由衣の独り言 49(策士優里亜 その2、)




 またまた少し賞味期限が切れかかったお話です。
ごめんなさい。

 去る5月3日、私が推しているアイドルグループ、スマイレージの新曲リリースイベントが、兵庫県の阪急西宮ガーデンズというところであって、例のヲタクの男の子ふたりと、もうひとり女の子、そして優里亜たち(仮)夫婦に連れていってもらったのね。
私は喜びで胸一杯。
 あ〜ちゃんは興味ないからって来なかったんだけど、なんか優里亜たち(仮)夫婦がうらやましかったよぉ。
だって優里亜たち(仮)夫婦は以前スマイレージのライブを大阪で経験してるしさ、いっしょの話題があるなんてすてきじゃん!!
 スマイレージのステージは3回あって、それぞれに握手会まであったのね。
私たちは2回目と3回目をゲット!!
 この1年足らずの間にメンバーがふたり卒業して、新メンバーが4人加わって、とにかくバタバタしたグループなので、今が再出発みたいな感じだから観客が集まるのかすごく不安だった私。
でも予想に反してずいぶんたくさんの人が集まっていてなんかホッとしたなぁ。
それに女の子のファンが多かったのでもっと嬉しかった。
だって同性に支持されるアイドルって強いって言うじゃん。
 私たちが観戦する2回目が始まる前に雨が降り出してきて、オープンステージだったから大変。
でも無料で雨合羽が支給されてさ、うん、なかなかのサービスだなって思っていたら、ステージが始まったら雨がやんだっ!!
さすがスマイレージは晴れ女の集まりだ!!
 10センチぐらいあるヒールを履いて踊りながら、クチパクではなくナマ歌で息切れもしなで歌い続けるなんてすごいよね。
もうそれだけで感動!!
DVDなんかでかなりライヴは見ていたけど、やっぱりナマの観戦は最高だね。
 握手会はほんの数秒単位で次々と押しやられるんだけど、女子に対しては少し緩めだったみたいで、あこがれのかにょん(福田花音)ともお話ができた〜っ!!
赤地に白のドット柄のビキニ風衣装の上に、白いポンチョ羽織っててかわいかったなぁ。
ケンちゃんもあやちょ(和田彩花)にデレデレだったよ。
 で、次のステージまでフードコートでお茶しながら時間つぶして、夕暮れの中で3回目が始まったんだけど、歌う曲がさっきと全部違うのよさ。
うん、がんばってる〜!!!
 こんなにすごいパフォーマンスが出来る子たちなのに、汚い大人の事情でテレビの歌番組とかに出してもらえないなんて……、なんか悔しいね。
それだけによけい応援しちゃう!!

