とつきあいだした頃、ちょうどおしっこがしたかった時にエッチされたことがあった。
けれどあのときは初めてのエッチで、無我夢中だったのでよく覚えていない。
ただ・・おしっこを我慢していたことが・・なんか気持ちよかった・・・という記憶だけが残っていて、それが尾を引いていたようだ。
ある夜、久しぶりのデートでお酒を飲み、その後彼の部屋にやってきた。
たぶんこのままエッチするだろう。
そう、このとき私はわざとおしがまをしていた。
それを彼に気づかれないように、動作に気をつけながらシャワーを浴びた。
おしっこを我慢しながら浴びるシャワーは地獄だった。
(私って・・なにバカなことやってるんだろう!?)
そう思えて、もうここでおしっこしてしまおうかと何度も思ったが、それでも密かな期待・・というか欲望のようなものに押し切られて、我慢しながらシャワーを浴びていた。
(早くしようよ、もうやばくなってきた・・・)
私の狙いなど知らない彼は、なかなか始めない。
ビールも飲んでいたので、予想以上におしっこが溜まってきていた私。
(もう今日はやめようかな・・?)
でも、せっかくここまで我慢しているのに、いまさらおしっこしてしまうのはちょっと・・・悔しいような気がする。
早く彼がその気になるようにと、私はけっこう大胆に身をゆだねたりもしていた。
それから30分ほどして、ようやく彼は私をベッドに横たえた。
でもそのころの私は、おしっこがしたくてたまらない状態になっていた。
上向きに寝て足を伸ばすのが・・ちょっと辛いぐらいに。
不安を感じながら抱かれていった私。
パンパンに張った膀胱の上を彼の手が動くと、それだけで漏れそうになって、ギュっとお尻に力を入れると、ジワ・・っと体の芯から熱いものがこみ上げてきて、彼の指がやってきた頃には、私のそこはもうトロトロ状態になっていた。
クリを触られるとすぐにイキそうになって、おしっこまで出そうになる。
ギュッと脚を閉じて耐える私。
脚を持ち上げて開き、体を二つに折るようにして、彼の口が私を攻めだした。
舌で尿道口のあたりを転がしている。
ただでさえおなかが圧迫されておしっこが出そうなのに、この舌の動きは耐えられない。
すぐに昇りつめたけど、お股やお尻にありったけの力を入れて、漏れないように耐えていた。
彼の大きなモノが入ってくると、今度は内側から膀胱が圧迫されて漏れてしまいそうになる。
それをグっと堪えると、体の中によりいっそう彼を感じてまた熱くなる。
そんなことを何度も何度も繰り返し、私はまた昇りつめそうになった。
私の反応の良さに気をよくしたのか、彼はますます燃え出して、いつもはしないような体位をとろうとする。
何がどうなったのか知らないうちに、私は彼の脚をまたいで背中を向けて座る形をさせられ、後ろから愛されていた。
座った状態で突き上げられると、その刺激が膀胱への衝撃となってたまらなくなる。
しばらくすると、彼は私の体ごと後ろへ倒れ込んだ。
ちょうどエビ反りのような格好にされた私。
腹筋が、張り裂けそうなほどに膨らんでいる膀胱を圧迫する。
おまけに彼のモノが内側から思い切り刺激するので、おしっこがしたくて気がヘンになりそうになった。
そんなときに、彼がクリをさわり出したもんだから、もうさすがに耐えられなくなって、なにか叫んだ瞬間に私の尿道口は・・開いてしまった。
といっても、彼のモノがふさいでいるので勢いよくは出てこない。
動きに合わせて・・そう、突き上げた彼が引くとき、そのときに出来るわずかな余裕でおしっこが漏れだし、また突き上げられて塞がれる・・・。
その繰り返しで、「ジュブ・・ジュブ・・」という音がだんだんと激しくなっていき・・・こうなってしまうと、もう一気に出してしまいたい気持ちに襲われてしまう。
だけど塞がれていて出せないもどかしさが私をいじめ、更に体を走る快感が相乗作用して、私は一瞬意識を失ったような気がした。
そうなると尿道口はさらに大きく開いて・・触っている彼の手をめがけて熱いよくおしっこが飛び出してしまった。
私は完全に陶酔しきっていた。
彼がビクンビクンと、私の中で動いたことさえ気がつかなくて・・・。
彼が私の中から離れた時、出口が開放されたおしっこは、すごい勢いで彼の脚とベッドにたたきつけ、指が時々じゃまをするものだから、私の太ももにも痛いほどのしぶきを跳ねた。
