由衣の独り言 17




 お花見の季節があっという間に過ぎて、もう連休まっただ中だもんね。
そういえばBBSでタヒョンちゃんが「お花見でおしがました!!」なんて書いてたよね。
それでは私も4月11日(土曜日)のお花見の事を書いてみるね。
 その日私はお仕事がお休みで、あ〜ちゃんを送り出した後、はりきってお部屋のお掃除なんかをしようと意気込んでいたんだけど、4月にしては暑いぐらいの夏日だったもんで、その前にまず一休みって思っていたら、そのままお昼近くまでウトウトって‥‥。
あわてて飛び起きてさ、まずお片付けして洗濯して、それなりに主婦業をこなしていたら、あ〜ちゃんから電話。
飲み会をすることになったから、4時までに会社においでって。
「飲み会」という言葉に惹かれてルンルン気分で家のことを片付けて、帰りが遅くなることを想定して買い物なんかもサッと済ませて、シャワーなんか浴びちゃってサッパリしてから洋服選び‥‥。
っていってもね、気温は26度ぐらいまで上がっているって言うけどさ、まだ4月に入ったばかりだから、まさか夏服って言うのもヘンだし、夜になったらきっと寒くなると思ってさ、どうしようか悩んじゃう‥‥。
そもそもそんなに洋服を持っている訳じゃないから、よけいに困るんだよね。
 いつも通勤はジーパン姿だから、こういうときはスカートだと思ったんだけど、やっぱりロクなの持ってない。
結局キッズで買ったTシャツにジャケット、デニムのフレアミニっていう、なんか子供っぽい恰好になっちゃいました。
「カンベランコさん」とかいうSサイズモデルがいるって聞いたけど、SSサイズモデルも出てほしいなぁ‥‥。そしたらさ、145センチの私でもさ、キッズで買わなくても揃うかもだもんね。
 で、いそいそと3時半頃に会社に着いたら、
「もう何人かが場所取りに行ってるから、4時きっかりに出るぞ!」
 お仕事を早々に切り上げるってあ〜ちゃんが言うのね。
「え、場所取り?」
「ああ、円山公園だよ。」
「円山公園って‥‥!?」
 そう、飲み会ってお花見の事だったんだよ〜!!!
てっきりどこかお店に行くんだと思ってスカート穿いてきたのに、お花見じゃあ動きにくいよぉっ!!‥なん言っても始まらないからさ、仕方なく4時きっかりにみんなと出かけたのね。
土曜日だからお偉いさんは居なかったけど、総務課長以下男性が5人、女性が新人の女の子と派遣の女の子と私を入れて5人。
駅前からタクシーに分乗して円山公園に向かった訳よ。

