年末からすごい寒波が来てさ、とっても寒い新年を迎えたと思ったら、またまた寒波!!
みなさんの地方は大丈夫ですか〜?!
そんな寒かった昨年の大晦日の夜にね、私は女の子5人で初詣に出かけたんだよね。
メンバーはおしがま優里亜の三部作でおなじみ(?)になった優里亜。
それに美紅と紗佳(独り言22参照)と華穂(同17参照)と私の5人ね。
優里亜はおしがまの体験談を聞き出しているうちにね、なんか意気投合しちゃってすっかり仲良しになったのよ。っていうか、話しているうちにさ、この子はきっと私と同じような血を持ってるっようにて感じたのね。
だから自分のことをカミングアウトしてみたらさ、優里亜もあっさりとそうだって認めた訳よ。
なんて言うのかぁ、同じようにおしがま体験を聞いていてもね、同じ血が流れている子のお話はかなり具体的でさ、すっごく感情豊かに話すんだよね。だからピンとくるんだよ。
で、いろんなお話をしているうちに、お正月に八坂神社へ初詣に行こうって事になったわけ。
そしたらそんな雰囲気をかぎつけた美紅と紗佳が参戦してきてね、4人でワイワイ盛り上がっていたら華穂まで一緒に行きたいってなったのよさ。
そんな訳で総勢5人の美女軍団が結成されたのね。うん。
みんな私より年下で、おまけに私と部署が違うんだけど、なんか私はいつもこのあたりの子と行動することが多いんだよなぁ、最近‥‥。
大晦日の夕方、私はあ〜ちゃんに送ってもらって優里亜のおうちに行ったのね。
あ〜ちゃんも初詣に行くんだけど、今回は全く別々に行動したんだよ。
優里亜のおうちは静かな住宅街の中にあってね、外壁の一角に屋根がついた玄関みたいなのがあって、引き戸のそこを入ると石畳になってて、さらに数歩行くと本当の玄関がある‥って意味わかる?
周辺のおうちもみんなそんな感じの家ばっかりだったよ。
で、優里亜のご両親と一緒に大晦日のごちそうをいただいたのね。
寒ブリなんかのお造りもあって由衣ちゃん大喜び。
けど、夜中に出かけるからさ、お父さんが奨めてもお酒は飲めないのよさ。
だからほんの少しだけビールをいただいて、あとはお茶。
おなかいっぱいになって、50インチ以上ある大きなプラズマテレビで紅白見てたんだけど、大音量でも近所から苦情が来ないってうらやましいよね。
倖田來未とmisonoのデュオはうまいなぁって思ったなぁ。
彼女のお父さんはあんまり紅白に興味がないのかな、時々姿をくらませたりしてね、だから私は気を遣うことが少なくてよかったぁ。
11時半に四条河原町の阪急百貨店前で美紅たちと待ち合わせしてたのね。
で、30分前にタクシーに来てもらって出発したんだけど、大晦日の夜中だって言うのにけっこう交通量が多くてビックリしたよ。
特に河原町通りを南行して行くと渋滞気味になってきてね、運転手さんが言うにはオケラ参り(八坂神社のお参り)に出かける人が動き出したのと、そのために四条通りがホコ天になったから、その影響だってさ。
ちょうど約束の時間通りに阪急の前に着いたらさ、美紅と紗佳が寒そうに私たちを待っていたけど、華穂の姿がないのね。
しばらく待っても現れないからケータイにかけてもね、さっぱり応答なし。
ものすっごく寒い中でそれから10分近く待たされて、やっと現れた彼女はなんと男連れなんだよぉ!!
もうビックリしたけどさぁ、その男の人はそこでお別れ。
ここまで華穂を車で送ってきただけなんだって。華穂のアッシー君なの!?