もうベッドの上は私のおしっこだらけ・・・。
私は支えていた腕の力が抜けて、彼のおなかの上に倒れ込んでいた。
ようやくおしっこの勢いが弱まって・・チロチロとしずくになりかけると、彼の指がまた勢いよく暴れ出した。
「!!」
さっき昇りつめたのに、また・・・った私。
私にとっては凄く濃いエッチだったけど、終わった後が大変だった。
私も彼も、下半身はおしっこだらけ。
しずくを床に垂らしながら、バスタオルを取りに走って体を拭き、おしっこ溜まりが出来ているシーツとベッドパッドを、こぼさないようにはがして持ち上げ、そうっとお風呂へ運び、おしっこを流してから洗濯機に放り込み、ベッドの周辺を拭き掃除して、少しだけ濡れたマットレスはドライヤーで乾かして、そしてお部屋には消臭剤をいっぱい振りまき・・・
エッチよりも、後始末の方で疲れてしまった私たち。
やっぱりお漏らししてしまうような・・ギリギリのおしがまエッチは避けなくては・・・と、反省しきりの私。
ひとつ計算外だったことがあった。
それは彼が・・・実は私のおしがまを見抜いていた事だった。
彼は全部承知で、私が我慢できなくなるのを待っていて、わざとゆっくりとエッチを始めたそうで、私がどの時点でおしっこを訴えるか、それを待っていたという。
だけど一向に言わないもんだから、わざとおしっこしたくなるような体位をとったらしい。
だけどもし「おしっこ漏れそうだからやめて!」と言ったらどうするのかと聞くと、その答えは・・・「無視して続ける!」だった・・・。
私が「おしっこ!」と言っても言わなくても、結果は同じだったようだ。
だけど、やっぱり私のおしがまエッチは・・その後も続いた。
あれ以後、お漏らしするほどのギリギリ我慢でのエッチはしていないけど、ちょっとおしっこしたいなって思う程度のエッチは・・・やっぱり凄く感じる。
彼もそれに併せて、わざと膀胱を押さえたり、指で中から刺激したりする事がある。
私が「だめぇ、出ちゃう!」と叫ぶのを喜んでいるようだ。
そんな・・ちょっと変わった性癖を持った私と彼。
きっと出会うべくして出会ったんだなと、つくづく思っている。
夏休みが思うように取れなかった私たちは、9月に入ってから休みを取り、久しぶりに近場でゆっくりしようと、和歌山県の温泉巡りに出かけた。
勝浦温泉で2泊し、那智の滝などをゆっくり巡って、黒潮の海岸線を楽しみながら白浜温泉まで戻って来て、ここで3泊した。
ちょうど2日目の夜、ガラ空きのラウンジで飲んでいると、カウンター席にカップルがやってきた。
女の子の方は凄くちっちゃくて、彼氏にぶら下がるようにして歩く様がかわいくて、私はしばらくふたりに見入っていた。
真っ赤なバラの花が描かれた浴衣を着ているその子は、どう見ても未成年のように見えるが、それでもカクテルを飲んでいる。
「ねえあの子、何歳ぐらいかな?」
「うん?、うーん、中学・・いや高校生ぐらいかな。」
「そうよね。でもお酒を飲んでるわよ。」
「まあ・・まあそれぐらいはいいけど・・」
「彼氏の方は25〜6ぐらいかなあ?」
「そんなところだな。」
「兄妹じゃないわよね。」
「教師と教え子だったりして!」
「まさか!、でもどういう関係なんだろうね?」
「そんなに気になるのか?」
「うん・・」
「よし、こっちへ呼んで確かめてやろう!」
「え、よしなさいよ。」
「大丈夫。よけいなことは言わないからさ。」
「でも・・」
「任せておけ。」
彼の好奇心は私以上で、
「よかったらこっちで一緒に飲みませんか!」
と、気安く声を掛けていた。
そのカップルは初め躊躇していたものの、彼に勧められるままに私たちのテーブルに移動してきた。
東京から来たというそのふたりは、悔しいほどのお似合いのカップルだった。
それが、私と小原由衣との出会いだった。
もうすぐ22歳になると言う由衣。
浴衣姿が似合う童顔な顔立ちから、それはすぐには信じられなかった。
彼氏の方は・・私の彼と同い年だという。
うーん、この風体の違いに、私はちょっとジェラシーのようなものを感じてしまった。
(あーあ、私の彼も、もう少し男前ならなあ・・・)
結局私の彼がほぼ一方的にしゃべって、1時間ほど飲んだ後、明日は一緒にアドベンチャーワールドに行こうと決めてお開きにした。
エレベーターを待っているとき、私はその子・小原由衣の仕草が気になった。
(あれこの子、相当おしっこ我慢してる!)
