博士に送ったメールの一部がBBSに載せられたので、今からお話しすることがちょっと重複しちゃうけど、まあ気にしないでね。
この前の連休中のお話なのね。
いつも元気で二日酔いなんかもめったにないあ〜ちゃんが、この連休にちょこっと体調崩してさ、なんとなく熱っぽくて喉がいたいなんて言ってさ、それで大事を取って出かけるのを控えていたんだわさ。
もっとも外は蒸し暑くてどんよりしてて、もうすぐにでも雨が降り出しそうになっていたし、私はまだ片松葉杖だから、実際にはどこにも行ける状態じゃなかったんだけどね。
あ〜ちゃんはソフャーに座ってテレビなんかをぼんやり見ていて、私は自分の片付けものなんかの整理をしながら、ダラ〜っとした時間を過ごしていたら、いつの間にか外は大雨になっていたのよ。
そこへ私のケータイがプルルルって。
それは美紅からで、今から遊びに行ってもいいかって言うのね。
この雨の中を来るのかって聞いたら、もう近くまで来ているって言うんだよね。
幸いお部屋は片付けたばかりだし、あ〜ちゃんも構わないって言うので、いいよって言ったら、紗佳と優里亜(由衣の独り言17参照)も一緒だって言うのよさ。
派遣の優里亜は契約通り先月でお仕事は終わっているんだけど、部署が違うのに美紅や紗佳と仲良くなっていたんだね。
それから15分ほどして、かなりずぶ濡れになりながら3人がやってきた。
なんでもね、遊びに行こうって京都駅に集合したらしいんだけど、雨が強くなりだして、どうしようかってなったらしいのね。
そしたら美紅が、私んちまで電車ですぐだから押しかけようって言い出したらしいのね。はは‥‥。
そんでもさ一応気を遣ったんだろうね、駅前のスーパーとかコンビニでいっぱい買い物してきたんだよ。焼肉用のお肉とか、王将の生餃子まで‥‥。
ん、ってことはさぁ、晩ご飯までうちで食べていくって事になるよね。はは‥‥
それはともかく、3人とも下半身・特にヒザから下がビショビショになっているからお風呂場に行ってもらって、美紅と紗佳は短パンだから足を拭くだけ、優里亜はジーパンがもう大変な状態だから脱いでもらって、私の短パンを穿いてもうことにしたのね。
けど体格の差があるからさ、おしりは入ったけどファスナーは上がらないしボタンだって留められない‥‥。
ま、Tシャツ降ろしてごまかすしかないじゃんね。(笑)
とりあえず落ちつこうよってリビングに座って、彼女たちが買ってきた100円の駄菓子を広げて、私はコーヒーの用意ね。
あ〜ちゃんも仲間に加わっていたけど、直属じゃないけどやっぱり上司になるからさ、なんとなく3人とも硬くなってる。
美紅は前にうちへ来たことがあるんだけど、その時はあ〜ちゃんが留守だったから、今日は勝手が違うみたいでおとなしいのね。
そういうの横から見ているとおもしろいんだよ。3人とも個性が出るんだもん。
そんな風にしてるうちに、それなりにみんなだんだんとくつろげるようになっていってね、あ〜ちゃんのおやじギャグにツッコミ入れたりするようになって‥‥。
あ〜ちゃんも20代前半の女の子3人に囲まれてまんざらでもないって感じでさ、風邪気味だって言っていたのに元気なんだもんなぁ‥‥。
で、この際だからお酒飲もうよってなってね、紗佳と優里亜とあ〜ちゃんはビールっていうか発泡酒、私と美紅はジンライムなんかを飲み出して、あんなことやこんな話を肴にワイワイって騒いでいたのよさ。
なんか外が真っ暗になって思わず時計を見たんだけど、まだ4時過ぎ‥。
ゲリラ豪雨の様な感じで凄い雨になっていて、ベランダの戸にまでしぶきが跳ねて、そのせいではないと思うんだけど、お部屋の中の湿っぽい感じが抜けないもんだから、エアコンをドライに切り替えていたのね。
けどドライって冷房よりも冷える感じがしない?
汗と雨で濡れていた服が乾いてヒンヤリしだして、足も冷えてきたみたいで3人とも少し寒いって言い出したのね。
あはぁ、ビール組の紗佳と優里亜、どうもさっきからおしがま揺れしているぅっ!!
テーブルの下の足がどうなっているのかは見えないけどね。
うん、きっとあ〜ちゃんが一緒にいるからトイレに立ちづらいんだろうね。
おとなしい紗佳はわかるけど、優里亜も気を遣う方だったんだ!!