おまけに華穂ったら遅れてきたのに謝りもしないでさ、
「わぁ由衣ちゃん、なんちゃって高校生みたい!!」
って笑うんだよね。
んと、大晦日に優里亜のうちにお泊まりするんだし、初詣に出かけるんだからさ、まさかジーパンっていうのもなんだかなぁって思ってね、けどすごく寒いの分かっていたからさ、膝上ぐらいのスカートにショートブーツ、それにレッグウォーマを穿いていたのね。
華穂ったらそれをルーズソックスみたいだって笑うのよさ。
笑われたからじゃないんだけど、私ははじっこの方に寄っていってさ、人目を気にしながらレッグウォーマをそ〜っと引っ張りあげて、ちょうどニーハイソみたいにしたのね。
スカートとダウンジャケットが同じぐらいの長さだったから、実は素足のヒザのあたりが痛いぐらいに寒くってさ、ずっとそうしようかって迷っていたところだったのよさ。
んで気を取り直して、さぁ行こうかって人の流れに乗ってね、四条通のホコ天を東に向かって歩き出したんだけど、想像以上にすごい人だったよ。
この通りは祇園祭の宵々々山(よいよいよいやま)から宵山の3日間と、大晦日の夜から明け方にかけてホコ天になるんだって。
そういえば祇園祭もさ、いまからお参りに行く八坂神社のお祭りだったよね。
石段下の八坂神社入口まで歩くこと15分。
ここまではそんなに混雑してなかったんだけど、石段を登り始めたあたりから人の流れが悪くなってきて、立ち止まることが多くなってきたのね。
参道まで来ると通りも狭くなって人でごった返してさ、両脇に並んでいる屋台を見たいのに、私は人に埋もれて全く何も見えなかったのね。
それどころかうっかりすると迷子になってしまいそうで、優里亜の手をしっかりと握りしめていたよぉ。
ここではぐれてしまったら、もう二度とみんなと会えないような気がしたもんね。
やっぱりさぁ、人混みを歩く時っておチビはリスクが高いよねぇ。
どれぐらいの時間が経ったか知らないけど、人に押されながらやっとお参りすることが出来て、訳わかんないままみんなに手を引かれて、少し人がまばらになっているところまで出てきたのね。
そこまで来てホッと一息ついたら、また寒さが襲ってきてさ、
(‥おしっこしたい‥‥)
それまでは人に押されてもみくちゃだったから、そっちの方に気が回らなかったのかもしれないけど、そのときになってなんかすごくおしっこしたくなっている自分に気づいたのね。
おしがま優里亜3じゃないけど、優里亜のおうちで紅白を見ながら飲んでいた例のお父さんが入れてくれたコーヒー‥‥、これが効いてきたみたいなのね。
(それだったら優里亜も同じ条件のはずなんだけどなぁ‥‥)
そう思って彼女を共犯者にしようと様子をうかがってみたけど、なんでかなぁ、全然そんな風には見えなかったのね。
(あれぇ、優里亜はまだ大丈夫なのかなぁ‥?)
なんか自分だけがおしっこしたくなっているのが悔しく思えてさ、私はその事を言えなくなっていたのね。
境内のどこかにトイレはあるだろうけど、この寒さだからきっと人が一いっぱい並んでいるのは想像つくから、それだったら早く八坂神社を出てさ、お店かコンビニに寄った方が合理的だよね。
そう思って提案しようとしたら、
「ついでだからさぁ、このまま平安神宮まで行こうよ。」
まさか紗佳がそんなことを言い出すんだもんなぁ。
みんなあっさりとそれに同意してね、私も別に行くのがイヤな訳じゃないからさ、そのまま一緒に歩き出したわけ。
けどおしっこの事が心配でさ、なんか落ち着かないのね。
神宮道って通りに出て、知恩院の前を通り抜けて平安神宮に向かうのね。
ここも結構な人が歩いてるんだよ。
同じルートを行く人と、逆コースの人がちょうど二分している感じね。
で、私はとりあえずおしっこを解決しておきたいから、
「ねぇ、あそこのお店でさ、なにか温かいものでも飲んでいこうよ。」
って、終夜営業している喫茶店を指さしたのよ。
みんなも寒いからそうしようかって同意してくれたけど‥‥、甘かったぁっ‥‥。
けっこう大きなそのお店だけど、入り口には席が空くのを待っている人たちが数人並んでいて、すぐには入れそうになかったんだわさ。
そんな状況だから、まさかトイレだけ貸してくださいなんてとても言えない‥‥。
せめて二人以上がトイレに行きたいって事になっていたらさ、並んででもお店に入ろうって事になっていただろうけど、私だけじゃねぇ‥‥。
仕方なく次にあったら入ろうかって事で素通りすることになったのね。
(あぁ‥おしっこしたいのになぁ‥‥)
こんなに寒いのに、優里亜も美紅も紗佳も華穂も、おしっこしたくないのかなぁってさ、なんかほんとに悔しかったよぉ。
それから三条通りを横切って平安神宮に着くまでの間にね、何軒か営業している喫茶店とかレストランみたいなお店があったんだけど、どこも人がいっぱいなのね。
おまけにこっちは5人だからさ、なかなかなんだよね。
相席で2名様なら‥なんてお店はあったんだけどね‥。
そうこうしているうちに、私のおしっこ風船はもうパンパンになってきたの。
それでも我慢しながら人の流れに沿って歩いていた私。
そしたらいつの間にか平安神宮に到着してた。
ここは八坂神社とちがって参道がないので、そんなに混雑することなくスムーズにお参りが出来たんだけど、それでもすごい人だったよ。
そしたらさ、八坂神社では人が多くてそばにも寄れなかったから、ここでおみくじを引こうって話になってさ、私はさらにおしっこ我慢を続けるハメに‥‥。
正直、おみくじなんかよりも早くトイレに行きたかったぁっ!!