そう言えば一緒に飲み出してからはトイレに立っていない。
(へーえ、恥ずかしがりなのかな?)
私は気になるものの、彼らよりも1階下でエレベーターを降りた。
次の日、私はわざとトイレに行かないようにしていた。
お昼にビールを飲んだ後も、トイレに行かずにレストランを出た。
サファリジープに乗っているとき、由衣ちゃんはかなりおしっこを堪えている仕草をしだした。
(やっぱりこの子、いつも我慢する子なんだ!)
そういう私も、この時点でけっこう危険水位に迫っていて、実は人ごとではなかったが・・・。
夕食の後、永井が強引に由衣ちゃんたちをホテルの外に連れ出した。
居酒屋で飲み、カラオケに誘い、あげくにはラーメンまで食べさせて、永井はご機嫌だったが、由衣ちゃんの顔は少し引きつっていた。
居酒屋で1度トイレに行ったけど、浴衣の着崩れを気にしてか、由衣ちゃんはそれ以後おしっこしていない。
私でさえ相当溜まっているから、由衣ちゃんもかなり我慢していたのだろう。
帰り道で「もう我慢できない・・」と、彼にささやいているのが聞こえて、私はドキドキしていた。
エレベーターの中でも、しきりにすり足をしていて、
(由衣ちゃん・・間に合わないんじゃないかな?)
そんな心配までしてしまった。
かくいう私もせっぱ詰まっていて、部屋に入るなりトイレに飛び込んで、うれしそうな顔の彼に見られながらおしっこしていた。
永井はお風呂にも入らず、そのまま高いびきをかき出した。
ちょっと疲れた私は、彼を放ってひとりで大浴場に行った。
「あれ由衣ちゃん!」
鏡の前で由衣がひとり、なにやらポーズをとっていた。
所々にほくろがあるが、とてもきれいな肌をしていて、まるで赤ちゃんのようだ。
「おしっこ間に合った?」
と聞いてみると、はにかんだように「はい」と答える。
その言い回しの奧に、なにやら別のモノがあるように思えて、私はあえて永井とのおしっこ関係を言ってみた。
ビックリしたように目をパチクリしている由衣。
でもその驚き方が・・初めて聞く驚きの感じではなく、隠していた物を見つけられてしまったときのような驚きだったと・・私は確信した。
恥ずかしそうにうろたえている姿がかわいくて、私は思わず彼女を抱き寄せると、その小さな胸に触れていた。
驚いて固まってしまった由衣の姿がまたかわいい。
お礼だと言って、今度は私の胸を触らせた。
ますます固まっている由衣。
私はあえてそのまま湯船へと入っていった。
次の日の早朝、また偶然に由衣とお風呂で出会った。
永井とのおしっこ関係の話が気になっていたという。
はにかみながら言う仕草がかわいくてたまらない。
お湯でのぼせてしまった由衣を休ませていると、体育座りしている足の間から、女の子の部分が丸見えになった。
色素沈着がほとんどない由衣の女の子は、まるで赤ちゃんのようだ。
女である私が見てもきれいだと感じるほどで、しばらく見つめてしまっていた私。
そのことを口にすると、由衣はそれに対して相当コンプレックスを抱いているようだったが、彼から大事にされていることなどを話して、もっと自分に自信を持つように説いている私がいた。
人見知りが激しい割には人なつっこい由衣とは、その後も携帯メールでのやりとりが続いた。
私は決してレズではないつもりだが、なぜか由衣に対しては・・それに似た感情が沸いてきて、抱きしめたくなる。
1月の末、由衣がひとりで大阪へ遊びに来たとき、別に約束した訳でもないのに、私と由衣は「おしがま競争」をしてしまった。
新大阪の駅へ迎えに行ったのが午後6時。
