由衣の独り言 50(露天風呂)




 またちょこっと前のお話になってしまうんだけど、6月の最終日曜日、お仕事の関係で島根県の方へ出張しました。
私ひとりで、しかも遙か遠い島根へ行くってなったとき、真っ先に頭をよぎったのは、なんて言って断ろう……!? でした。
でも気が弱い私なもんだから、断るチャンスをつかめないうちに話はどんどん進んでしまって決定事項に!!
 おうちに帰って半泣きであ〜ちゃんにそう言ったら、幸いあ〜ちゃんの方も仕事が落ち着いていたらしくて、一緒に行ってくれる事になったのね。
けどあ〜ちゃんの旅費は出ないから私費だけどね。
 で、最近なんだかんだでバタバタしていたから、この機会に温泉にでも泊まってゆっくりしようかって言ってくれて、ホントは日帰り出張だったんだけど、あ〜ちゃんと温泉だって思ったら、あんなにイヤだった出張が夢のように感じられて……あは、私ってわかりやすい人なのかな?

 当日の朝新幹線で岡山に出て、そこから伯備線特急のスーパーやくもに乗り換えてお昼前に目的場所に。
私はそこで4時間近くお仕事関係のお話があって、あ〜ちゃんはその間、街をブラブラして映画を見ていたみたい。
何を見たのかは言ってくれなかった……?
 んで駅前からタクシーに乗って温泉ね。
大きなホテル形式の施設もいっぱいあるんだけど、お湯が循環式だと私の皮膚が荒れるので、源泉掛け流しの旅館を探してあったのね。
 シーズンでもないし、日曜日だし、それにそんなに大きな旅館じゃないから、その日の宿泊客は私たち夫婦と、あと老夫婦が3組だけだった。
んで例によって浴衣を(小児用に)交換してもらって、まずはお風呂!!
女性の方にも露天風呂があって、はじめは私一人だったなんか少し怖かったけど、おばあちゃんが3人そろって入ってきたので、すぐに仲良くなって一緒に露天に。
薄暗くなってきた夏の夕空を見上げながらお湯に浸かるって、なんか乙だよね。
(なんか乙だよね。……の使い方、こういうので合ってるよね?)
 その後はお部屋でごちそういっぱい食べて飲んで……。
あらかじめお食事は量より質でと頼んであったので、すごく豪華。
この時期だからカニさんは出なかったけど、お魚の舟盛りはビックリするほど大きかったよ。
ご飯とお吸い物も用意されていたけど、そんなのまったく手を出す余裕なし!!

 ここの旅館はね、貸し切り(借り切り?)の露天風呂があるのね。
時間は当日予約だったので9時からって頼んだら、本日はそれ以降の予約がないからごゆっくり!!なんてうれしい事を言われちゃった。
他のお客さんがお年寄りだったからかな、わざわざ貸し切りのお風呂なんて必要なかったのかもね。
 で、私は夕食の時から1回もおしっこに行かずにずっとおしがまで、もうおなかパンパンで貸し切りのお風呂に向かったのね。
 私はこの貸し切りの露天風呂でやってみたいことがあったのだわさっ!!
それはお外での立ちション!!
貸し切りとは言え、露天風呂の一角で立ちションしようと計画する悪い子になってしまった由衣ちゃん。
 ちょうど洗い場(?)の隅っこの方に、それをやるのにふさわしい(?)ような、岩がわずかばかりお風呂につきだしていて、すこし窪地になったような場所があって、そこならその岩に向かっておしっこしたら、お湯に流れ混んだりしないみたいなんだけど、でもあ〜ちゃんにそのことを言うのが恥ずかしくて、なんて言おう、いつ言おうなんてタイミングを狙ってたのよさ。
けどなかなか言い出せなくてさ、ポッコリおなかのままお風呂の中に入っちゃったんだよね。
 おしっこしたくてウズウズしてる状態でお湯に浸かったらさ、水圧でおしがま感覚が10倍ぐらいに跳ね上がるじゃん。
「ゃ〜んおしっこした〜い!!」
 私ったら思わずそう言ってしまってお湯から立ち上がったのね。
それぐらい、ホントにおしがましながらお風呂に入るのは大変なのだ!