で、まぁなんとかそこまでは持ちこたえたんだけど、いよいよせっぱ詰まってきてね、もうほんとにおしっこしたくて‥おチビリしそうになって‥‥、トイレに行くことを告げようとしたらさ、
「わたしトイレ行きたぁい。さっきから我慢してるの。」
って華穂がいきなりそう言ったのね。
ずっと男の子と一緒にいたから、10時ぐらいからトイレに行ってなくて、八坂神社を出る頃から行きたいと思っていたなんて言うんだよ。
そしたら優里亜も美紅も同じように、さっきから我慢していたって言い出すのよさ。
(なんなんだよぉ、みんなおしっこ我慢してるじゃん!!)
おしっこ風船のふくらみ度合いは人によって違うかもしれないけど、紗佳を除く女4人が今真剣なおしがま状態なわけね。
私は自分だけじゃなかったことに一安心したけど、それでこのふくらんだ膀胱が軽くなる訳じゃなく、とにかくトイレに行こうってことで、ちょうどそばにいた警備の人にその場所を聞いてそこへ向かったらさ、やっぱり想像していたとおりの混雑ぶり‥‥。
そりゃぁこの寒さだもん。冷えた人が殺到してるんだよね。
「やだぁ、わたしもう我慢できないのに‥‥他にないのぉl!?」
華穂が大きな声でそう言ったんだわさ。
彼女がそう言いたくなるのは私にもよく分かる‥‥。
もうね、身体は前屈みになるし、足はずっとスリスリモゾモゾと動いてるし、ダウンのポケットの中の手は一生懸命押さえている状態なんだもんね。
「並ぶよりもさぁ、通りに出てコンビニとか行った方がいいんじゃない?」
まだトイレを訴えていない紗佳が、わりと涼しい顔でそう言ったのね。
究極の選択だけど、同じ我慢を続けるのなら、じっと突っ立ってモジモジしながら順番が回ってくるのを待つよりも、コンビニに行く方がなんとなく‥ほんとになんとなく賢明なんじゃないかなってそのときはそう思ったのね。
で、紗佳が提案したとおり、私たち5人はトイレを後にして、そのままそこから最も近い丸太町通り(まるたまちどおり)に出て行く事にしたのよさ。
けど‥、そこまではなんとかみんなにペースを合わせていたんだけど、私ったらさ、とうとうスタスタ歩く事が出来なくなってきたのね。
(やばいっ、もうだめかもしんないっ!!)
ほんとにそう思うくらい、おしっこがしたくてしたくて‥‥。
もうね、おチビリ程度じゃなくて、一気にジャ〜っていきそうな、そんな感覚になっていたのね。
ひとり遅れだした私に気づいた優里亜が足を止めて
「由衣ちゃん大丈夫?」
って聞いてくれたのね。
「ぁ‥ちょ‥私‥やばい感じなんだよ‥ね‥。足も痛くってさぁ‥‥」
確かに冷えたせいかなぁ、事故した左足がさっきから少し痛くなっていたのは事実なのよ。
んでその足を引きずるようにして歩くから、そのバランスの悪さが膀胱を余計に刺激するみたいなのね。
「はぁ‥おしっこしたいね‥」
私は少し照れながら優里亜にそう言ったらね、彼女もつらいなんて言っていたよ。
「はぁ‥もう‥こうなったら‥‥」
「え?」
「どこか‥隠れるところとか‥‥」
「え、由衣ちゃんまさか!?」
「ん‥、やっちゃおうか‥‥」
私はこのときほんとに野ションする覚悟を決めたのね。
だってそうでもしないともう漏れ出しそうになっていたんだから‥。
けど周辺にはお参りに行く人や帰る人がそれなりにいて、おまけに隠れるような場所なんか何もないのね。
(どうしよう‥お漏らししてしまうよぉっ!)