それから私の部屋に連れて行った午後11時までの間、お酒や紅茶を飲んでいたのに、1月という寒空の下を歩いていたのに、私も由衣も一度もトイレに行かなかった。
由衣は暖かそうなダッフルコートを着ていたが、その下はセーターと膝丈のスカート、素足に紺のハイソックスという、私よりも薄着だった。
地下鉄を降り、私の部屋に向かってブラブラと歩いていると、由衣はかなりせっぱ詰まった表情になり、
「まだ・・遠いんですか?」
と聞いてきた。
どうやらこの時点でギブアップになったようだ。
「もうすぐよ。」
「・・はい・・」
由衣は私の腕にしがみつくように歩いている。
きっと何かを掴んでいないと我慢できないほどに高まっていたのだろう。
実のところ私もかなり我慢していて、由衣にしがみつかて揺すられることが・・ちょっと辛かった。
エアコンのタイマーを10時にセットしておいたので、部屋は暑いほどになっていた。
コートを脱ぎながら由衣が
「あの・・トイレ・・」
真っ先に口にした言葉がこれだった。
「おしっこしたいの?」
そう聞くと、由衣は少し困ったような顔になって、
「うん・・」
つぶやくように言った。
くねくねと体を揺すっている。
「実はね、私もすごく我慢してるの。」
「・・?」
「どちらが先にトイレに行くかジャンケンで決めよう!」
「・・はい・・」
従わざるを得ない由衣はジャンケンに応じてきた。
そして私が勝った。
もし負けていれば先に行かせるつもりでいたのに、勝ってしまった私に意地悪な気持ちが芽生えてしまった。
わざとゆっくりコートを脱いでハンガーに掛け、後からでもいいのにエアコンの温度調節をし、聞こえよがしに「おしっこおしっこ!!」と言いながらユニットバスに入った。
そしてドアを少し開けたまま、私は水も流さずに思いきりおしっこを始めた。
先ほどから痛いほどうずいていた膀胱が、やっと緊張を解かれて楽になろうとしている。
「はあ・・」
わざとらしくため息をつく私。
由衣はきっと・・私の音と声を聞いてたまらなくなっている事だろう。
そう思うと、私はわざとゆっくり後始末をした。
水を流そうとして体の向きを変えたとき、鏡に由衣の姿が映った。
「?」と思って振り返ると、由衣がドアを開けて入ってこようとする。
その格好は、およそ人前では見せられない姿だ。
スカートのすそから入った両手は完全に股間を押さえていて、体をくの字以上に曲げてせわしなく脚をすりあわせている。
「あら、ちょっと待ってよ。」
そういう私に
「だめ・・もう・・」
由衣は泣きそうな声を出した。
きっと私のおしっこの音やため息に誘発されて、もう我慢が出来なくなったのだろう。
さすがにかわいそうになって代わってあげようとすると、由衣はそのまま狭いユニットバスの中に入り込んできた。
私が少しバスタブの方へ体をずらすと、よほどせっぱ詰まっていたのか、由衣は洋式便器を背中にして、一段と足ふみ運動を激しくしながら、私のすぐ目の前でスカートをめくり上げてお尻を後ろに突き出し、似合わないアイボリーのショーツを両手で引き下ろしながら腰を落としていった。
その時すでに由衣のおしっこはあふれ出していたようで、便座にお尻が着く前にビチャビチャと便器の中にこぼれていって、すぐにシュイーーという音を出しながら、ものすごい勢いで便器にたたきつけだした。
「ふぁう・・」
ため息を漏らす由衣。
ウォシュレットを付けているために、由衣には少し便座が高いようで、つま先だけが床についている。
(かっわいーい!)