 円山公園って言うのは、京都祇園の八坂神社の中の大きな公園なのね。
で、八坂神社って言ったらさ、四条通りの突き当たりに石段とか大きな山門がよくテレビなんかで映るじゃん。
この時はそこから入るんじゃなくて、もう少し南の方の路地から入っていったのね。
入り口がいっぱいあること、このとき初めて知ったよ。
 んで公園のどこかに着いてタクシー降りて、携帯電話で場所取りしている人に連絡つけたら、運良く5時前に切り上げるグループがいたそうで、その場所をキープしたって言うのね。
ウロウロといっぱいの人混みをかき分けるようにしてそこに着いたら、男女各2名がすでに陣取っていたよ。
その人たち、引き上げるグループに薦められたんだろうね、もうかなり出来上がっていたみたい。(笑)
 で、男7,女7の14名のお花見宴会の始まりはじまり〜。
そんなに広いスペースじゃないから、肩をくっつけ合うような感じでね。
大きなクーラーボックスが2個用意してあって、ビールとか缶チューハイがいっぱい冷えていてね、周辺には屋台なんかも出ているから、そこで焼きそばとかピザとか、とにかくいっぱい揃うのね。
満開のピークは過ぎていたらしいけど、それでも人がいっぱいで、日が落ちてもまだまだ暖かくてさ、ジャケット着なくてもそんなに寒いとは思わない夜だったよ。
 それはいいんだけど、私の足はまだ正座が出来ないし、フレアのミニスカを穿いているから足を崩すのも気を遣ってね、キッズ用だから割と広がりやすいんだわさ。
おまけにレジャーシート1枚きりだから、けっこうおしりとか痛いのよね。
 今年入った新人の女の子は華穂っていってね、D志社女子大を卒業したばかりの、男の人に甘えるのがとっても上手なブリッコ女の子。
身長が160ぐらいあるのかな、たしかに美形なんだけど‥、なんだかねえ、まだ学生気分が抜けきってないっていうか、お仕事を真剣にやらないっていうか、人任せって言うか‥‥、私のことをすっごく上から目線で見てるっていうか、ほとんど無視してるっていうか‥‥まぁ、直属の部下ではないんだけどね。
デニムのショートパンツから長いナマ足を出してさ、しょっちゅう座り直したりして男の人の目線を集めているのよさ。
 派遣の優里亜はコンピュータ関係の専門学校を出て、去年の秋からうちに来ているのね。ちょうど私とほぼ同期で働き出したって感じ。
すっごくまじめな子で、言われたことはもちろんだけど、自分から仕事を見つけてこなしていく子なのね。
優里亜は美形というより癒し系かな?、身長は華穂と同じぐらいだと思う。
6月で派遣契約が終了するらしいんだけど、個人的にはこのふたり、入れ替わってほしいよ。
 で、徐々にお酒が入っていって、だんだんと場が盛り上がってくるとさ、やっぱり華穂の甘え上手が台頭してきた〜っ!!
ベッタリ寄りかかったり、男の人のヒザの上にわざと手を置いたり、料理を取ってもらったり‥‥、もうね、見てたらなんかイライラする〜!!!
優里亜は逆に男の人から言われるままに料理を取り分けたり、ん〜、華穂の分まで取り分けたりしてるんだもんなぁ!!
優里亜も人気者ではあるんだけど、華穂の前では少し影が薄く感じるなぁ。
華穂に言ってやりたいよ。優里亜の方が会社では先輩なんだぞって。
私ってさ、めったにこんな気持ちにはならないタイプだと思っていたんだけど、なんかね、この時はそんな自分がいた‥‥。

 そうこうしている内に時間が過ぎていって、何人かの女の人がトイレタイム!!
私も少しおしっこを感じていたんだけど、この時は横にいた総務課長に捕まっていたから行きそびれたのね。
で、15分ぐらいしてその人たちが帰ってきた。
トイレはけっこう遠い所にあってそれなりに混んでいて、すっごく汚くて臭くて‥
おまけに暗くて、もう使いたくないって感じだったって。
じゃあもう絶対ここではトイレに行かないっ!!
私はそれ聞いてそう決めこんで、それからは飲む量を調節したりしたんだけど、それまではけっこう飲んでいたからちょっと心配‥‥。
 それからしばらくの間、入れ替わり立ち替わりでみんながトイレに行ったりしたんだけど、あれぇ、華穂は全然行ってないじゃん。
(この子、ひょっとしておしがましてない!?)
 私ったらそんなこと思いついたのね。
ずっと男の人たちにチヤホヤされて、自分から寄り添ったりしているから、きっと行くタイミングを逃してるんじゃないかなってね。
んなもんだから、それからの私は自分のことは棚に上げて、華穂の様子をずっと観察し出した訳よ。
 けど見ていてもおしがましてる素振りは全然ないのね。かなり飲んでいるはずなのに‥。
むしろ酔いに任せてますますヒートアップしてさ、華穂を取り囲む一団だけが異常に盛り上がっているような感じだった‥。