まぁ‥、実は私もね、みんなが着いた頃からちょっとおしっこ感じていたんだけど、まあ後でいいやなんて思っていたからさ、この時かなりおしがまになっていたのね。
美紅は‥特に変わった様子もなくて普通にしていた。
よ〜し、こうなったら誰が一番にトイレって言うか見てやろう!!なんて思ってさ、私は完全に自分のおしっこを封印して傍観者になったのよさ。
で、わざとらしく紗佳と優里亜にビールを注いだりなんかして‥‥(笑)
ちょうどビール(ほんとは発泡酒ね)と氷がなくなったので、取りに行こうと私が立ち上がって、ピョコタンピョコタンってキッチンの方に行こうとしたらね、
「あ、由衣さん、私が行きますよ!!」
って優里亜が立ち上がろうとしたのね。
「優里亜、パンツ見えてる!!」
その時美紅が意地悪い声でそう言ったのよさ。
そう、優里亜は短パンのファスナーもボタンも留めてないこと忘れて立ち上がったもんだから、めくれていたTシャツの下にしっかりとベージュのパンツを覗かせていたらしいのね。
真正面に座っていた美紅があざとくそれを指摘したんだけど、それは美紅の横に座っていたあ〜ちゃんも見てるはず‥‥。
あわてて座り込んだ優里亜に、美紅が追い打ちを掛けるような感じで、
「見ました、いまの?」
ってあ〜ちゃんに問いかけたのね。
「あ‥、いやぁ別に‥‥」
あ〜ちゃんはなんか曖昧な返事を返してたけど、別にってヘンだよね。何が別になんだろうね。絶対に見たくせに‥‥。
優里亜は笑っているけど、内心相当恥ずかしいんだろうね。
ま、それはともかくとして、おそらく優里亜は立ち上がった事をキッカケにして、ビールなんかを運んだ足でトイレに行こうと思ったのに違いないね。
それを自ら墓穴を掘ってしまったってわけ。
これでもう立ち上がりにくくなっただろうね。
ってことは、おとなしい紗佳は二番手に着こうと思っていたはずだから、こっちもしばらくはおしっこできないってことになる。
しめしめ、労せずして私の思惑通りに事が進んでるんだわい!!‥‥なんて。
それから優里亜がずっと下を向いておとなしくなったのね。
恥ずかしいからって事もあるんだろうけど、おしっこがしたいのに短パンの事が気になって立てないっていうジレンマに襲われていたんだと思うよ。
けど状態はユラユラ‥‥。
横に座っている紗佳もね、なんとなく困ったような顔してるのよ。
ん〜、そんな風に眺めている私もさ、体が冷えてきたからおしっこした〜い!!
けど一番手にはなりたくないから、平静を装ってびわ湖でヨットクルーズしたときの話なんか始めたり‥。
優里亜と紗佳にびわ湖→水→おしっこって連想させる為にね。
「けっこう波があってね、しぶきがパ〜ってかかってさ‥」
なんて、わざとらしく表現したりするのね。
二人とも相づちも打てないのかな、いよいよ曇ったような顔になってあさっての方向なんか眺めてるのよさ。
ここまでくるとなんとなくかわいそうな気になってきてね、もう許してあげようなんて思ったんだけど、まさか私から
「優里亜、トイレ行ットイレ!!」
なんて冗談めいた事言うのもばからしいし、どうしようかなって思ったのね。
そんなときになってあ〜ちゃんが、
「さ、それではオレはちょっと部屋で休んでるから、みんな後はよろしくな!!」
なんて言いながら立ち上がったのよ。
ま、確かに風邪気味だからって、ほとんどビールも飲んでいないあ〜ちゃんだし、しばらく横になっていた方がいいと思うのね。
バタンってあ〜ちゃんが部屋の扉を閉めた次の瞬間、
「由衣さん、トイレ借りますね。」
さっそく優里亜が立ち上がりながらそう言ったよ。
今度はさすがにTシャツ引っ張りながらね。(笑)
んで必ず二番手で紗佳が
「あ、つぎ私が行く〜!」
なんて言うのよさ。
で、結局なんでもないような顔してた美紅までが
「私もさっきから行きたかったんだ!!」
とか言って私を驚かせたんだよね。
やっぱりうちのダンナがいるから、みんな行きにくかったみたいなのね。
せまいマンションの中だし、リビングからトイレまで数メートルしかないもんね。
で、最後に私がトイレに行ったらさ、半分ぐらいあったはずのトイレットペーパーがさ、もうほとんどなくなってるのね。
う〜ん、女4人がいっせいにおしっこに行ったら、こうも一気に減るものかっ!?