うつむいて小さくなり、私のすぐ目の下でおしっこをしている由衣の姿が、とてもかわいく見えた。
40秒近くかかって、ようやく由衣のおしっこは終わったようだ。
両手でスカートの裾を持ち上げていた由衣が、このときになって初めて顔を上げた。
「ずいぶん溜まっていたねえ!」
私が見下ろすように言うと、
「ちょっと・・濡れちゃった・・」
はにかみながら上目遣いで言う由衣。
どうやら座る間に流れ出したおしっこが、太ももを伝って少し便座を汚したようだ。
「いいわよ。さ、お姉さんが拭いてあげる!」
私はそう言うと、由衣の横にあるペーパーホルダーからペーパーを引き出して丸め、由衣の股間へ手を伸ばした。
「あ・・や・・自分でしますからぁ!」
由衣はあわてて私の手を押さえ、スカートを降ろして足を閉じた。
「いいの。お姉さんがやったげる!」
私は強引に膝を開きスカートをめくり上げると、由衣の抵抗を無視して女の子の部分に手をやった。
実はこのとき、ペーパーを持ち替えて指で直接由衣を触った。
「やんっ!」
悲鳴を上げた由衣。
おしっこでビショビショになっている由衣の女の子部分は・・・想像した通り少しヌルっとしていた。
(やっぱり!)
私の腕を両手でつかんでいる由衣は、
「のりこさんのエッチ!」
と、かすれた声で言った。
「ふふ・・由衣ちゃんと私だけのヒミツよ!」
私は訳のわからないことを言って、由衣の女の子をきれいにすると、
「さ、立って!」
と由衣を立たせ、もう一度ペーパーを引き出して、スカートを持ち上げるように言って由衣のお尻と太ももを拭いてやった。
「無理して大人っぽいショーツ履いてきたのね。」
「おかしい・・ですか?」
「ちょっとね。由衣ちゃんはクマさんパンツでいいのに!」
「あ〜、ひど〜い!」
由衣の真っ正面にかがみ、私はショーツまで履かせていた。
幼い妹の世話をしているような・・そんな錯覚を覚えた私がそこにいた。
そんないたずら(意地悪?)ばかりしていた私に、とうとう天罰が下ったことを報告しなくてはならない。
それは4月の初めの金曜日の夜。
ある仕事の打ち上げが(大阪の)キタで開かれた、その後でのことだ。
私は部長のお供で別の仕事の接待につきあわされ、そちらをこなして駆けつけたときは、もう二次会も終わりかけの頃だった。
すでにできあがっているみんなが「駆けつけ3杯!」などと騒いで、私は無理矢理ビールを注がれて一気飲みさせられた。
接待でもけっこう飲んでいたので辛かったけど、場の雰囲気を壊さないようにと、私はがんばった。
「下柳君、こっちに座りなさい。」
機嫌が良さそうな営業課長が私を横に呼び寄せる。
「いやあ、今回の成功は君の功績が大きい。ご苦労さん!」
そう言ってビールを注ぐ。
特に私だけが何かをしたという訳ではないが、たまたま取引先の好意で大口の契約がまとまったものだから、課長は上機嫌だった。
私を隣に座らせて、ロレツの回らない口で話しかけてくる。
私はトイレに行きたかった。
7時過ぎに部長と一緒に接待の席に着いた。
それから1度もトイレに行っていない。
接待では私1人が女だったので、なにかと話題を持ちかけられて中座できず、好きでもない水割りをどんどん飲まされていた。
お開きになって、部長が男だけで遊びに行くと言うので、やっとトイレに行けると思っていたら、私にまでタクシーが呼ばれていて、待たせることが出来ないので我慢したまま乗ってしまい、そして今、まだトイレに行けずにいる。
この4時間ほどの間に、ビールをコップに3杯、水割りを4〜5杯飲んでいたから膀胱はパンパンになっていた。
なのに・・席を立とうとすると、酔っぱらった営業課長は私の手を掴んで離さない。
もう本当に膀胱が悲鳴を上げかかっていた私。
「さあ次行こう!!」
誰かがそう言った。
できあがっているみんなは気勢を上げて立ちあがった。
課長はここで切り上げると言って、やっと私を解放してくれた。
ゾロゾロと店を出て行くみんなを尻目に、隅の方にあるトイレに向かうと、中から同僚の郁美が青い顔をして出てきた。
かなり酔っているようで足下もフラフラしていて、とてもひとりでは歩けないようで、私にしがみつくように倒れかかってきた。
見ると、トイレの中は郁美がかなり汚していて・・・使えない。
(ええっちょっとお!!)
