CC日記





2004.4.3(土)

今日は、博士が夜桜に誘ってくれました。わたしの家の近くに、桜がきれいな緑道がある事を、ひょんな事から博士が見つけてきました。

今の所に引越してから今年で5年目ですが、近所のその緑道はふだん駅に行く道とは方向が違うので、わたしも博士も桜の名所である事は今までまったく知りませんでした。8時前に待ち合わせて、早速二人で夜の散策に。
腕を組みながら静かな住宅街を5分ほど歩くと、緑道に見事な桜が見え始めました。時折冷たい風が吹くと、桜の花びらがわたし達の方に向かって、まるで吹雪きのように舞ってきてすごく幻想的です。思わず子供の頃の故郷の雪を思い出してしまいました。
誰もいない緑道のベンチに腰掛けて、しばらく降り注ぐ桜の花びらを楽しみました。
再び歩き出すと、緑道の上はもうずっと桜が満開です。閑静な住宅街を抜けている道なのですが、15分ほど歩くと、自宅の敷地から桜を綺麗にライトアップしている一件の家がありました。博士と立ち止まってしばらく桜を眺めていると、博士はどうやらそのライトアップしている家も気になり出したようで、家の方に向かって行きます。かなりの豪邸です。門の表札を見てびっくり。なんと青木功さんの御自宅でした。

一時間ほど夜桜を楽しんでから駅の方にもどり、お酒を飲むことにしました。

「赤○」という、日本酒通の人には有名なお店です。ここでしか飲めない日本酒がいろいろと置いてあって、日本酒のソムリエのような店員さんが、親切に銘柄を解説してくれます。料理もとっても美味しくて、お酒の香りを味わうために店内が禁煙になっているところも、博士のお気に入りのひとつです。

博士は高知の「玉の井、南」という吟醸酒がお気に入りです。自分はそれを頼んでおいて、わたしには「君は最初にエビスの生を飲みなさい」と言って、まずビールを飲ませました。ビールの後は、わたしは山形の「十四代」というお酒を頼みました。ここのお店は、日本酒をすっきりと飲んでもらうためにミネラルウォーター(写真左)を特別に取り寄せていて、それをチェイサーにして飲むと絶対に二日酔をしないんです。料理もいろいろと食べて「十四代」をコップに2杯、チェイサーのミネラルウォーターも500mlほど飲みました。
かなりトイレに行きたくなったので、お勘定をしてお店を出ました。実は博士から「お店でトイレに行ったらダメだよ」と言われていたのです。(博士はちゃっかりトイレに行ってました…)


あぁ、トイレトイレ……。
ここから家まで、歩いて10分ちょっとです……。

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