歩調を合わせてくれている優里亜にしがみつくような感じで、それでも私はなんとかまだがんばっていたんだわさ。
けど、丸太町通りに出たのにコンビニは視界に入ってこない。
完全に絶望しかけた私に、先を歩く紗佳が大きな声で、
「由衣さ〜ん、から●ねや珈琲館に行きますよ〜!!」
って呼びかけたのね。
熊野神社交差点(東山通りと丸太町通りの交差点)をあがった(北上した)ところにある喫茶店で、紗佳の知人がそこで働いているらしく、電話して席があるかどうか聞いてくれたらしいのよ。
そしたらとりあえずなんとかするって言われたそうで、そこへ行って休もうって事になったみたい。
けどこの足取りでそこまで行くのは‥‥はだしでジャリ道を歩くのに等しい‥‥。
「わ‥分かった‥先に行っててっ!」
そう返すのがやっとで、優里亜にもそう言ったんだけど、彼女は一緒に行くって言ってくれたのよさ。
彼女も相当おしがましてるはずなのに優しい子だなぁって思ったけど、その反面、もし‥途中で大失態なんかになってしまったらやだなぁ‥なんて思った私。
破裂寸前までふくらみきった膀胱を抱えた美女二人がさ、ヨタヨタと寄り添いながら歩いていく‥‥。
道行く人たちから見れば、まるで酔っぱらいの二人連れが歩いているように見えたかもしれないね。
から●ねやまで休み休み歩いたもんだから、10分ぐらいかかったように思うのね。
交差点での信号待ちなんか、もうずっとダンスしっぱなしでさ、きっと周りの人にはおしがましてるのがバレバレだったかもしれないね。
で、優里亜もすっごくおしがましている訳だから、私がしがみついている反対側の手がさ、時々コートの中でモゾモゾって動いてるの見〜ちゃった!!
そりゃそうだよね。おうちで同じように飲んでいたんだから、私だけが限界になるなんてあかしいもんね。
「ゆりあ‥大丈夫?」
私はあえてそう聞いてみたのね。
「えっ、な‥なにが?」
優里亜は突然の質問にとまどっていたようだけど、
「おしっこ!!、もう‥限界なんじゃ‥ないの?」
「ぇ‥ぁ‥うん‥、つらい‥‥」
「私が‥寄りかかってるから‥よけいだよ‥ね?」
「ぁ‥、ううん‥由衣ちゃん軽いから‥‥」
「ほんと?、じゃぁもっと寄りかかっていい?」
私はそう言って全体重を優里亜に預けてみたのね。
「ゎっ、ちょちょっとぉ‥‥」
さすがに優里亜もこれには参ったようで、ちょっとキレたような声出してたなぁ。
え、そんな遊んでいる余裕があったのかって!?
余裕なんかじゃないよぉ。信号待ちしているときのさ、せめてもの時間つなぎなんだよぉ。だってさ、じっとしてられないんだよ。なんにもしないで突っ立てる方が、おしっこって我慢できないんだってばぁ。
熊野神社にも初詣の人がかなりいて、そのすぐそばにある喫茶店だから、なんかすごく不安があったんだけど、とにかくそこまでたどり着く事ができたのね。
お店に入るには3段ほど段があるんだけど、それを上がるだけでもつらかったよぉ。
で、入ったらやっぱり混んでいてね、すごくたばこ臭かったのがいやだったけど、そんなこと言ってっれない。
「由衣さん、あっちに席ありますから。」
紗佳がすぐに駆け寄ってきて手招きしてくれたんだけど、私の目はそのずっと奥、トイレと表示のある場所を見つけてたのね。
そしたらちょうどそこから美紅が出てくるのが見えたぁっ!!
「ゆ‥ゆりあ、先に行かせて‥」
返事を聞く余裕もなく、私はしがみついていた手を離して、乱暴に脱いだダウンとマフラーを紗佳に押しつけるようにして手渡しながら
「あ、と‥ホットココアね!!」
と、いっちょ前にオーダーだけ頼んでピョコタンピョコタンってトイレに向かってダッシュ‥‥のつもりで急いだのね。
途中で床が一段下がっていたのがあぶなかったぁっ!!
直前で気がついたからよかったものの、もし視界に入っていなかったらきっとそこで転んでしまってさ、大変なことになってしまったと、あとから思い出して冷や汗が出たよぉ。
(だれも入らないでぇっ!!)
とにかくトイレに到達するまでもう必死でさ、声に出るぐらいのつぶやきになっていたと思う。
そして!!、無事に待望のトイレにたどり着いたんだわさ!!!
けど、ここからが正念場。
もうね、少しチョロっておチビリしているからさ、気を抜いたら一巻の終わりなんだよね。
(まだよっまだよっまだよ〜っ!!)
なんて叫びながら、スカートをめくりあげようとして‥
「あ!!」
私ったらあわてていたもんだから手袋したままだったんだよぉっ!