やっとおしっこができると思っていた私は、また断崖絶壁に立たされてしまった。
膀胱がズキズキと脈を打っている・・気がする。
とにかく郁美をトイレから引きずり出して、お店の人にわびを入れているところへ、先輩が戻ってきた。
「あらまあ・・なんて事!」
半分意識がない郁美を、とにかく連れ出そうとして肩を貸すと、力が入って膀胱を刺激してしまい、チロ・・っとおしっこが出てしまった。
(やばっ!!)
私は限界を感じて、
「先輩・・私トイレに行きたくて・・」
救いを求めるように言うと、
「次のお店はすぐそこよ。」
と、簡単にあしらわれてしまった。
先輩はエレベーターのボタンを押している。
「あ、いえ・・もう我慢できなくて・・」
さっき飛び出したおしっこで下着が冷たくなり、それに誘発されて次が出てこようとしている。
「そう・・困ったわねえ・・」
先輩はそう言ってあたりを見渡した。
そこは雑居ビルの4階で、同じフロアーには他の店が何軒かある。
だけど知らないお店にトイレだけ借りに入る勇気はない。
そうこうしているうちに、私に最大級の波が襲ってきた。
「あ・・」
郁美に貸している腕を放し、私は狭い廊下にしゃがみ込んでしまった。
支えを失った郁美も、同じように座り込んでしまう。
(だまだ、もう漏れるっ!)
全身に震えが走って、私は最悪の事態に陥りかけた。
「典子さん、非常階段!」
先輩の声が聞こえた。
5メートルほど先に、重たそうなドアがついた非常階段がある。
私は最後の力で立ち上がり、思い切り股間を押さえた恰好で、そのドアめがけて・・ヨロヨロと駆けだした。
(お願い、まだ出ないで!)
(カギがかかっていませんように!)
(誰もいませんように!)
(誰も来ませんように!!)
そんなことを思いながら、必死で・・駆けた。
幸いカギはかかっていなかった。
ノブを回し重い鋼鉄製のドアを押し開くと、またおなかに力が入ってチロロ・・いや、今度はジョロロ・・と、おしっこがおふれ出してきた。
「だめえっ!」
そんなことを叫んだ私はそのまま非常階段に飛び出し、階段を駆け上がった。
なぜ駆け上がったのかはわからない。
押さえている手はもう・・おしっこで濡れている。
それでも必死で押さえて踊り場まで駆け上がった。
そこで力尽きた私。
・・・もう完全に開いてしまった私の尿道・・
シューとがジューとか音を出しながら、堪えていたおしっこがあふれ出してしまった。
もうどうすることも出来なくなった私は、とにかくその場にしゃがみ込んでいた。
無意識のうちにスカートはめくり上げて・・・。
しゃがむとおしっこの勢いが強くなって、シュイーという音を出しながらパンツを突き破って飛び出し、鉄製の階段の隅まで流れていくと、バチャバチャと音を立てながら、下の階へ落ちていった。
(いやーん!!)
あまりにも大きな音になったので、私はあわてておしっこを止めようとした。
(止まってーっ!!)