 スマイレージの話はこの辺にしておいて、観戦が無事終わったところでひとりの女の子が神戸の親戚のうちに行くといって離脱して、男3に女が私と優里亜だけになったのね。
このまま大阪まで戻って食事してから帰ろうって事になった。
 私はね、さっきからちょっとおしっこしたいなぁって思っていたの。
厳密に言うと3回目の握手会に並んでいる時にはもうしたくなっていた。
少し雨に打たれたりしたから冷えたのかな?
おうちを出てから1度もトイレに行っていなくてもう5時間ぐらい……。
「ねぇゆりあ、先にトイレ行こうか?」
 ってそっと誘ったら、
「私は今行きたくないよ。由衣ちゃん、みんなを待たせて行ってくる?」
 なんてさ、なんか意地悪っぽく言うじゃない!!
そんな風に言われたらさ、みんなを待たせるのも悪いから行きにくいじゃん。
「ううんいいよ、お店に着くまで我慢するからっ!」
 私は意地を張ってそう言ってやったさ。
この日も私はこの前着ていたのと色違いのサロペットだったのね。
なんかお気に入りで2着買ってしまったのだ。
んな訳で、あんまりギリギリだとまたトイレが大変なんだけど……。
 そのまま阪急電車に揺られて梅田(大阪駅周辺)へ……。
私は吊革に手を伸ばすのが(膀胱的に)しんどかったので、優里亜の腕に捕まっていたんだけど、その道中の会話。
「え、由衣ちゃんて1回もトイレ行ってないの?」
「うん…」
「なんだ、てっきりお茶してるときに行ったと思っていた。」
「え、ゆりあはトイレ行ったの?」
「うん、ケンちゃんが行くっていうから私も……。」
 そうなのだ、フードコートで時間をつぶしているとき、優里亜たち(仮)夫婦は披露宴の引き出物の参考になるもの探してくると言って、ふたりで30分ほど別行動したんだよね。
そのときにトイレに行ったっていうんだよ。
 残った私たちはそのままスマイレージ談義してて、そのあとブラブラしてるときに男の子はトイレに行ったけど、私ともう一人の子はウインドウショッピングしてたもん。
って事は、今この中でトイレに行きたいのは私ひとり……。
(あっしまった……、また優里亜にハメられてるぅ?)
 私はこのときになって気づいたんだよね。
そう、私ひとりがおしっこしたいって言ったその瞬間に、優里亜のSっ気がメラメラと燃え上がってさ、私を一気におしがまの世界へと追い込む策略を始めちゃったんだわ。
今回はターゲットは完全に私ひとり……。
だからあんな「みんなを待たせて行ってくる?」みたいな、行きにくくなる言葉を使って私をハメた訳よね。
う〜ん、最近の優里亜はちと怖い……。