 あ〜ちゃんは私がおしがましてる事とっくに気づいているから、なんだかんだっていたずらを仕掛けてくるのよね。
でも立ちションの目的を果たしたい私は、そんなあ〜ちゃんからの挑発からスルリと抜け出して、
「あっこでおしっこしてくる。あ〜ちゃんはあっち行っててっ!」
 って、いつも言わないような言い方で言ったら、あ〜ちゃんは私が何をやりたがっているのかうすうす気づいたんだろうね、
「じゃぁ(脱衣所にある)販売機で缶コーヒーでも買ってくるかな。」
 って言いながら出口のガラス戸の方へ向かったのよ。
私は速攻でその岩がつきだしている場所に走っていって、立ち位置を!!
おうちのお風呂で何回も練習していたから、膝を少し曲げておまたを前に突き出すようにして、両手でおしっこの出口あたりを少し持ち上げるようにして発射準備完了……なんだけど、やっぱり緊張しているからかな、なかなかおしっこが出てこないのよさ。
 早くしないとあ〜ちゃんが戻ってくるって思うから、かえって焦っちゃうんだよね。
で、何回か深呼吸して、目をつぶってお湯が流れてる音だけに気持ちを集中させていったら、こういうのを呼び水っていうのかな、神経がそのお湯の流れる音に反応したみたいで、
(ぁっ、出るっ!!)
 って感覚になってチョロチョロ…っておしっこが出てきたんだけど、勢いがないもんだから開いている両手に伝わってくるだけ……。
(おちつけぇ……おちつけぇ……)
 なんて自分に言い聞かせていたら、数秒後には徐々に勢いがつきだして、シャ〜バシャバシャ…って、念願のお外での立ちション実行中!!!
けどおしっこいっぱい溜めていたから、今度は勢いがよくなりすぎて、岩に当たったおしっこのしぶきが足に跳ねてくるのね。
 けどそんなのお構いなし。
星空の下での立ちションだ〜いっ!!
……ほんとは曇っていて星は見えていなかったけどね……。
少し腰をひねったりしておしっこの方向を変えてみたりして、男の子になったような楽しい気持ちになって、とにかく普段絶対に出来ない事をやって大喜びの私。
 岩場からお湯が噴き出して流れている音よりも、私のおしっこの音の方が実は大きかったかもしれない……。
 で、そんな風にして喜びに浸っていた私は、あ〜ちゃんが戻ってきたことに全く気づかなくて、
「こらっ、なにやってんだ!!」
 って言われながら膝カックンされて、そのまま両方の太ももを持って抱え上げられちゃったのよ。
幼い子におしっこさせるような格好ね。
で、ビックリした拍子におしっこは止まっちゃいました……って言うか、ホントはまだ途中だったのですごくへんな感じ……。
ふだん出始めたら止められないのに、こういう時って止まっちゃうんだよね。
「何やってた、言ってみろ!!」
 ってあ〜ちゃんは私を抱えて振り回しながら笑ってる。
「…立ちション…」
 恥ずかしそうに言う私。
「ったく、いつもになくソワソワしてると思ったらこれか!?」
「だってぇ、やってみたかったもん!」
「で、実際どうだった。感想を述べよ!」
「うん…すごく気持ちよかったぁっ!、すごい開放感!!」
「ふふん!」
「あ〜ちゃんはいつも立ってしてるからいいなぁって……」
「うらやましいってか?」
「うん、なんか…不公平だよね。」
「その代わりに由衣はいろんな部分で男にない気持ちよさを感じられるんだぞ。」
「……ん…まぁそれはね…」
 なんて言っているうちに、あ〜ちゃんは私を抱えたままお湯の中に入っていったのね。まだ私の身体はおしっこがついたままなのに……。
掛け流しだからすぐに浄化されるってさ。ホント!?