ギリギリまで我慢していたおしっこは・・いくら力を入れても止まってくれない。
おしっこの流れにも勢いがついて、シャララ・・という音に変わって流れ落ちていった。
幸い誰も来なかった。
必死でおしっこを止めて、ふっとため息をついてから周囲を見ると、その場所はビルとビルの谷間で、どこかの窓から誰かが見ていない限り、人目に付く場所ではなかった。
おまけにかなり薄暗くて、そのことでも救われていた。
「ホッ」
途中で止めた気持ち悪さが残っているけど、私は大急ぎで立ち上がり、手すりを頼りに体を支えてパンツを脱いだ。
(ああ・・ずっと前にも・・こんなことした事あったなあ・・)
なぜかのんきなことを思い出しながら・・・。
ありったけのティッシュと、お気に入りのハンカチを使って後始末をすると、それらとパンツをジップロックに入れてバッグにしまい込んだ。
(あーあ、もうこのジップロック・・使えないなあ・・)
・・スカートも、ほんの少しだけれど、お尻の方の裾が濡れている。
でも、いつまでもこんな場所にいるのは恐いので、おそるおそる階段を下りてドアを開けると、郁美の側には男性社員が数人いて、抱きかかえているところだった。
「あれテンコ、どこに行っていたんだ?」
一人の男性が私に気づいて聞いてきた。
「あ、うん、彼に電話・・。」
我ながらとっさに出たうまい言葉。
先輩がニヤリと笑ったのが恐かった。
完全につぶれてしまった郁美は、ひとりの男性社員がお持ち帰りすることになった。
私はと言うと、スカートが少し濡れているし、それに・・ノーパンだ。
この状態でみんなと一緒には騒げない。
かといって一人で帰るのも恐い。
とりあえずみんなとは別れて、先程のお店に戻った。
郁美が汚してしまったトイレは、まだ掃除中だった。
もう一度わびを入れながら、私はケータイで彼に連絡を取った。
ラッキーな事に彼も新地で飲んでいて、ここまで迎えに来てくれるという。
私は彼が来てくれるまで、ひとりカウンターに座ってウーロン茶を飲んでいた。
30分ほどして、彼が下まで来ていると連絡をくれた。
お礼を言って、私はお店を出た。
(あ・・またおしっこしたい!!)
さっき途中で止めてしまったから、どれだけ残っていたのかわからないし、それにかなり時間が経っているので、このお店で飲んだビールなんかも効きだしてきたのかも知れない。
もう膀胱はイエローカードを出していた。
もう少し飲みに行こうという彼を、一生懸命説き伏せて帰ろうと言った。
いくら彼と一緒でも、やっぱりノーパンで歩くのは恐い。
スカートのシミも気になる。
それにおしっこがしたい・・・。
早く帰ろうという私を不振に思ったのか、彼はいろいろ聞いてきた。
私は今ノーパンでいることを知られたくない。
知られたら、そのいきさつを話さなければならない。
飲み過ぎて気分が優れないという理由をつけ、やっとタクシーに乗り込んだ。
でも・・御堂筋はおきまりの大渋滞だった。
難波を抜けるまでに20分以上かかってしまい、天王寺を過ぎたあたりで、私の膀胱がレッドシグナルを示しだした。
さっき我慢しすぎたせいで我慢の機能が低下してしまったのか、今度はとても辛い。
「ああ・・おしっこしたい・・」
つい口走ってしまった私。
彼は聞こえなかったのか、何の反応も示さなかった。
膀胱の位置関係がわかるほど、まん丸く膨らんでしまったおなかをさすって、私は必死で我慢していた。
限界が来るのが先か、彼のマンションに着くのが先か!?