 阪急梅田駅に着いて、さてどこに行こうかとその時になって話し出す男たち。
私はおしっこが迫ってきているから、どこでもいいので早く落ち着きたい。
なのにあれにしよう、いやこれが食べたい…、やっぱりせっかく大阪にいるんだから串カツ(立ち食い)は捨てがたい……なんてグダグダ言い合ってるんだよぉ。
ケンちゃんが(私の次に)年上なんだから、ビシッと決めてくれたらみんなそれに従うのにね。
っていうか、一番最年長の私はおしっこしたくて、優里亜の陰でソワソワしてるだけの存在感ゼロ状態……。
先輩としての威厳も何もあったもんじゃない……。
 で、結局行き先は決まらなくて、とりあえず阪急東通りの方へ行ってみようってなったのね。
行き当たりばったりでいい店があったら入ろうって。
 どうでもいいけど早くおしっこしたい……。
私は優里亜に手を引いてもらいながら歩き出したんだけど、身長差30〜40センチほどある男たちの歩調に合わせるのがキツイよぉ。
おまけに優里亜がわざと手を大きく振ったりするもんだから、私はそれに引っ張られてバランス崩したりしてさ、もうほぼ満タンになってしまった膀胱が悲鳴を上げてる……。
 優里亜の無言のサディストぶりがすごいの。
この子私より5歳年下なのに、完全に私のこと喰っている……。
っていうか、時々私よりもお姉さんに思えるときもあるんだよね。
 この子の結婚式で私とあ〜ちゃんが仲人的な立会人やるんだけど、その披露宴の席でおしがま話をぶちまけてやろうかなって思うぐらい、憎たらしいときがあるのよね。
かわいさ余って憎さ百倍っていうの?
けど嫌いになるんじゃなくてますます好きになっていく、ほんと不思議な子なんだよね。
前にも言ったけど、この子を途中採用した人事の人は見る目があるよぉ。
 って、そんな事はどうでもいいんだけど、ワイワイしゃべりながら歩いているもんだから、いっこうにお店が決まらない……。
何軒かのぞいてみたんだけど、連休中だからかな、どのお店もかなり混んでいるみたい。
私はもうおしっこしたくてウズウズしてるのにね。
 そんな私を気遣うでもなく、優里亜は
「ここは雰囲気が良くないから他の店にしようよ!」
「ん〜、なんか学生っぽいのがうるさそう。もっと静かな場所ないの?」
「あ〜、向こうに見える居酒屋でもいいよ!!」
 なんて、とにかくなんだかんだ注文をつけてお店を決めないのよさ。
私のおしがま時間をより長引かせる作戦ね。
そのくせ
「由衣ちゃん、まだ大丈夫?」
 わかっているくせに顔をのぞき込んでそんな風に聞いてくる。
もうね、ほんと憎たらしいたらありゃしない。
いつか仕返ししてやるんだからね〜。
…まぁでも、この子をこんな風に育てたのは私…なんだけどね……あは……。
 で、やっと優里亜が言っていた居酒屋に入ったのよさ。
イベントで振りコピしたりジャンプしたりして、ずっと立っていたりしてたから、もう足もクタクタだし、おしっこした〜〜いっ!!
私は席に着く前に
「ちょっとトイレ行ってくるね!」
 って、優里亜が手を離したそのスキを逃さずにそう言って、やっと膀胱満タン炎の治療(?)コースに入れたんだよね。(笑)
 トイレは個室がふたつあって、そのどちらも使用中……。
他に誰もいなかったから、私は順番待ちをしながらクイクイクネクネトントンって、とにかく必死でおしっこ押さえ込んでてさ、先に空いた方の個室に飛び込んだら洋式だった。
 サロペットには洋式の方が楽と言えば楽なんだけど、不特定多数の人が使っているから、まず便座を拭き拭きしたい。
ポシェットから水に流せるクリーナー取り出して、おまたを押さえて足踏みしながら拭き拭きして、さあいよいよおしっこできるっ!!
 肩にクロスしてかけているポシェットを前に垂らして、サロペットのひもから両方の腕を抜いて、そのひもを束ねながらパンツと一緒にキュロットを下ろすんだけど、それが文章で書いているほど簡単な事じゃないんだよね。
 トイレに入って便器の前に立っているもんだから、もうおしっこは完全に発射数秒前状態になっているから、自分自身に
「まだダメだよっ!!!」
 って強く暗示して、それでも先発隊が顔を出しそうになるから、おしりクネクネしたり時々手でクイッて押さえたりして……、そんなことをやりながらの作業なので、ちっともすすまない……。
けど早くしないともう飛び出しちゃう!!
 このあとみんなで食事だし、京都まで帰るんだから何があっても絶対にフライングなんかできない〜ってね、もうね、死にものぐるいで動作して、やっとおしりを下ろすことが出来てシ〜〜〜って無事におしっこ発射!!
気持ちいいったらありゃしない。
これがおうちとかだったら、絶対にフライングだったよね。
 んでふと見たらトレペが残りわずかで予備ロールが見当たらないのね。
私の使う分はまぁ十分あったんだけど、次の人からもうないよ〜。
お店の人にそう伝えておこうと思いながら後始末して、みんなのところへ戻ったらその事すっかり忘れてしまってた。
あのあと誰か犠牲になってなきゃいいけどね。あは……。

 おしっこはいっぱい出たけど、今日はかなり花音コールなんかして声を出していたし、いっぱい飛び跳ねていたから、実はけっこうのども渇いていてビールがおしかったぁっ!!
んでみんなでアイドル談義ね。
 関西にも48グループがいるし、他にも数え切れないほどアイドルグループがいるのに、なぜスマイレージなのかとか、何故にももクロちゃんたちに先を越されてしまったのかとか、所属事務所は売り込みが下手だとか、あげくにはここに書けないようなある企業の思惑がどうのこうのとか、ケンちゃんを含めてみんな本当にスマイレージ……っていうか、ハロプロが好きなんだなぁって実感させられたよ。
 途中で私は早い目にトイレに行った。
そしたら空いていたのはさっきの洋式の方。
トレペが心配でおそるおそるドアを開けたら、誰かが知らせたんだろうね、ちゃんと新しく備わっていた。
 で安心して今度はゆっくりおしっこして、そうこうしているうちに10時近くになってお開きね。
最年長の私がある程度の支払いしようと思ったんだけど、飲み食いの量が違うからと、男6,女4の割合で出し合ってお開きね。
 で、京都まで帰るんだから、念のためにもう一度トイレに行っておこうかなって思ったんだけど、優里亜が披露宴の衣装の話とか持ち出してきたので、そのままその話につきあいながら気がついたらお店の外……。
 私って学習能力ないのかなぁ……、またまた優里亜にハメられてるの。
披露宴の内容だからって真剣に聞いていたのに、実は私をトイレに行かせないためのただの「釣り」だった……。
まぁその時はまだ尿意を全く感じていなかったけどね。