今さらそんなの外してる余裕なんてないから、そのままパンツを‥‥って思ったけど、かじかんでいる指先に手袋でしょ。もうね、感覚がよくわかんなくてパンツにうまく指がかからない!!!
ジタバタって足ふみしながらモタモタしてら‥シュルル‥って!!
わ〜い、あわてものの先発隊がもう出発してしまった〜いっ!
それがあっという間にパンツの中で渦を巻きだしたもね。
こうなったらもう何をどうあがいたって無理。
私は一切をあきらめて‥っていうか、もうパンツをおろすことをあきらめて、手袋のままおまたのところをグイって引き寄せて、そう、ずらションの実行あるのみ!!
しゃがむと同時にドバ〜っ!!ってさ、もんのすごい勢いでおしっこ集団が飛び出してきたんだよ。
背中に寒気のようなゾクッとする感覚が走ってね、
「ふはぁ〜‥‥」
思わず大きなため息つ来ながら身震いまでしてた私。
左足が痛いから少しはすに構えたような格好でしゃがんでるから、片方の手は壁につけて身体のバランスとってるし、もう片方手はパンツをしっかりとズラしてるからさ、音消しの水なんて流せない‥‥。
(すごい音‥‥)
自分で恥ずかしくなるぐらい、いつまでもジャバババババ‥‥って、おしっこは派手に出続けたんだわさ。
で‥‥無事とは言えないけど、被害を最小限に抑えた状態でおしっこは終わってくれたんだけど、さぁ困った‥‥。
パンツはもうベチョベチョだからあきらめるしかないし、手袋にも少しおしっこが引っかかっちゃったし‥‥。
もうね、ここまできたら開き直るしかないよね。
表でおそらく優里亜が必死な状態で待っているだろうから、そんなにゆっくりと後始末してらんないから、私はサッサッとパンツを脱ぎ去って、トレペにくるんで汚物入れに捨てて、手袋に着いたしずくを拭き取ってさ、それを手で握りしめながら大急ぎでドアを開けてあげたのね。
そしたら優里亜がなだれ込むように入ってきて、ものの数秒でジャバ〜ッておしっこし出したよぉ。
察するに、その動作音からして彼女はほぼセーフだったのかな?
タイツかレギンスにデニムの短パンの美紅と華穂なんか、きっとパンツおろすのに手間取って大変だったんじゃないかなぁ?(笑)
その点、私と優里亜はスカートだったからまだ動作が速かったと思うのね。
から●ねやで温かい飲み物飲んで、ホッと一息入れてから解散することになったのね。
華穂はやっぱり男の子に電話して迎えに来てくれるように言っていた。
美紅と紗佳は同じ方角だから一緒にタクシーに乗って、私は優里亜んちに泊めてもらうから一緒ね。
おうちに戻ってきたのは午前3時近かったよ。
パンツを穿いてないからよけいに身体が冷えてさ、私はまたタクシーに乗る頃からおしっこしたいって思っていたけど、さっきのような強烈なのじゃなかったから気にしてなかったのね。
そしたら優里亜のおうちに着くなりお母さんが、
「さむかったでしょ。お風呂が沸いているから暖まりなさいな!」
なんて言ってくれたのね。
それはすごくありがたかったけど、ノーパンでいることを優里亜に気づかれないように着替えを用意しないといけないから、ちょっとビクビクしてた。(笑)
まあそれはなんとかうまく隠せたんだけど、なりゆきでトイレに行かずにお風呂に入ったもんだから、おしっこしたくてたまらなくなってさ、排水溝のところでやっちゃおうかって思わず思ってしまったのね。
そしたらちょうどそこへ優里亜が入って来たんだよぉっ!!
危ない危ない‥、もう少しでとんでもないところを見せてしまうところだったよぉ。
お風呂は広いからふたりでもゆったりしてるけど、私は早くあがっておしっこに行きたいのに、優里亜はキャッキャッて楽しそうにするんだよなぁ。
こういうところはまだ幼い感じが残っているんだよね。
けど、私の秘密を見られてしまったなぁ‥‥。
まぁそんなこんなで、2010年のおしがまが開幕した訳なのね。(笑)
そのままお昼近くまで優里亜と一緒におねんねしてて、おせち料理なんかをいただいて、優里亜のお部屋でROOM水風船のHPを披露して‥‥、その日の夕方、私はあ〜ちゃんが待つ自宅へと帰っていったのよさ。
その後‥初エッチとかになるんだけど、そのお話は今回はナシ!!
‥機会があったら‥またね〜!!