 かなりおしっこがしたくなってきた7時過ぎにお開きになったのね。
このあとはカラオケに行くんだって。
木屋町ってところまで歩いていくらしいけど、20分以上は掛かるだろうって。
正直言ってその時のおしがまの感じからして、そこへたどり着くまでの不安があったんだけど、今さらどうしようもないからって片付けだしたら、その時になって優里亜がトイレに行きたいって言い出したのね。
華穂にばっかり目が行っていたけど、そういえば彼女もトイレに行っていなかったようなんだわさ。
だってずっと給仕みたいな事してたからさ、行けなかったんだろうね。
「片付けておくから行ってきなよ。」
 そう言ったら彼女、
「いえ、悪いですから後にします。」
 なんていじらしいこと言うのね。
まあ確かに一人で行くのはちょっと怖いし‥遠いし、もうみんなが片付けに入っているから行きにくくなっていたんだろうけど、優里亜もちょっと心配‥。
 手際よく片付けてゴミを捨てているとき、そう言えば桜なんて全然見てなかったなぁ‥なんてみんなで笑いながら言ってた。
で、男どもが手分けしてクーラーボックスとかレジャーシート担いで、ゾロゾロと石段(正面玄関)の方に向かって歩き出したのね。
そしたら華穂が男の人からすり抜けて近寄ってきて、
「由衣ちゃん、トイレってこの先にあった?」
 なんて小声で聞いてきたのね。
けど私‥、5歳年下のこの子になんで「由衣ちゃん」って呼ばれるんだろう‥??
なんとなく返事したくない気持ちでいたら、
「こっち側にはないよ。反対側みたい。」
 優里亜がそう答えていた。
「え〜、どうしよう。私トイレ行きた〜い。」
 華穂がほんとに困ったような声でそう言ったもんだから、
「カラオケまでそんなに遠くないからさ、もう少し我慢したら?」
 私、まるで突き放すような感じで言っていたよ。
なんか私‥‥イヤな子になっちゃってたなぁ‥‥。
優里亜が「私も行きたいの。」なんて言って慰めていた。
華穂は仕方ないといった感じで優里亜にくっついていたけど、やっぱりすぐに若い男どもが二人を取り囲みだして、みんな酔っているからさ、肩に手を回したりして騒ぎながら歩いて行くのね。
相当おしがましている2人の女の子が、男達に取り囲まれて歩いてる‥‥。
これって端から見ていたらすっごくドキドキするよね。(笑)
2人がどれだけビールとか飲んでいたのかは知らないけど、きっともう膀胱がパンパンに膨らんでいるんだろうなぁ‥‥なんて想像しちゃう。
優里亜はジーパンだけど華穂はナマ足だから、その点では華穂の方が分が悪い感じがするけどなぁ‥‥。

 石段を下りた四条通で総務課長が別れて、残った13名がゾロゾロと人混みの中を西に向かって歩いてた。
けどみんな酔っぱらっているもんだから、なかなか先に進まないのね。
私のおしっこタンクはもう満杯になってきてるのに‥‥。
けど騒ぎながら前を歩く華穂や優里亜たちもそれは同じはず。
あの子たちが平然としてるんだから、こっちは意地でもがんばり通さないとね!!
 四条大橋を渡って、思い出の交番(由衣の独り言15参照)の前を通り過ぎて、ここで阪急電車に乗る男女1名ずつがお別れ。
おしがましている時に立ち止まるって辛いよね。勝手に足がソワソワしちゃう。
華穂はもう限界が近いみたいで、腰までクネクネさせてね、優里亜に寄りかかるような感じになっていたなぁ。
その優里亜もずっとモジモジしてて、華穂が寄りかかるもんだからすっごく迷惑そうな顔してたなぁ。
 それから木屋町通りを北上して、10分ほど歩いてやっとジャン○ラってお店に着いたぁ。
円山公園から20分ぐらいって言ってたけど、40分もかかったじゃん!!
もうほんとにおしっこしたくてたまらなかったよぉ!!
 けど予約してあるお部屋がまだ空いていなかったので、しばらくの間ロビーで待つことになったのね。
もうお店に着いた事で気が緩んじゃってるから、おしっこが漏れそう‥‥。
「由衣さん、トイレ行きませんか?」
 優里亜がそう言って寄ってきた。
その言葉を待っていた私。
ふと見たら華穂はテーブルに両手をついて体を揺すりながら、それでもまだ男の子と話してるから、無視して優里亜と行く事にしたのね。
そしたら華穂が
「あ〜、由衣ちゃんどこ行くの〜?」
 ってわざとらしい声で聞いてくるのね。
私ったらまたムカッとして、
「華穂が今行きたくてたまらない所。早くおいで!!」
 って言ってやった。
「え〜、もうやだぁ〜」
 そんな風に言いながら、それでも助かったぁ!!みたいな感じで駆け寄って来て、
「もうおぉ由衣ちゃ〜ん、恥ずかしいじゃない!」
 って、まだそんな風に言う。
この子は恥ずかしがり屋なんかじゃなくて、男の子の前でイイカッコするタイプの女の子だから、絶対に自分からトイレに行くような事はしなくて、同性から誘われるのを待っているんだと思うのよさ。
そのくせトイレに入った途端、
「ね、ね、私先に入らせて。ねっ!」
 なんて言いながら、サッサと空いている方の個室に入り込むんだもんなぁ。
ほんとにこの子は自己中なんだからぁ!!
「バタンカチャ‥キュッキュッスリスリ‥シュイ〜ジョボジョボシュィ〜‥‥」
華穂はドアを閉めてから2秒ほどで勢いよくおしっこをし始めた‥。
相当我慢してたみたいですごい早業だったけど、音消しする余裕はなかったみたい。
 他人のおしっこの音ってさ、我慢している身には辛いものがあるよね。
優里亜も辛そうな顔して体を揺らしているからさ、隣が空いたときに先に入れてあげた。うん、由衣ちゃんエライッ!!
やっぱり優里亜も限界だったみたいで、ジーパンだから少し手間取ってはいたけど、すぐにおしっこの音を響かせ出してね、そんなふたりのおしっこの音を耳にした私はもう地獄の苦しみ‥‥。
誰もいないからってさ、スカートの中に手を入れておしりを振っていたなぁ‥‥。