 んでもお湯に入るとまだおしっこが残っているからすごくしたくなる……。
けどそのことはあ〜ちゃんに言わずにいた私。
 そんなに広い露天風呂ではないけれど、なんかね、すごくいい感じなの。
「缶コーヒー買ってきたの?」
「いや、いろいろあるからさ、由衣は何がいいか聞きに戻ったらあれだった。」
「……バカ!」
「どっちがバカだよ?」
 なんてワイワイ言いながら、ふたりしてお湯の中で上になったり下になったり。
貸し切りの露天風呂だからかな、なんか私も普段よりもかなり大胆になっていて、固くなっているあ〜ちゃんをお手てで包み込んで上下にスリスリしてあげたり、お口でペロンってしてあげたりして、あんなことやこんなことして……。
 そのうちあ〜ちゃんのエンジンが全開になってきちゃって、お湯の中で上向きに寝そべっているあ〜ちゃんの、潜望鏡みたいにピョコンって顔を出しているそれにまたがって乗れって言うのよね。
なぜか私の方もいつの間にか出来上がっていたみたいで、スルンって入っちゃったけど、半分はお湯の中だから……なんていうのかな、いつもよりも圧迫感があるのよね。お湯が一緒に入ったのかなぁ?
なもんだから、おしっこもすごくしたくなっているのね。
 で、浮力を利用してあ〜ちゃんが私を突き上げてくるの。
なんか……すごい感覚で声が出そうになるんだけど、ここは単なる露天風呂で、すぐそばに母屋があるから……こえ出せない……。
半分お湯の中でのエッチなんて初めてだから、わたしもかなりハイになっていて、声をこらえながら自分から動いたりしてふたりでバシャバシャやってたの。
 たぶんあ〜ちゃんもいつもになく興奮気味だったんだろうね。
割と早くに
「いくよ!!」
 なんて言うから、私はパッとあ〜ちゃんから離れて横に身体を沈めて、お手てで最後をしてあげたのね。
目の前数センチ先であ〜ちゃんのがビクンビクンってなって白いのがお空に向かって飛び出す瞬間ってさ、なんか感動ものだよ。
 お湯に中であ〜ちゃんの白いのが数カ所に散らばってうごめいてるのね。
それをふたりして手でかき出していたらさ、なんか急におかしくなって来て顔を合わせながら笑っちゃった。
 そんで気がついたらさ、ふたりともけっこう汗をかいてるのね。
のども渇いているから、脱衣場の販売機に行って、扇風機の風を浴びながらノンカロリーのコーラを買って飲みました。
350だったんだけど、なんかスッと飲み干したって感じ。

 火照りを冷まして身体を休めながら、足湯のような感じで並んでいろんなお話して、私は急に甘えたくなってあ〜ちゃんの肩に首をもたげてスリスリ……。
やがてあ〜ちゃんは私を膝の上に乗っけて抱っこして後ろから抱きしめてくれた。
なんかジーンとしてくるんだけど、それとは裏腹にすごくおしっこがしたくなっていたのね。
さっきの立ちションでは途中で止められちゃって半分ぐらいしかしていなかったと思うし、けっこうビールなんかを飲んでいたから、それが効いてきたんだろうね。
まさか今飲んだコーラのせいじゃないもんね。
「あ〜ちゃん……またおしっこしたい……」
 口走った自分でもちょっと照れるぐらい、私は甘えた声でそう言っていたのね。
普通の人なら
「じゃぁしておいで!」
 とかいって促してくれるんだろうけど、そこはあ〜ちゃん。
「そうか!」
 なんて言いながらあちこちさわり出すんだよね。
後ろから抱きかかえられているから私に逃げ場はない。
柔らかかったあ〜ちゃんが一気に固くなって、私のおしりの穴のあたりをスリスリしてくるし、手首で膀胱のあたりを押さえながらクリちゃんまでサワサワされて、声を出せない私はもうたまんなくなって………
「ぃ…れて…」
 なんて、普段は絶対口にしない言葉を吐いていたんだわさ。
小柄で軽い私はきっとあ〜ちゃんにとっては便利なんだろうね。
そのままヒョイと持ち上げられて、ゆっくり下ろされたら……もうあ〜ちゃんがしっかりと入ってきてる!!