あ〜ちゃんはCD聞きながら横になっているから、気にせず騒いでいいよってベッドに入っていったのね。
だからみんな気兼ねしなくていいからって、私は出来るだけワイワイともり立てていったのね。
もちろんおしがまのお話はしましたよ〜。
「優里亜さぁ、あんたいつからおしがましてたの?」
「おしがま‥?」
「うん、おしっこ、いつから我慢してた?」
「あぁ‥ぇとぉ、お酒を飲み始めた頃からかなぁ‥‥。」
「へぇ、じゃあけっこう長い間我慢してたんじゃない?」
「うん‥、あ、けど私‥、普段でもトイレ我慢する方かなぁ‥‥。」
「ぁあ、そういえばお花見の時もけっこう我慢してたみたいだったね。」
「あれぇ、由衣さんそんなことまで覚えてるんですかぁ?」
トントントンって優里亜とお得意のお話を展開していたら、
「由衣さんもね、トイレを我慢するの好きみたいだよ。」
って美紅が話に乗ってきたのよさ。
「私もさぁ、おしがま‥だっけ、その経験談を披露させられたもん。」
そう言った美紅に続いて紗佳も、
「あ、それ私も聞かれたぁっ!!」
と笑いながら言い出したのね。
たしかにこの2人は、美紅のおうちに泊めてもらったときに、いろいろ聞きだしていたんんね。
んなもんだからもう開き直ってさ、私はおしがまが好きだって優里亜に言ってやったのね。
あ、でもROOM水風船の事は切り出せなかったのよ、ま、そのうちバレるだろうけどね‥‥。
その結果、私と優里亜はおしがまが気持ちいいと思う派。
美紅と紗佳はしんどいからイヤだ派に別れたのね。
特に紗佳は、自分からなかなかトイレに行くって言い出しづらいタイプだから、いつも困ってるって言ってたよ。
ここまで話が出来たんだからって私は調子に乗って、大人になってからおしがまで困った事なんかないかって優里亜に聞いてみたのね。
美紅は高校生の時のおしがまデートが教訓になって、あれ以来できるだけトイレは自分から行くようにしているらしいから、あんまりおもしろくないんだもん。
紗佳の事は小説に書きかけで止まってしまってるけど、近いうちに公開するとして、優里亜もやっっぱり初デートは死ぬ思いだったらしいよ。
なんか朝の9時ぐらいから夜の7時頃まで、ずっと我慢したらしいのね。
タクシーで家(両親と同居)まで送ってもらう頃は、もう気が遠くなりかけていて、その後が****だったって。
う〜ん、これも早急に小説化しないとなあっ!! (笑)
小降りになっていた雨がまた強くなり出して、こんどはカミナリまでなり出したのね。
そんなことは気にしないで、そろそろ晩ご飯の準備をしようかって事になって、みんなでキッチンに立ったんだけど、やっぱり4人もいたら狭ぎ〜っ!!
で、私は逆にお客さんになって美紅たち3人が料理するって事になったのね。
料理と言ったって、メニューは焼肉と王将の餃子っていう、なんともへんてこりんな組み合わせになっちゃったんだけどね。
キャベツとタマネギを適当に切って、お肉をもみダレでよくもんで、テーブルの上にホットプレートを2台並べて、片方は餃子、もう片方で焼肉って‥‥。
ブレーカーの事が気になるから、私は延長コードを引っ張り出して、片方のホットプレートは隣の部屋から電源を取ることにして、眠っているあ〜ちゃんは放っておいて、いざ焼き出そうかって思ったら、紗佳が先にトイレって言うのよさ。
そしたら美紅も優里亜も右にならえなんだもんなぁ。
ま、正直私もそれなりにおしっこ溜まっていたんだけどね。
だって、あれからもずっとビール(発泡酒ね、しつこい?)とかジンライムを飲み続けていたんだもんね。
紗佳がトイレに入ってほんの数秒後にね、ピカッドンガラグワッシャ〜ン!!ってすごい稲光と同時に部屋が揺れるほど大きな音が鳴り響いたのね。
私たちは「きゃ〜〜っ!!」って同時に叫んでた‥‥。
(ヤバ‥ちょっとチビったんじゃない!??)
私は一瞬そう思ったよぉ。
それくらいビックリする稲光と音だったんだもんね。
気がついたら優里亜が私に抱きついていた。
そんでもっと気がついたら、私の右手はしっかりと優里亜のおっぱいの上にあったのだぁっ!!
(わっ、この子けっこう胸あるじゃん!!)
ちょっと嫉妬心のようなモノが芽生え、私はそのまま優里亜のおっぱいをゆっくりとモニュッてもみ上げたのね。
「きゃん、エッチィッ!!」
優里亜はそう叫びながら私から離れたけど、一瞬片手が股間に移動したのを見逃さなかったわい!!
(あは、優里亜もぜったいオチビリしてるぞぉっ!!)
だってさ、みんなおしっこしに行く直前の出来事なんだよ。ビックリしてちびるのは当たり前じゃんか!!