   ロビーへ戻るとき、
「おしっこ我慢した後は水分を多めに摂らないとダメだよ。膀胱炎になるからね!」
 私は華穂にそう言ってやった。
特にアルコールが入った後は脱水になりやすいからって。
「そうなんだぁ!?」
 私が言った事に、華穂は初めて素直にうなずいていたよ。
でもね、私は親切心でそう言った訳じゃなかったのね。
 しばらく待って部屋に通されたら、案の定華穂は男の子たちの間に座らされて、キャッキャッって騒ぎだした。
けど私の言いつけを守るかのようにして、飲物はいっぱい飲んでいたよ。
 おしがました後ってさ、すぐにまた行きたくなることが多いじゃん。お酒が入っていたら尚更ね。
3〜40分ぐらいしてまたおしっこしたくなってきた私は、ちょうど華穂が歌い出した時に、優里亜を連れてトイレに行ったのね。
ちょうど彼女もまた行きたくなっていたところだったて。
じゃぁあれからけっこう水分を摂っている華穂はどうかなぁ‥‥?
勝手に想像してもさ、絶対にまた尿意はあるはずだよね。
戻ってきたら華穂の歌は終わっていたけど、次の歌で凄く盛り上がっていて、相変わらず男の子の間でキャッキャッやってた。

 そうこうしている内に、華穂はやっぱりおしがまの兆候を見せ出したよ。
私の言いつけを守ってけっこうウーロン茶なんかを飲んでいたけど、男の子たちの間に座っているもんだから、自分からは席を立てないでいた訳だし、私じゃない女の人でも、華穂をトイレに誘う人はいなかったもんね。
キャッキャッて騒いでいるけど、落ち着きがなくなって来たのはすぐにわかったよ。
けど私、今回は助け船を出さないんだもん!!
 で、あっという間に2時間が過ぎて、混雑しているからって延長を断られてお開きになったのね。
フロントで会計をしているとき、
「由衣ちゃ〜ん、トイレいこ〜!」
 って華穂が小声で甘えてきたけど、私は行きたくないからって断っちゃった。
優里亜も
「待っててあげるから行ってきたら!」
 って、わりとあっさりそう言っていた。
他にも女の人はいたけど、あの子、こういうときは私か優里亜にしか声をかけられないみたいで、そのふたりに断られたもんだからさ、泣きそうな顔してモジモジしてるのね。
男の子の目があるからなのか、一人で行く事も出来ないのかも?
なんだか少しかわいそうにも思ったけど、由衣ちゃんは心が少し鬼になっていたんだわい。
‥って思ったんだけど、やっぱりかわいそうになって来てさ、このまま放っておいたら最悪のことが起こるかもじゃん。
で、一緒にトイレに行ってあげようと思って声を掛けようとしたら、もう男の子達に囲まれて玄関の方に向かってるんだわさ。
(ええ、おしっこ大丈夫なのぉっ!?)
 明らかにもうパンパンになっているはずなのに、華穂ったら「やだ〜っ」とか言いながらまた大きな声を上げて笑ってる‥。
そのままお店の前で解散することになって、華穂と優里亜は若い男たち3人から、もう一軒行こうと誘われていた。
私はあ〜ちゃんとあと2人の男の人たちと一緒に京都駅に向かうことになったのね。
ほかの女の人たちもそれぞれの方向へと帰って行った。
華穂がこの後どうなるのか、それがすっごく気がかりだったけど‥‥。