 ブラブラ歩きながら阪急の駅まで……。
私はJR沿線なんだけど、みんな阪急で帰ると言うし、優里亜が、
「この時間にひとりでJRに乗るのは怖いでしょ!?」
 なんて言うのね。
確かにその通りなんだけど、阪急で京都に着いてからが面倒なんだよね。
「着く時間を連絡してあ〜ちゃんに迎えに来てもらったら?」
 優里亜に旦那のことを「あ〜ちゃん」と呼ばれてしまう私って……、まぁそれはどうでもいいけど、確かにそれもそうだなと思って到着時刻調べて連絡したら、嬉しいことにあ〜ちゃんは快くOKしてくれた。
 で、特急のホームで並んでいたら、なんとなくだけどおしっこを感じだした。
そりゃぁね、あれからかなり飲んだもんなぁ……。
5分ほどして電車が入ってきたんだけど、その時はそれがはっきりとした「尿意」になっていた。
 ロマンスシートの車両で、私が窓側に座り優里亜が通路側ね。
今からおよそ40分ほど、もちろん電車にはトイレなんてないから、ずっとおしっこ我慢しなきゃね……。
 とは分かっているんだけど、やっぱりお酒(特にビール)をたくさん飲んでいたから、いったんおしっこを感じ出すとそれが急速に強まってくるのよね。
 中間地点の高槻あたりまで来ると、もうじっと座っていても落ち着かなくなってきて、しょっちゅう足を組み替えたり座る位置を直したり……。
「由衣ちゃんおしっこしたいの?」
 優里亜は分かっていてそう聞いてくる。
「うん、あんたにハメられてね、また膀胱満タン炎になりかかってるよ。」
「あ〜ひど〜い、私のせいにしてるぅ!?」
「だって…(私を)トイレに行かせないように仕向けたじゃん!!」
「ちがうよぉ、私はただ由衣ちゃんに教えられた通りに実行してるだけっ!」
「うぐ……」
 たしかにね、まぁその通りなんだけど、私って自分に仕掛けられる事には弱いんだなてつくづく思い知ったよ。
「そんなに膀胱満タン炎なの?」
 優里亜はそう言いながら身体を寄せてきて、私のおへその下あたりをクイッて押さえて来たのよね。
「ヒャッ……バカやめてよぉっ!!」
 私は思わず大きな声出してしまうほどビビったよぉ。
まぁしっかり意識していたからチビったりはしてないけど、もし気を緩めているときだったらアウトだったかもしれない。
う〜ん、優里亜をこんな風に飼育したかなぁ……???
 それから後はいたずらされたりはなかったんだけど、私が降りる駅に着いた頃にはもう膀胱満タン炎からおしっこパンパン炎状態……。
みんなたちと別れてヒョコヒョコホームの階段を行って、早くおしっこしたいんだけど、初めて一人で降りた駅だからよく分からないし、あ〜ちゃんが外で待ってくれているからってとにかく改札に急いだのね。
 さすがに優しい旦那さん。
しっかりと時間前に着いて待っていてくれた。
「おう、楽しかったか?」
 って白い歯を見せて聞いてくるあ〜ちゃんに
「おしっこしたいよ〜!!」
 って返していた私はやっぱりおかしい。
ふたりでそのあたりを確認したけど、トイレの表示は見えないのね。
改札の中にはあったらしいんだけど……。
「家まで大丈夫か!?」
 あ〜ちゃんにそう聞かれて「うん」と言ってしまう私も私だ。
で、車で来てくれていると思っていたのに、あ〜ちゃんも少し飲んでいたそうでタクシーなのね。
乗り場に……少しだけど列が……。
 あ〜ちゃんにしがみつきながらクネクネする私は、おそらく誰が見てもおしがまダンスに見えただろうと思う。
それぐらい、ビールの後のおしがまはキツイよぉ。
「ねぇ…今日はコンビニ寄らずに……まっすぐ帰ろうね!!」
 って念を押すぐらい私はもう弱気……。
それから2分ほどでタクシーに乗れたんだけど、すっごく長く感じていたのは言うまでもありません。
 で、今度は車の振動との勝負なんだけど、まぁそういうのはかなり慣れているからあんんまり苦労しないんだけど、おしっこしたいのは変わらない……。
「はっ……」
 って時々ため息が出てしまう私に、
「そんなにがんばってるのか?」
 ってあ〜ちゃんが変な聞き方してくる。
がんばらざるを得ない訳なんだけど、そんな私に
「どれどれ…」
 って、あ〜ちゃんの手が私のおなかの方に降りてきて、おへその下をそ〜っと押さえたのよね。
「っ…」
 って小さく叫ぶ私に
「カチカチじゃん!!」
 ってビックリするあ〜ちゃん。
まぁおなかに力入れてるからよけい固く感じたんだろうけど、たしかにもうパンパンのカチカチ……。

