前のページのA子さんのデータを見ていただければ、実際にどれくらいの量おしっこを我慢することが出来るのか、という実例がわかったと思います。
ここで前ページの補足を少しさせていただきます。
　A子さんは身長161センチ、体重49キロ、 世界でいちばん可愛い 女の子です(^^;;; ヨイショッ、、ヨイショッ、、、
今回のA子さんの実験では、実際にビールを飲み終わってから我慢が出来なくなるまでの時間は、どれも大体１時間前後でした。

　ところで、おしっこを何と１リットル以上我慢出来る 世界でいちばん可愛い A子さん。彼女の測定値は、実際かなりハイレベルだと思います。けれども、さすがのA子さんも普段の日常生活では、毎回こんなに多くの量を我慢しているわけではないのです。

　基本的に日常生活で、おしっこをあまり我慢する事は体によくありません。おしっこは元来血液中の不要な成分や体の中の不要な水分を体外に排出するために刻々と生成されている物です。
あんまり長い時間膀胱に溜めておくと、もし膀胱の中に雑菌が侵入した場合などは（その時の体調にもよりますが）雑菌が繁殖して膀胱炎になってしまったりします。特に女性は体の構造上、膀胱の中に雑菌が入りやすいので要注意です。

　しかし、だからといって毎日30分ごとにトイレに行っていたらどうでしょう？
普段からあんまりコマメにトイレに行く習慣がついてしまうと、今度は膀胱がどんどん退化していってしまいます。肉体的にも精神的にも、どんどん「瀕尿」になってしまいます。
みのもんたもTVで言っていたそうですが、水分をきちんと採ってオシッコをしっかり我慢するのは、とっても大事な事なのです。
皆さんも、たまには意識的におしっこを我慢して、その量を計ってみてはいかがでしょうか？そうする事によって、今まで知らなかった自分の体のことが、一つ解ってくるはずです。
例えば、そうやって自分の体の事を知る事によって、もしも本当におしっこを我慢しなければならないキビシイ状況になってしまった時に
「私の貯水タンクはまだ大丈夫なはずだ。だってあの時○○○mlも溜める事ができたんだもん」
と、我慢した時の状況や感覚を思い出して、必ずやピンチの時の『心のささえ』になるはずです。

　そうです、このピンチの時の『心のささえ』
これはとっても大事な事なのです。

★本日の一句★
おしっこも　たまには我慢　してみよう

ところで、もし我慢した量を計る時には、必ず水分を沢山採ってから行って下さいね。
「長時間」のおしっこ我慢は禁物です。
皆さんも我慢した量が計れたら、当研究室まで御報告を。