もう車のわずかな振動も辛い状態になっていた私。
それでもなんとか我慢することが出来て、ようやく彼のマンションについた時、ちょっと気がゆるんでしまって・・・タクシーから降りようとしたときにまた・・少し漏らしてしまった。
パンツを履いていないので、ツーっと太ももを流れていくおしっこ。
「あっ!」
思わず声を上げた私を、彼は興味深そうに見つめて
「どうした?」
と言いながら肩を抱いてきた。
私は前屈みになりながら、
「トイレ行きたいっ!」
吐き捨てるように言って彼にしがみついた。
一歩一歩の振動がモロに膀胱を刺激して、もう私はスカートの中に手を入れて耐えることしかできなかった。
「おいおい、なんて格好してるんだ!」
オートロックのキーボタンを押す間も、エレベーターを待つ間も、そしてエレベーターの中でも、私は脚を激しくすりあわせて、両手を強く押さえつけて耐えた。
「うん、部屋のカギ!?」
彼がわざとらしくジャケットのポケットをまさぐっている。
いつものことだ。
「おねがいっ、今日は冗談抜きでヤバイのっ!」
私はドアの前でくの字になって哀願した。
きっと引きつった顔をしていたと思う。
彼は何も言わずにキーを取り出し、カギを開けてくれた。
そのことでまた私の気がゆるんでしまった。
ジュブ・・
さっきよりも多い量のおしっこが漏れ出す。
「あっあっ!」
わずかに空いたドアの隙間へ体を滑り込ませ、照明も付けずに上がり込もうとした私。
でも、あわてているからパンプスがうまく脱げない。
「おいおい。」
後ろで彼があきれたような声を出した。
片手を壁に付け、片手をスカートの中に入れている姿は、彼にどのように映っていたことだろう?
もうおしっこがあふれ出している私は、まだ完全にパンプスが脱ぎ切れていないのに上がり込もうとしてよろめいた。
「おっと!」
彼が後ろから支えてくれて、倒れ込むことはなかったものの、その衝撃でまた・・・おしっこがあふれ出した。
もう押さえている手からもこぼれかかっている。
そして私は・・・もう動けなくなった。
ちょっとでも動いたら、次の瞬間にダムの決壊が起こることが予想できる。
「あ・・く・・」
からだのふるえが大きくなって、私の脳裏に「絶望」の文字が浮かんだとき、
「テンコ、もう漏らしてるのか?」
彼の声が遠くの方で聞こえたように思った。
が、同時に彼の手が・・・私のスカートの中に入ってきていた。
「やーっ!」
こんな状況下でも、私は抵抗していた。
漏らしていることを知られるよりも、パンツを履いていないことを知られる事への抵抗だった。
「テンコ!、おまえパンツ!!」
無駄な抵抗だった。
私はブルブルとふるえながら何も答えられない。
そして・・押さえている私の手を押しのけるようにして・・彼の指がクリを触ったとき、その刺激が起爆剤となって・・・シューというようなかすれた音が聞こえて・・とうとう私のおしっこは一気に堰を切ってしまった。
ものすごい勢いで飛び出してきたおしっこは、彼の手に当たって跳ね返り、私の脚に伝い、ビチャビチャと床にたたきつけていった。
「は・・あ」
そんな声を出したように思う。
そして私は・・おしっこを出しながら・・その場にへたり込んでいった。
おしっこをしている気持ちよさと、彼の指から受ける刺激が快感になって、その場で昇りつめてしまった私は・・・その後のことをよく覚えていない。
おしっこ遊びをしたり、由衣ちゃんに意地悪したりしていた私は、やっぱりこういう形で・・お漏らししてしまったのだ。
彼の目の前で・・3度目のお漏らしだ・・・。
短時間で二度も強烈なおしがまをしてしまったことで、膀胱の機能が麻痺してしまったのか、その夜から翌日いっぱい、私はおしっこの我慢が効かなくなってしまって、尿意を感じてしばらくすると、チョロっと漏らしてしまっていた。
正直に言うと、エッチな最中に・・彼のお口にも・・チョロっと・・・
膀胱炎になったのかと心配していたけれど、幸いそれは免れた。
もう、こんな事はやめよう!
何度もそんなことを考えたりもしたのに、それでもやめられない私。
なぜ?、何がよくて?
と、いつも自分に問いかけてみるけれど、答えは出ない。
ただ言えることは
「おしがまってサイコー!」
ということだと思う。
ね、由衣ちゃんもそうでしょ!! → 「う・・うん・・(by 由衣)」
おしまい