美紅の動作は見られなかったけど、カーペットの上に四つんばいになっている姿はまさにそれだったのかもね。
「由衣さ〜ん、ちょっとぉ!!」
トイレから紗佳がなにか騒いでいるのね。
今のカミナリにビックリしてお漏らしでもしたのかなって思いながら行ってみると、
「タンクの水がおかしいの‥。」
と、思いも寄らぬ紗佳の弁。
おしっこが終わって水を流したら、それは普通に出来たのに、タンクに水が溜まっていく様子がないって言うのね。
なんだかよくわからないけど、とりあえず手洗い部分を持ち上げて中を覗いてみたら、あら不思議、ほんとにタンクの中は空っぽ状態!!
なにがなんだか判らなくて、私は洗面所の蛇口をひねってみたのよさ。
優里亜はお風呂、美紅は台所ってね。
なんと言うことでしょう。そのいずれもチョロッて出ただけですぐに止まってしまったのね。ついさっきまで普通に出ていたのに‥‥。
「え、断水っ!?」
もうほんとに訳わかんなくて、あ〜ちゃんを起こしに行った私。
あ〜ちゃんも今のカミナリで目が覚めていたらしくて、
「元の給水ポンプの電源かも知れないな。」
と言いながら、1階の管理事務室に様子を見に行ってくれたのね。
すぐに戻ってきて、
「やっぱり給水ポンプの電源だよ。今のカミナリでやられたみたいだ。」
って言っていた。
すぐに業者が来るらしいけど、いつ元に戻るのか判らないとも‥‥。
そう言って、もうしばらく横になっているってまた部屋に戻ったのね。
しばらくボーゼンとリビングに突っ立っていた私たち。
「どうしよぉ‥トイレ行きたい‥‥」
優里亜がポツンとそう言ったのね。
確かに紗佳以外はみんなおしっこする直前だったし、たぶんみんな少なからずオチビリしてるだろうし‥‥(笑)
「先に行ってきなよ。構わないからさ。」
そう言ったら優里亜は、
「だって‥水が流れないじゃないですかぁっ!」
って泣きそうな顔で言ったのね。
うん、おしっこできてもさ、その形跡を次の人が見てしまうって言うのはなんか屈辱的なモノがあるよね。
しかたなく3人とも我慢することにして、どうしてもダメなら行ってもいいことにしたのね。
そこにトイレがあるのに使えない‥っていうか、使いたくない‥‥、これってさ、訳の分からない苛立ちと不安感に取り巻かれるんだよ。
優里亜なんかね、もう堂々とパンツ見せながらおなかをさすってたし、美紅もずっとかかと押さえみたいにして体を揺すっていた。
もちろん私だって決して余裕があったわけじゃないからさ、ソファーの方に座り込んでギュッて足を閉じていたのね。
ひとり先におしっこを済ませた紗佳は、立場がなくて逆にオロオロしてたのが逆に少しかわいそうだっなぁ‥‥。
誰もが落ち着かないから、餃子もお肉も焼かないままゆっくりと時間だけが流れていったのね。
お酒を飲んでいるから、おしっこは凄い勢いで溜まってきてる‥‥。
ビール組の優里亜はきっとわたしや美紅以上に辛いだろうって想像つくんだけど、どうしてあげる事も出来ないじゃん。
けどさ、いざとなったらトイレを使えばいいことなんだから、そんなに必死で我慢しなくてもいいんだけど、やっぱり私を含めてみんなどこかに意地みたいなのがあったみたいで、それから小1時間、よく我慢できたって思うよ。
いつ水が回復したか判るようにって、台所の蛇口を開いていたんだけど、突然それがブシュッブシュッドバ〜って音を出しながら水を流し出したのね。
「やったあっ!!」
私たちは思わず声を上げたんだけど、ひとり申し訳なさそうにしていた紗佳までが一緒になって叫んでいたのが印象的だったなぁ‥。
「最初はグー、ジャンケンポン!!」
ってトイレに入る順番を決めて、なぜか私が一番はじめになったのね。
あは、やっぱり少しおちびりしてたぁ!!
で、終わってドアを開けたら、その前に優里亜がくの字に体を曲げた状態で待っていたんだけど、もう短パンの開いたままのファスナーの中に手を入れて、パンツ越しにしっかり押さえながら足をばたばたさせていたのね。
ん〜、ビールの優里亜を先に行かせてあげるべきだったような‥‥。
やがてあ〜ちゃんも起きてきて、それからは和やかに餃子と焼肉をほおばって、楽しい時間が過ぎていったのでありました。
あ、余談だけどね、私の短パンを穿いていた優里亜がね、汗かいて染みているからってさ、それを持って帰って洗ってから返すっていったのね。
はは〜ん、オチビリの形跡を見られたくなかったんだろうね、きっと。
そんなわけで、カミナリは怖いというおそまつな一席でした。