 まだ電車が十分動いている時間だったし、ちょっと小腹も空いてきたっていうことで、私たちは京都駅前の居酒屋に行ったのよさ。
4人掛けのテーブル席に座ったんだけど、今度は私が華穂の立場になっちゃった‥。
奥に座ったもんだからトイレに行きづらい‥‥。
あ〜ちゃんが横じゃなかったんだもん。
 結局そこではトイレに行かないまま1時間ちょっとで出て、電車に乗って帰ったんだけど、おうちに着いた時はもうおしっこパンパンになっていたんだけど、なんていうのかなぁ‥、いつもの事なんだけどさ、すぐにおしっこに行くのがもったいなくて(笑)、そのまましばらくコーヒーなんかを飲みながらおしゃべりしてて、そしたらひょんな事から華穂の事が話題になってさ、上の方でも少し彼女の仕事ぶりが問題視されてるんだって。
そう聞かされると、なぜかかばってあげたくなる由衣ちゃん。
んでそのまま、さっき別れる時に彼女はおしがま状態だったって事を話したのね。
意地悪してしまって気になっているんだって‥。
そんな話をしてるとさ、華穂はどれほどガマンしてたんだろうとか、男の子におしがまがバレたんじゃないかなとか、無事におしっこすることが出来たかなとか、まさかお漏らしなんかしてないだろうな‥とか、そんなことばっかりが頭の中に思いめぐらされてさ、なんかひとりドキドキして・・、体がカーッと熱くなってきて、もうおしっこしたくてたまらないんだけど、私はあ〜ちゃんにしなだれかかっていたのよさ。
んとねぇ‥‥、変な話だけどさ、実は私、もうこの時トロトロになっていたのね。
激しいおしがまをしているのもあったけど、華穂の事で勝手に興奮してたみたいなんだよね。
「人の話でなに興奮してんだよ!?」
 ってあ〜ちゃんにその事すぐに気づかれてさ、パンツの隙間からちょっとワレメを触られただけなのに、それだけでもう‥‥っちゃって‥‥(恥)
で、すぐにあ〜ちゃんが入って来たんだけど、動かれるとおしっこが吹き出しそうだったから、そのままお風呂に行ってさ、いつものように背中越しに抱っこされて、クリちゃんを刺激されながら上下に動かされるたびに、ブジュッ‥ブジュッって感じであ〜ちゃんのおヒザの上におしっこぶちまけちゃいましたとさ。
はぁ‥相変わらずのことやってるなぁ‥‥。

 で、後日談。
優里亜に聞いたところによると、カラオケを出てからの華穂は、さすがに元気がなくなって足取りも重くなって、優里亜にしがみつくような感じだったって。
ずっと小声で「トイレ行きたい‥‥」を繰り返していたらしいよ。
で、木屋町通りにある公衆トイレの前を通りかかった時に、もう我慢できないって優里亜に言ったそうで、さすがに優里亜もかわいそうだと思って、その公衆トイレに一緒に行ってあげたんだって。
カラオケ店の時よりも長いおしっこしていたらしいよ。
で、次のお店に着いてすぐにまた行きたくなったって言ってね、優里亜はまたつきあわされたんだって。
膀胱炎になってなけりゃいいけどね‥‥。
 あ、それともうひとつ後日談‥‥
実は華穂、入社してきた時に私のことを同い年だって聞かされていたらしい。
総務の人は冗談のつもりで言ったらしいけど、彼女はつい先日までずっとそう思いこんでいてね、あ〜ちゃんとは一回りの年の差夫婦だと思っていたみたい。
だから私のことを「由衣ちゃん!!」って呼んでたんだわさ。
ん〜、こういう冗談はだめだよねぇ。
きっと華穂、いまごろ恥ずかしい思いをしてると思うよ。

 さ〜て、華穂と優里亜、これからおしがまメンバーになれるかどうか‥‥!?
乞うご期待って感じだよね。



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