すごい充実感でね、
「ちょっと…動かずにいて……」
 なんて言っていた私。
あ〜ちゃんは何も言わずにしばらくそのままじっとしてくれていて、けどなんかそれだけで私は昇りつめてしまいそうになっていたのよ。
 やがてあ〜ちゃんはそのままの状態でお湯の中に……。
つながったまま完全にお風呂の中に入っちゃったぁっ!!
初めて受ける感覚……。
外からの水圧と中からあ〜ちゃんの固いので圧迫されて、私の膀胱は行き場がなくなって悲鳴を上げちゃう。
「すごくおしっこ…したいよ…」
 またまた甘えた声でそう言った私。
そしたらあ〜ちゃん、いきなり私を上下に揺さぶりだしたのね。
だけどお湯の中だから浮力でその動きがすごくゆっくりになって、もうね、なんて言うか…表現できない感覚で
「あっっやぁっ!!」
 って思わず声が出ちゃいました。
しばらくそんなの繰り返させられて、イきそになってしまった私。
そのときあ〜ちゃんの指がクリちゃんをスリスリってやり出したのね。
もう訳わかんなくなって、私はまた声を出したみたいなんだけど、よく覚えてない。
 ただ、すぐに自覚できたのがひとつ!!
(出ちゃうっ!!)
 そう、それは(でちゃいそう!)の(でちゃう!!)ではなくて、ホントにおしっこが出てくるときの(出ちゃうっ!!)だったのね。
とうとう私ったらお風呂の中でおしっこしちゃったの!!
 自分ではそんなつもりはなかったんだけど、いろんな刺激で膀胱が勝手に収縮を始めちゃったみたいで、あ〜ちゃんはすぐにその事に気づいたみたいで、私を抱いたままお湯から立ち上がって、そしてスルンとあ〜ちゃんを抜いたとたん、シャ〜〜ってすごい勢いでおしっこが宙を舞いだしたのね。
 2メートルほど離れたところにあるお湯の吹き出し蛇口まで軽々と飛んで、いっしょになってバシャバシャってお湯に跳ねて……。
 おうちのお風呂でも何回もそんなの経験してるけど、やっぱり外だと言うことで高ぶっていたんだろうね、私ったらそのまま……抱かれておしっこシャ〜シャ〜しながらホントにイっちゃって……、自分のおしっこが終わるまで……なんか呼吸していなかったような記憶が……。
 温泉のお湯を完全におしっこで汚してしまった私。
静かに湯の中に座らされたけど、なんか息苦しくてハァハァいっていたなぁ。
「今更だけど…由衣ってホントにおしがまエッチが好きだなぁ!」
 ってあ〜ちゃんが言うのがすごく恥ずかしかった……。
で、しばらくして私は落ち着いてきたけれど、あ〜ちゃんはまだ途中の段階だったらしくて反りくりかえったままだったのね。
「お風呂をおしっこで汚したバツだ。最後の処理をしなさい!!」
 って、あ〜ちゃんがその固いのを私のお顔の前に持ってきたのよさ。
私は自分のおしっこが混ざったお湯の中で、あ〜ちゃんのをお口に……。
正直言ってちょっとあごがしんどかったけど、実は…初めてお口で最後までしてあげました。
「イクから顔どけろ!!」
 ってあ〜ちゃんが言ったけど、私はそのままでいたのよね。
そしたらのどの奥にいきなりビュッてきて、思わずゴックンしてしまいました。
あ〜ちゃんがすぐに私の顔をどけて、残りはお外にビュッビュッて……。
「飲み込んだのか?」
「うん……」
「そこまでしなくていいのに。」
「ううん、私がしたかったの!」
「吐きそうにならなかったのか?」
「ん…なんか…イカの燻製みたいなにおいがしてたような……。」
「はは…」
 なんて、バカップル夫婦が貸し切り露天風呂でむちゃくちゃな事をしてしまったお話です。

 なんか一気に疲れがドッと出てきて、お部屋に戻ったら11時を回ってたのね。
およそ2時間もの間、私たちはお風呂ですごいことやっていた事になるの。
はぁあ、やっぱりバカップルだわさ……。



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