 さあマンションに着きました。
これからが最大の勝負です。
ここまではプロセスにしかすぎません。
 おなかが丸く突き出すまでおしっこを溜めている由衣ちゃんは、無事にフライングせずにおしっこ出来るのでしょうか!?
ジャジャ〜ン!!
そのおこたえはつ!!??
……アウトでした……(笑)
 あ〜ちゃんがドアのカギを空けているときに、サロペットのひもから腕を抜いて用意してたのに、玄関で靴を脱ぐのに手間取ってしまって……っていうか、靴を脱ぐという動作が加わること計算していなかったバカな私……。
片足を後ろに上げて、そのかかとに手をやろうとしたもんだから、おしっこの出口部分が少し開き気味になったのと、破裂しそうなおなかに負荷がかかってしまったことで、チロッ……って。
 もうこのチロッが起こったら覚悟しないとね。
「あ〜ちゃん…ごめん!!」
 後ろで待っていてくれている旦那にそう言いながら、私は靴のまま上がり込んでトイレではなくその横のお風呂場に!!
もうね、トイレで出来る状態じゃないのよね。
とにかく買ったばかりのお気にのサロペットは汚したくないからって、私は電気もつけずにお風呂場に入り込んで、もうチロチロってあふれ出しているのを知りながら、必死になって脱ごうとしたのよさ。
 でも焦っているから、こういうときに限ってパンツを一緒に下ろせない……。
「ぁダメ……」
 私は小さく叫んでその場にしゃがみ込んだわさ。
サロペット下ろした安心感からかな、もうおしっこが完全にジュワ〜ってあふれ出してきてさ、またまたパンツ脱げなかった〜!!
おまけに〜、肩ひも部分が手から滑り落ちてさぁ、お風呂の床に広がったおしっこに浸ってしまったよぉ。
あ〜ん、お気に入りなのにおしっこくさくなっちゃうよぉ!!
はぁ……
優里亜のおかげで2回もおしがまさせられた楽しい日でした。

ついしん
 優里亜の結婚披露宴、どのように運んでおしがま花嫁にしてやろうかって密かに企む由衣ちゃんがここにいます。



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